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水性塗料の配合設計術
よく発生するトラブルとその解決策

水溶媒だから起きる問題を、どのように解決していくか
塗料の厳しい環境規制に対応するための配合設計とは
ぬれ・顔料分散・乾燥工程におけるトラブルシューティング

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※1名様で開催月の2ヵ月前の月末までにお申込みの場合、33,000円(税込み)で受講できます。
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ

従来の溶剤系の代替のみならず、更なる高機能化をかなえるべく
水性塗料(水系塗料)関連の研究開発が急ピッチで進められています
そのなかで「水」に起因する様々な問題に、頭を抱えている方々におすすめのセミナーです

顔料凝集(顔料分散)、外観不良、塗装作業性、増粘剤などの添加剤が引き金となるトラブルなど
水性塗料ならではの設計課題とその対処法が学べます
日時 【Live配信】 2024年8月29日(木)  10:30~16:30
【アーカイブ配信】 2024年9月16日(月)  まで受付(視聴期間 9/16~9/27)
会場 【Live配信】 オンライン配信セミナー  
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受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
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2名で55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須​/1名あり定価半額27,500円)
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 1名申込みの場合:受講料 33,000円 (E-mail案内登録価格 33,000円 )
定価/E-mail案内登録価格ともに:本体30,000円+税3,000円
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※本ページからのお申込みに限り適用いたします。他の割引は併用できません。

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 1名申込みの場合:受講料 41,800円(E-mail案内登録価格 39,820円 )
  定価:本体38,000円+税3,800円
  E-mail案内登録価格:本体36,200円+税3,620円
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配布資料製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、
 セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
オンライン配信申込み前に必ずご確認ください
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備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・水性塗料の配合
・設計の考え方
・水性塗料用樹脂と進歩
・添加剤の選択
・レオロジーと制御手段
・顔料分散の考え方
・成膜課程での凝集状態評価
・分散不良のメカニズムと対策
対象・これから水性塗料の設計をしたい方
・水性塗料を使用している方
※特に予備知識は必要ありません

セミナー講師

郷司技術士事務所  代表 郷司 春憲 氏
【専門】界面化学分野
【経歴】1978年 日本ペイント(株)に入社
         顔料分散などの界面化学に関する研究開発 生産技術開発に従事
         開発プロジェクトマネージャー 生産技術研究部長などを歴任
    2008年~2013年 (社)色材協会理事
    2014年 日本ペイント(株)退職
    2014年 郷司技術士事務所開設、技術コンサルタントとして活動中 多数の企業に技術指導の実績を有する

セミナー趣旨

 水を溶媒とする水性塗料では樹脂など構成材料が不均一系であることに加え、水の特性に起因する様々な課題がある。これらの課題解決のため水性バインダー樹脂の設計や添加剤の選択が行われている。水性塗料の概要と製造方法を説明して、さらに水性塗料特有の設計課題と対処方法について、顔料分散および塗装作業性の面から解説する。

 水性塗料の乾燥過程では液体から固体への状態変化や架橋反応に加えて、水性から油性への相変化が起こる。さらにバインダーがエマルションなどの不均一系であり塗膜形成過程は非常に複雑で、この過程で顔料凝集が起こったりしてトラブルを生じやすい。
乾燥過程での顔料の凝集状態評価や外観不良、さらに増粘剤などの添加剤と顔料の相互作用などのトラブルと解決策の事例を紹介する。

セミナー講演内容

1.水性塗料の設計技術
 1.1 水性塗料の構成
 1.2 水性塗料の製法
 1.3 水性樹脂の基本知識と開発動向
 1.4 水性での硬化技術
 1.5 水の特性と水性塗料設計の課題
 
2.水性での顔料分散
 2.1 水性での顔料分散の考え方と課題
 2.2 顔料分散剤の構造と利用技術
 2.3 顔料分散剤の選択方法
 2.4 水性での分散事例
 
3.塗装作業性の確保
 3.1 塗装作業性とは何か
 3.2 レオロジーコントロールの必要性
 3.3 レオロジーコントロールの手段
 3.4 ワキ、タレ、ハジキの制御
 3.5 密着性の向上
 
4.顔料分散不良による外観低下の原因と対処方法
 4.1 成膜乾燥過程での分散状態変化
 4.2 塗料中での材料間の相互作用と凝集
 4.3 塗料・塗膜中でのナノ粒子の安定性維持

  □ 質疑応答 □