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自動車部品サプライヤの「自ら仕掛ける体質」への転換

~岐路に立つ自動車産業の新時代を勝ち抜くために、部品企業に求められる取り組み~

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】
産業構造が変化し、自動車メーカーも答えを模索する中、部品企業はどのような対応・進化が求められるのか―
<市場を読み、自ら組み立てる提案型サプライヤへの挑戦>を後押しするセミナーです。

以下の内容を骨子に解説します。
✔ 自動車産業のトレンドと部品サプライヤへの影響
✔ 日系部品サプライヤの根深い共通課題
✔ 自ら仕掛ける体質への転換
✔ プロジェクト事例紹介
✔ 組織づくりへの展開
日時 2025年10月30日(木)  13:00~14:30
受講料(税込)
各種割引特典
22,000円 ( E-Mail案内登録価格 20,900円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体20,000円+税2,000円
E-Mail案内登録価格:本体19,000円+税1,900円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で22,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の11,000円)

配布資料PDFデータ(印刷可)
弊社HPマイページよりダウンロードいただきます(開催2日前を目安にDL可となります)。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)

・セミナー視聴はマイページから
 お申し込み後、マイページの「セミナー資料ダウンロード/映像視聴ページ」に
 お申込み済みのセミナー一覧が表示されますので、該当セミナーをクリックしてください。
 開催日の【営業日2日前】より視聴用リンクが表示されます。
得られる知識能動的に仕掛けていくための考え方として以下を学んで頂けます。
- SDVなどのトレンドが自動車部品サプライヤに与える影響
- 戦略論(独自の立ち位置を導出する戦略づくり)
- 組織論(各レイヤーで意思決定ができる組織づくり)
- 事業創出論(既存事業から染み出る新たな事業創出)
- 上記の事例・実践
対象能動的に仕掛けていきたいが、受け身の体質から脱却できないという組織課題をお持ちの企業の方。また、能動的に仕掛けるマインドはあるものの、その方法論を見い出せていない企業の方。

セミナー講師

(株)Threelines Consulting 代表取締役社長 河村 原野 氏

[経歴]
・デンソーで10年間に渡り、事業企画・経営管理・経理 /原価計算等に従事することで、部品メーカーの戦略立案から管理会計
 財務会計までを一気通貫で経験
・経営共創基盤へ参画し、再生フェーズになる一歩手前の製造業の事業転換コンサルティングに従事
・デロイトトーマツ名古屋の戦略チームに参画し、戦略立案・管理会計の仕組構築コンサルティングに従事
・三菱UFJリサーチ&コンサルティングに参画し、チーフコンサルタントとして自動車関連企業へのコンサルティングを立ち上げ
 「来たものを打ち返す」体質から、「自ら組み立てて仕掛ける」体質へ転換するためのご支援に従事
◆2024年11月に(株)Threelines Consultingを設立し、代表取締役社長に就任

[対外発表]
講演会、執筆、TV出演などにも多数従事
・執筆レポート「BEV時代の自動車部品メーカーの販路開拓」(2023年11月)
・執筆レポート「自動車部品メーカーの経営改革~「自ら仕掛ける体質」へ転換するための四つの切り口~」(2024年11月)

セミナー趣旨

 日本の自動車産業は今、岐路を迎えています。市場が地域毎に特色を持ち始め、中国では顧客体験ニーズによるEV普及で日系OEMおよび部品メーカーは大きく苦戦しています。また、SDVの普及が想定される中、電気/電子プラットフォームが変化し、それに合わせて部品の在り方も変化していきます。
 こうした状況の中で、自動車メーカーや大手部品メーカーにおいても将来の方向性に答えを持てず模索しています。顧客が答えを持っていない環境で、部品サプライヤーはいかにして新しい時代に対応していくべきなのでしょうか。
 弊社では、与えられた課題に120%で答える日系自動車産業の従来の強みである「来たものを打ち返す体質」に、積み重ねる形で、市場を観察し独自の切り口をもって提案していく「自ら組み立てて仕掛ける体質」への進化が必要であると考えています。
 本講ではいかにして「自ら組み立てて仕掛ける体質」へ転換していくのか?について解説いたします。

セミナー講演内容

1.自動車産業のトレンドと部品サプライヤへの影響
 ・中国のEV市場を牽引するのは顧客体験ニーズ
 ・サプライヤにとっては役割分担変化のインパクトが大きい
 ・電動化よりもSDV化の波が先に押し寄せる
 ・日本市場で中国部品メーカーとの競争が待ち受ける

2.日系部品サプライヤの根深い共通課題
 ・OEMも答えを持っていない時代
 ・日系OEMのサプライヤに対するスタンス
 ・ビジネスモデルの賞味期限切れ
 ・オーナー企業(Tier2、Tier3)の脆さ
 ・来たものを打ち返す体質

3.自ら仕掛ける体質への転換
 ・独自の立ち位置を導出する戦略づくり
 ・各レイヤーで意思決定ができる組織づくり
 ・既存事業から染み出る新たな事業づくり

4.プロジェクト事例紹介(仮)
 ・役割分担変化に対応するための事業構造転換
 ・先代が育てた役員の壁を新社長が乗り越える脱一社主義への進化
 ・精密加工技術を活かした新規販路開拓

5.組織づくりへの展開
 ・どうしたら組織が変わるのか?
 ・自ら市場を見に行くとはどのようなことなのか?
 ・やりっぱなしにしないためには?

□ 質疑応答 □