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プラスチック廃棄物が抱える問題と
高分子複合材料メカニカルリサイクル技術

物性の観点から高分子複合材料のメカニカルリサイクルを検討・考察する

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※1名様で開催月の2ヵ月前の月末までにお申込みの場合、29,700円(税込み)で受講できます。
受講可能な形式:【Live配信】のみ
 本セミナーでは、プラスチック廃棄物が抱える諸問題を整理し、その解決方法として、高分子複合材料に焦点をあてて、メカニカルリサイクル技術の現状と今後について解説する。
日時 2024年7月23日(火)  13:00~16:00
会場 オンライン配信セミナー  
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受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
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5月31日までの1名申込み : 受講料 29,700円(E-mail案内登録価格 29,700円)
 定価/E-mail案内登録価格ともに:本体27,000円+税2,700円
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テレワーク応援キャンペーン(1名受講) オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価:37,400円/E-Mail案内登録価格:35,640円 )

6月1日からの1名申込み: 受講料 37,400円(E-Mail案内登録価格 35,640円)
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2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
配布資料・PDFテキスト(印刷不可・編集不可)
 ※PDFデータは、マイページよりダウンロードして頂くか、E-Mailで送付いたします。
  (開催前日~前々日からを目安にダウンロード可、または送付)
オンライン配信ZoomによるLive配信受講方法・接続確認 (申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義の録画・録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・プラスチック廃棄物の現状と近未来に待ち構えている問題
・マテリアルリサイクルの基本的な考え方と技術
・今後のプラスチック系複合材料に要求される特性
対象・リサイクル全般にかかわる事業を行っている企業関係者
・プラスチック系複合材料の開発に携わっている企業研究者・技術者

セミナー講師

山形大学 大学院 有機材料システム研究科・准教授 高山 哲生 氏
【専門】
 高分子複合材料やポリマーブレンドの強度、弾性率や耐衝撃性などの力学特性に関するモデル化を行い、構築したモデルを用いて力学特性の最適化設計を行っている。

セミナー趣旨

マイクロプラスチックが海洋へ流れ込み生態系を脅かそうとしている現状では、プラスチックの立ち位置は「軽い・錆びない・安い」便利な材料からその特徴のために「環境を汚染する」問題を抱えた材料へ移りつつあります。ただし、情勢が変わろうともプラスチックが便利なことに変わりはなく、今後は生活の質を損なうことなく、環境に寄り添った方針で向き合っていく必要があります。

 本セミナーでは、プラスチック廃棄物の現状を知り、今後待ち受けている課題を講師の視点から挙げます。挙げた課題に関して、プラスチック物性の観点から考察し、講師らが実際に検討している成果を踏まえながらその解決方策を解説します。

セミナー講演内容

1.プラスチック廃棄物の現状を知る
 1.1 プラスチック廃棄物とは
 1.2 日本はリサイクル率が高い?!
 1.3 容器包装材のリサイクル
 1.4 自動車部品のリサイクル
 1.5 今後待ち受けている課題と要求される材料物性
 
2.プラスチック系複合材料の改質技術
 2.1 ポリマーブレンド
  2.1.1 エラストマー分散による強靭化
  2.1.2 硬質ポリマー分散による延性化
  2.1.3 反応相容化
 2.2 無機繊維強化
  2.2.1 複合則
  2.2.2 強度発現機構
  2.2.3 衝撃吸収特性
 
3.メカニカルリサイクルに関する検討
 3.1 メカニカルリサイクルの困難さ
  3.1.1 製品であったこと
  3.1.2 組成が簡単にわからない
  3.1.3 安く作れないと使ってもらえない
  3.1.4 より良くないと魅力半減
 3.2 検討しているリサイクル方策
  3.2.1 従来のメカニカルリサイクル手法
  3.2.2 アップグレードリサイクル
   3.2.2.1 ドライブレンディング
   3.2.2.2 2次処理
  3.2.3 有機繊維強化
   3.2.3.1 無機繊維との相違点
 
4.終わりに
 
□ 質疑応答 □