セミナー 印刷

医薬品の特性を踏まえた外観目視検査基準の設定と
検査結果の妥当性評価および検査員の育成・認定

~GMPを遵守した品質確保・不良品排除の体制構築~
~自動検査システム導入の実例とAIを活用した外観目視検査の考え方~

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ

【Live配信受講者 特典のご案内】

Live配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。

================================================

医薬品の外観検査員は、異物混入を原因とする医薬品の自主回収を防ぐ為に、
検査により不良品を排除することだけでなく、
検査結果から得られる情報を基に工程改善に繋げる必要性が求められる。


本講演では、固形製剤、注射剤の外観検査の実態を把握し、
医薬品の要求品質の明確化と目視検査の効率化の考え方、手順、
検査の妥当性評価について解説する。

また、外観不良・異物混入の背景となる様々な事象について、
実地監査で観察された具体的な発生源の紹介や検査基準のすり合わせ、限度見本の活用、立会検査のポイント、AIの活用についても解説する。


================================================
♢得られる知識♢
・医薬品の外観検査に求められること
・検査基準設定の考え方
・外観検査員の育成(認定)
・固形製剤の外観検査の特徴
・注射剤の外観検査の特徴
・容器/包装材料に由来する異物の管理
・外観検査結果に基づく品質改善
・製造環境調査に基づく異物対策
・外観検査の妥当性検証
・製造委託先の異物管理

 
日時 【Live配信】 2025年8月25日(月)  10:30~16:30
【アーカイブ受講】 2025年9月8日(月)  まで受付(配信期間:9/8~9/22)
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
【2名同時申込みで1名分無料キャンペーン(1名あたり定価半額の27,500円)
 

※【テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
  1名申込みの場合:受講料( 定価:44,000円/E-mail案内登録価格 42,020円 )

  定価:本体40,000円+税4,000円
  E-mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円

※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
【研修パック(3名以上受講):一人あたりの受講料 19,800円】
 本体18,000円+税1,800円(一人あたり)
※受講者全員のE-Mail案内登録が必須です。
※お申込みフォームで【研修パック】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
当社Webサイトからの直接申込み限定です。

 
特典Live配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。聞き逃しや振り返り学習に活用ください。
(アーカイブ配信については、「オンライン配信」項目を参照)
配布資料Live配信受講:製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。

アーカイブ配信受講:製本テキスト(開催日を目安に発送)
 
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。

セミナー講師

C&J  代表
新井 一彦 氏 
【講師紹介】

[主な研究・業務]
・GQP/GMPにおける品質保証業務全般
・国内・海外製造所のGMP監査、PMDAによるGMP適合性調査同行及び対応

セミナー趣旨

異物混入を原因とする医薬品の自主回収は、各社の様々な取り組みにも係わらずなくなることはない。
本講演では、固形製剤、注射剤の外観検査の実態を把握し、製品品質の向上のために、医薬品の要求品質の明確化と目視検査の効率化の考え方、手順、および検査の妥当性評価について解説する。外観検査業務は、地道な継続的な作業となるが、検査により不良品を排除することだけでなく、検査結果から得られる情報を基に工程改善に繋げることを目指すべきである。
また、外観不良・異物混入の背景となる様々な事象(製造委託先管理等)について、実地監査で観察された具体的な発生源の紹介や検査基準のすり合わせ、限度見本の活用、立会検査のポイント、AIの活用についても解説する。

セミナー講演内容

1.医薬品の特性
  1.1 医薬品の社会的使命
  1.2 医薬品の製造に関わる全ての人が目指すべきこと
 
2.医薬品に求められる品質
  2.1 外観不良は、どこで発見されるのか?
  2.2 医薬品の回収情報
  2.3 医薬品等の回収について
  2.4 異物が原因の回収事例
 
3.目視検査員の教育訓練
  3.1 教育訓練
  3.2 目視検査実施手順書のポイント
  3.3 計画的実施
  3.4 教育訓練の工夫
  3.5 教育の有効性の評価
  3.6 認定制度
 
4.GMP遵守による医薬品の品質確保
  4.1 GMPとは
  4.2 GMPソフトとハード
  4.3 GMPの三原則
 
5.医薬品の外観検査に求められること
  5.1 製品の品質保証
  5.2 医薬品の多様性
  5.3 要求品質の明確化
  5.4 検査基準の設定
  5.5 不良見本等に関するPMDAの指摘事項
 
6.外観検査の流れ
  6.1 GMP事例集2022より
  6.2 検査に先立って考えておくべきこと
  6.3 外観検査が必要な項目
  6.4 5つの「みる」の改善サイクル
  6.5 休憩と目休め
 
7.固形製剤の外観検査
  7.1 内服固形製剤製造工程
  7.2 想定される不具合(固形製剤)
  7.3 外観目視検査機
  7.4 検査手順書作成のポイント
  7.5 一次包装の外観検査
 
8.注射剤の外観検査
  8.1 注射剤製造工程
  8.2 想定される不具合(注射剤)
  8.3 流通過程、医療機関で発生する不具合
  8.4 一次包装品(注射剤)の外観検査(ラベル検査)
 
9.自動検査システム
  9.1 検査員の個人差と経験差
  9.2 自動検査機の特性
  9.3 固形製剤用自動検査機の例
  9.4 注射剤用自動検査機の例
 
10. AIを活用した外観検査
  10.1 AIを活用した医薬品の外観検査の考え方
  10.1.1 錠剤外観検査システム
  10.1.2 包装検査への応用
  10.1.3 リアルタイム異常検知システム
  10.2 AIを活用した医薬品の外観検査機の例
 
11.検査の妥当性検証
  11.1 JIS Z9015-1抜き取り検査方式
  11.2 AQLの考え方
  11.3 製造委託品の異物管理(国内外)
 
12.外観検査結果の評価・解析
  12.1 外観不良のトレンド分析
  12.2 異物ライブラリー作成の考え方
  12.3 改善の手順
  12.4 生体由来異物対策(体毛、毛髪等)
  12.5 防虫対策
 
13.異物発生源となる箇所
 13.1 事例写真紹介
 
<これまでのセミナーで質問の多かった事項に対するQ&A集>

◆ 質疑応答 ◆