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電気自動車(EV)向けワイヤレス給電の現状と可能性
【LIVE配信】

~基礎理論から設計技術・ノイズ対策・最新動向までを網羅~

受講可能な形式:【Live配信】のみ
一般的なワイヤレス給電からEVに特化した高性能・低コスト化技術まで、基礎と最新の研究開発動向を交えて、体系的に紹介!
特に、ワイヤレス給電に特化した電力変換回路(パワーエレクトロニクス)技術、コイル・共振回路等のシステム設計までを取り扱うことが特徴です!
日時 2025年10月14日(火)  13:00~17:00
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,200円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,000円+税4,200円
※サイエンス&テクノロジーが設定しているアカデミー価格対象外のセミナーです。
※サイエンス&テクノロジーが設定しているキャンセル規定対象外のセミナーです。
※ E-mail案内登録価格申込者には主催者のR&D支援センターからも無料でセミナー等の案内をお送り致します。
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2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円) 
主催(株)R&D支援センター
配布資料・セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
オンライン配信・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードして下さい。
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3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。
  当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加下さい。
得られる知識・ワイヤレス電力伝送の基礎知識
・ワイヤレス電力伝送用パワエレの基礎知識
・放射電磁ノイズの抑制
・ワイヤレス電力伝送の研究開発動向
・ワイヤレス電力伝送システムの設計・作り方
対象・ワイヤレス電力伝送の概要について一日でインプットしたい方
・ワイヤレス電力伝送に興味がある技術者の方
・ワイヤレス電力伝送を活用しようとする技術者の方
・ワイヤレス電力伝送に関係する設計・開発に携わる技術者の方
・モビリティ、情報機器、家電、医療機器ほか関連企業の技術者の方

[必要な予備知識]
(必須)電気回路に関する基礎知識
(あると良い)パワーエレクトロニクスの基礎知識

セミナー講師

東京都立大学 システムデザイン学部 電気電子工学科 助教 博士(工学)太田 涼介 氏

【専門】
 パワーエレクトロニクス,ワイヤレス電力伝送
【経歴等】
 2014年3月 東京理科大学 理工学部電気電子情報工学科 卒業
 2016年3月 東京理科大学大学院 理工学研究科電気工学専攻 修士課程 修了
 2016年4月~2018年3月 (株)KADOKAWA(エンタテイメントノベル局)
 2018年4月~2019年3月 日本学術振興会特別研究員(DC2)
 2019年3月 東京理科大学大学院 理工学研究科電気工学専攻 博士後期課程修了
 2019年4月~2020年3月 日本学術振興会特別研究員(PD)
 2019年5月~2020年2月 The University of Auckland 客員研究員
 2020年4月~2023年3月 東京理科大学 理工学部電気電子情報工学科 助教
 2023年4月~現在 東京都立大学 システムデザイン部電子情報システム工学科(現在は電気電子工学科)助教

 その他:大手電源企業でのワイヤレス電力伝送に関する講義経験 他

セミナー趣旨

 現在、ワイヤレス給電(電力伝送)は、乗り物、工場、医療、スマートフォン、IoTデバイス等、日常の様々なアプリケーションに応用され始めています。しかし、比較的新しい技術であるが故、産業界への技術普及が十分であるとは言えない状況です。
 本セミナーでは、一般的なワイヤレス給電からEVに特化した高性能・低コスト化技術までを、基礎と最新の研究開発動向を交えて、体系的に紹介致します。特に、ワイヤレス給電に特化した電力変換回路(パワーエレクトロニクス)技術、コイル・共振回路等のシステム設計までを取り扱うことが特徴です。また、知識を整理するという観点で、初学者の方だけでなく、すでに研究開発に携わっている方にも価値のある内容を提供致します。
 質疑応答等ディスカッションの機会も設けておりますので、奮ってご参加ください。

セミナー講演内容

1. はじめに
   1-1 身近なワイヤレス電力伝送技術
      (EXPO 2025 大阪・関西走行中給電バス万博レポートあり)
   1-2 利便性だけではない!ワイヤレス電力伝送技術の可能性
   1-3 ワイヤレス電力伝送の伝送方式と応用例
      (1)磁界結合方式
      (2)電界結合方式
      (3)マイクロ波方式
      (4)その他の方式(レーザ,超音波)
   1-4 規格・標準化動向
   1-5 ワイヤレス電力伝送の技術課題と本講演について

2. 磁界結合型ワイヤレス電力伝送のコイルと共振回路
   2-1 電磁誘導と磁界共鳴
   2-2 共振回路方式の特徴とそれに適するアプリケーション
      (1) 基本4方式 S/S,S/P,P/S,P/P
      (2) 大電力,走行中給電に向く方式
        LCL/LCL,LCCL/LCCL(Double-sided LCC),LCC-S
   2-3 S/S方式の特性詳細及び設計時のポイント
   2-4 Double-sided LCC方式の特性詳細及び設計時のポイント
   2-5 共振回路の最大効率条件
   2-6 伝送コイルトポロジーとその特徴
      (1) Circularコイル
      (2) Double-Dコイル
      (3) ソレノイドコイル
      (4) マルチコイル(DDQコイル,Bipolarコイルなど)

3. 実際のワイヤレス電力伝送システム
   3-1 ワイヤレス電力伝送システムのシステム構成
   3-2 電力制御の方法
   3-3 高効率化のポイント
   3-4 システム各部の作り方・選び方
      (1) コイルの作り方
        (リッツ線や磁性コアの選び方など)
      (2) 共振回路の作り方
        (共振キャパシタ,インダクタの選び方など)
      (3) コンバータの作り方
      (4) パワエレ回路制御用コントローラの構築方法

4. 最先端のワイヤレス電力伝送技術
   4-1 急速充電や走行中給電の課題
   4-2 システムの小型・軽量化に寄与する高効率化技術
   4-3 放射電磁ノイズを抑えるソフトスイッチング技術
   4-4 システムの低コスト化技術


【質疑応答】