セミナー 印刷

小型アンテナの必須基礎知識と設計・開発のポイント
【東京開催】

受講可能な形式:【会場受講】のみ
日時 2025年6月23日(月)  10:30~16:30
会場 東京・江東区東陽 江東区産業会館  第2会議室
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 49,500円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体45,000円+税4,500円
※サイエンス&テクノロジーが設定しているアカデミー価格対象外のセミナーです。
※サイエンス&テクノロジーが設定しているキャンセル規定対象外のセミナーです。
※ E-mail案内登録価格申込者には主催者のR&D支援センターからも無料でセミナー等の案内をお送り致します。
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円) 
主催(株)R&D支援センター
備考資料付
得られる知識・高周波回路のまわりにできる電磁界がイメージできるようになる
・アンテナのまわりにできる電磁界がイメージできるようになる
・アンテナ設計の勘どころがわかるようになる
・望ましいワイヤレスシステムの構築条件がわかるようになる
対象・アンテナの設計・開発に携わる方
・これからアンテナの設計を勉強されたい方

セミナー講師

小暮技術士事務所 所長 小暮 裕明 氏
※技術士、工学博士、特種情報処理技術者、電気通信主任技術者(第1種伝送交換)

<専門>
 電磁界シミュレータ技術指導、小型アンテナ設計支援、講演など
<略歴など>
 1977年 東京理科大学卒業後,エンジニアリング会社で電力プラントの設計・開発に従事
 1988年 技術士国家試験「技術士第二次試験」合格・登録(#20692 情報工学部門)
 1992年 技術士として独立開業 SE教育,電磁界シミュレータ技術指導を開始
 1998年 東京理科大学大学院博士課程(社会人特別選抜)修了,工学博士
 2004~17年 東京理科大学講師(非常勤)プログラミング言語,コンピュータネットワーク他を担当
 現在、技術士として技術コンサルティング業務,セミナー講師等に従事
<講師のHP>
http://www.kcejp.com

セミナー趣旨

 ワイヤレス通信の要(かなめ)はいうまでもなくアンテナですが、半波長のダイポール・アンテナは、そのままでは機器に内蔵できない寸法なので、小型化が必須です.また携帯電話、無線LAN、RFIDタグ、IoT機器などのアンテナは実装条件がさまざまで、画一的な設計方法というものは存在していません.
 本セミナーでは、講師が多くの企業で実施している、電磁界シミュレータを用いた小型アンテナ設計のさまざまな事例を学び、その基本技術と設計のポイントを解説いたします.また、無償版の電磁界シミュレータ Sonnet Lite を用いた講師デモにより、アンテナを設計できるようになるまでのアプローチを効率的に学びます。

セミナー講演内容

1.小型アンテナの分類
 1-1.電界検出型アンテナ・磁界検出型アンテナ
 1-2.定在波型アンテナ・進行波型アンテナ
 1-3.超広帯域アンテナ

2.電磁界シミュレータによる設計手法
 2-1.周波数領域の手法
 2-2.時間領域の手法
 2-3.電磁界シミュレータで得られるアンテナ特性

3.2.4GHz(無線LAN,Bluetooth)アンテナの設計
 3-1. 逆Lアンテナの設計
 3-2. 入力インピーダンスを得る
 3-3. マッチング回路の設計

4.携帯電話用アンテナの設計
 4-1. 逆Fアンテナの設計
 4-2. メアンダアンテナの設計
 4-3. マッチング回路の設計

5.UHF帯用小型アンテナの設計
 5-1. ICカードサイズのBow-Tieアンテナ
 5-2. 小型化の工夫
 5-3. パラメータ・スウィープの利用法
 5-4. ベント・ダイポールアンテナによるマッチング法
 5-5. 近傍の動作環境の影響
 5-6. 広帯域化の手法

6.13.56MHz用RFIDタグの設計
 6-1. コイルのLを知る
 6-2. ネットリストプロジェクトの使い方
 6-3. リーダとタグの電磁的結合評価法

7.実装上の問題点
 7-1. 筐体(ケース)の影響とその対策
 7-2. 周囲金属の影響とその対策
 7-3. 同軸ケーブルからの不要輻射とその対策

8.小型アンテナの測定
 8-1. フィールドでの電界強度測定
 8-2. フィールドでのアンテナ特性測定
 8-3. 放射効率の測定

<質疑応答>