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ミリ波の基礎知識と
ミリ波材料の特性・選定、各種評価方法

~次世代のミリ波材料、ミリ波システム、回路設計・開発の為の必須知識~

受講可能な形式:【ライブ配信】のみ
ミリ波の基礎特性および回路設計に必要な前提知識を整理
第6世代移動通信(Beyond 5G/6G)や完全自動運転車の
 更なる開発、実用化に向けて脚光を浴びるミリ波を基礎から解説
ミリ波や回路設計のの基礎知識、求められるミリ波材料と高精度な評価技術
近年注目が高まる100GHz以上の帯域における評価技術の開発動向にもふれます
日時 【ライブ配信】 2025年6月30日(月)  10:30~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
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テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
 1名申込み: 受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円 )
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  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
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配布資料製本資料(開催日の4、5日前に発送予定))
※ライブ配信受講で開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、
 到着が間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。

 
オンライン配信ライブ配信(Zoom) ►受講方法・接続確認申込み前に必ずご確認ください
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・ミリ波に関する基礎知識
・ミリ波材料(誘電体・導体)の特性と選定ポイント
・各種評価法(共振器法、伝送路法など)の使い分け
・ミリ波回路への応用実例
対象・企業、研究機関の技術者・研究者
・企業、研究機関の回路設計担当者
・企業、研究機関の材料開発担当者
キーワード:共振器法,低損失材料,ミリ波回路,ミリ波伝送線路,次世代ミリ波技術

セミナー講師

宇都宮大学 工学部 基盤工学科 情報電子オプティクスコース
/ 地域創生科学研究科 工農総合科学専攻 情報電気電子システム工学プログラム
准教授 博士(学術) 清水 隆志 氏
【講師紹介】

セミナー趣旨

 2030年頃の実用化が見込まれる第6世代移動通信(Beyond 5G/6G)や完全自動運転車の開発においては、30GHzを超えるミリ波帯の活用が不可欠となりつつあります。特に、回路材料として用いられる導体・誘電体の損失特性は、システム性能や熱設計に直結する要な要素です。
 本セミナーでは、ミリ波の基礎特性および回路設計に必要な前提知識を整理したうえで、共振器法などを用いたミリ波材料の評価手法をわかりやすく解説します。さらに、近年注目が高まる100GHz以上の帯域における評価技術の開発動向にも触れながら、材料特性と設計をつなぐ視点から、ミリ波システム開発に求められる知識の体系化を目指します。

セミナー講演内容

1.ミリ波とは
 なぜミリ波が注目?
 ミリ波の定義と特徴

2.ミリ波材料の応用先
 2-1. 次世代ミリ波システム
  ○これまでのミリ波システム
  ○次世代移動体通信
  ○次世代自動車
 2-2. ミリ波受動回路
  ○ミリ波伝送路の分類
  ○ミリ波線路の設計方法
   ・ミリ波立体線路の設計方法
     導波管の設計方法と計算例
     NRD線路の設計方法と計算例
   ・ミリ波平面線路の設計方法
     MSL線路の設計方法と計算例
     CPW線路の設計方法と計算例
     裏面導体付CPW線路の設計方法と計算例
  ○ミリ波回路への応用例
   ・ミリ波回路評価の基礎
   ・ミリ波フィルタ
     30GHz帯帯域通過フィルタの実現例
     55GHz帯帯域通過フィルタの実現例
   ・ミリ波誘電体レンズアンテナ
     60GHz帯低サイドローブ誘電体レンズアンテナの実現例
   ・ミリ波集積回路の実装技術
     ミリ波集積回路実装時に封止樹脂が与える影響の計算例

3.望まれるミリ波材料
 導体・誘電体材料の応用先
 ミリ波誘電体材料

4.材料評価技術
 材料評価技術の分類
  ○測定法の種類・対応範囲
  ○基本的な測定原理
   ・集中定数法
   ・伝送路法
   ・共振器法
 高損失材料の評価技術
 低損失材料の評価技術
  ○基板材料の評価技術
  ○フィルム材料の評価技術
  ○円柱材料の評価技術
  ○100GHz帯以上の評価技術の動向
 導体材料の評価技術
  ○表面側導電率の評価技術
  ○界面側導電率の評価技術

5.まとめ