タンパク質凝集のメカニズムと
予測・阻害と安定化・長期保存の実現
~タンパク質医薬品製造の効率化や神経変性疾患治療などにむけて~
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【講師からのコメント】
タンパク質の凝集抑制は、バイオ医薬品の安定的生産、保管だけでなく、神経変性疾患の治療などにおいても重要なテーマとなっている。本講演では、これまでに開発されてきた保護剤から最新の高分子系保護剤までを網羅し、そのメカニズムや応用例について概説を行う。
得られる知識:
・タンパク質の凝集抑制高分子のメカニズムを学ぶことにより、分子設計指針が得られる。
・タンパク質保護剤の応用についての知識が得られる。
・機能性高分子の基礎的知見が得られる。
| 日時 | 【Live配信】 2026年2月25日(水) 13:00~16:30 |
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| 【アーカイブ受講】 2026年3月11日(水) まで受付(配信期間:3/11~3/25) |
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受講料(税込)
各種割引特典
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| 特典 | Live配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。聞き逃しや振り返り学習に活用ください。 (アーカイブ配信については、「オンライン配信」項目を参照) | |
| 配布資料 | PDFテキスト(印刷可・編集不可) ※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。 なお、アーカイブ配信受講の場合は、配信日になります。 | |
| オンライン配信 | ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください) アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください) | |
| 備考 | ※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。 | |
セミナー講師
北陸先端科学技術大学院大学 教授 松村 和明先生
【主なご経歴】
2003年京都大学大学院工学研究科博士後期課程修了
2003年4月~2003年7月 京都大学再生医科学研究所研修員
2003年8月~2003年9月 京都大学産学官連携研究員
2003年10月~2006年3月 科学技術振興機構プレベンチャー事業チームサブリーダー (事業成果により株式会社バイオベルデ起業2006年)
2004年9月 博士号取得(工学)(京都大学)
2006年4月~2007年3月 京都大学再生医科学研究所 特任助手
2007年4月~2011年3月 京都大学再生医科学研究所 特任助教
2011年4月~2020年9月 北陸先端科学技術大学院大学 マテリアルサイエンス研究科 准教授
2020年10月~ 北陸先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科 教授
2022年4月~ 北陸先端科学技術大学院大学物質化学フロンティア研究領域 領域長
2024年4月~ 北陸先端科学技術大学院大学超越バイオメディカルDX研究拠点長
現在に至る。
【主なご研究・ご業務】
高分子を用いた組織再生材料、細胞制御材料の開発。細胞凍結保護物質の開発。タンパク質保護高分子の研究、高分子ゲルを用いたバイオマテリアルの研究など。
【業界での関連活動】
日本バイオマテリアル学会 評議員
低温生物工学会 理事
セミナー講演内容
1.1 タンパク質の凝集による疾患
1.2 タンパク質凝集による生物医薬品製造における問題点
2.タンパク質凝集抑制剤
2.1 低分子凝集抑制剤
2.2 低分子凝集抑制剤の効果
2.3 高分子凝集抑制剤
3.タンパク質凝集の定量法
3.1 チオフラビンTアッセイ
3.2 円二色性
3.3 ANS アッセイ
4.高分子凝集抑制剤の効果
4.1 リゾチームの凝集抑制
4.2 インスリンの凝集抑制
4.3 乳酸脱水素酵素の凝集抑制
5.高分子凝集抑制剤のメカニズム
5.1 高分子の分子量・疎水性の影響
5.2 MDシミュレーションによるインスリンとの相互作用
5.3 分子シールディングメカニズム
6.最新の機能性凝集抑制剤
6.1 分離可能な凝集抑制剤とその応用
7.その他関連機能性高分子化合物の紹介
◇質疑応答◇
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