eBookebook番号:EB053a(環境配慮型プラスチック)
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【製本版 + ebook版】
環境配慮型プラスチック
~普及に向けた材料開発と応用技術~
~生分解・海洋生分解・バイオマスプラスチック、リサイクル技術の開発動向~
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配信開始日 | 2022年3月30日 |
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フォーマット | 製本版+ebook版 ※ebook版は、PDF(WEBブラウザ上または専用アプリケーション(bookend)より閲覧可能です) ※ebookは印刷・データコピー不可です。 |
体裁 | B5判 並製本 197頁(製本版)/PDF(ebook版) |
価格(税込)
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閲覧期間 | 無期限 |
オフライン閲覧 | 可能 |
対応OS・デバイス | Win・Macの両OS、スマートフォン・読書端末(iPhone,iPadなど) |
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ISBNコード | 978-4-86428-280-2 |
Cコード | C3058 |
著者
大峠 慎二 | トクラス(株) | 三宅 仁 | アイ-コンポロジー(株) |
|
Pun Meng Yan | テクスケムポリマー | 野口 広貴 | (地独)京都市産業技術研究所 |
|
Chan Kah Fai | テクスケムポリマー | 樋口 暁浩 | (株)ダイセル |
|
Tye Ying Ying | テクスケムポリマー | 荒木 寿一 | (株)ソディック |
|
近藤 史子 | テクスケムポリマー | 畠山 治昌 | (株)平和化学工業所 |
|
山崎 周一 | (株)ネクアス | 野田 修嗣 | 環境エネルギー(株) |
|
中嶋 元 | BioLogiQ Japan LLC | 佐々木 大輔 | (株)三栄興業 |
|
三浦 重信 | BioLogiQ Japan LLC | 附木 貴行 | 金沢工業大学 |
|
金高 武志 | トタルコービオンPLA b.v. | 釘本 大資 | 東ソー(株) |
|
森 良平 | GS アライアンス(株) | 寺本 好邦 | 京都大学 |
|
宇山 浩 | 大阪大学 |
|||
徐 于懿 | 大阪大学 |
目次
第1章 バイオマス由来素材を複合化したプラスチック材料の開発動向
第1節 ウッドプラスチックコンポジット材料の開発動向
はじめに
1. WPCの概要
1.1 WPCの歴史
1.2 WPCの一般的な特性
1.3 WPCの原材料
1.4 WPCの製造方法
2. 流動性向上に寄与する木粉処理方法
2.1 水熱処理
2.1.1 水熱処理木粉の作製方法
2.1.2 水熱処理による木質成分の変化
2.1.3 水熱処理による流動性向上効果
2.2 圧縮処理
2.2.1 圧縮処理木粉の作製方法
2.2.2 圧縮処理による粒径及び嵩比重の変化
2.2.3 圧縮処理による流動性向上効果
2.3 機械特性評価
おわりに
第2節 農業廃棄物を活用したバイオベース素材の開発
はじめに
1. TEXa®の信頼性
2. TEXa®の機械的性能
3. TEXa®の物理的特性
4. TEXa®の加工特性と挙動
5. TEXa®サーキュラー・エコノミー
おわりに
第3節 卵殻を高充填したバイオマス複合材料の開発
はじめに
1. プラスチックに関する課題とNEQASの役割
2. NEQAS製造の中核技術「SUNTEC-BIO」
3. NEQAS BIOの特徴
3.1 なぜ卵殻なのか?
3.2 卵殻特有の臭いの克服
3.3 用途展開・採用状況
3.4 NEQAS BIOの機能性
4. NEQAS BIOの目指す世界
第4節 熱可塑性デンプンの可能性と他樹脂とのポリマーブレンド材料の開発と応用展開
はじめに
1. 概論
1.1 バイオプラスチックと熱可塑性デンプン(TPS)の背景
1.2 TPS系プラスチックの種類
2. BioLogiQ社のNuPlastiQ®(NPQ)の概要
2.1 NPQの微分散性
2.2 NuPlastiQ®によるポリオレフィンへの生分解性の付与
3. NPQの実用化例
3.1 PE(LDPE,HDPE,LLDPE)とのコンパウンド
3.2 PP(ホモ,ブロック,ランダム各種)とのコンパウンド
3.3 PS(GSPS,HIPSなど)とのコンパウンド
3.4 ポリエステル系バイオプラスチック(生分解性プラスチック)とのコンパウンド
まとめ
第2章 生分解・バイオマスプラスチック材料の開発動向と応用技術
第1節 ポリ乳酸(PLA)の開発・応用動向と各種物性向上のための要素技術
はじめに
1. ポリ乳酸の概略
2. 現在の市場
3. 光学純度と物性
4. 圧電高分子
5. ステレオコンプレックスポリ乳酸
6. 抗菌性
7. 耐衝撃性
8. 加工適正
9. 結晶化
10. バイオマスプラスチックとしてのポリ乳酸
11. バイオマスプラスチックを使用する意義
12. 生分解性プラスチックとしてのポリ乳酸
13. 生分解性樹脂を使用する意義
14. 最近の使用例
おわりに
第2節 石油系材料を使用しないセルロースナノファイバー複合100%天然バイオマス系
生分解性樹脂プラスチックや,その他の天然バイオマス由来化学品
はじめに
1. プラスチック,樹脂の分類
2. 種々のバイオプラスチックとCNF複合樹脂材料
3. デンプン系生分解性樹脂,非可食性バイオマス由来であるセルロース系生分解性樹脂
4. 組成を維持したまま汎用の成形機で大量生産できる
CNF複合100%天然バイオマス生分解性樹脂材料と各種成形品
5. 100%天然バイオマス系材料からなるコーティング材料,塗料,色材インク,接着剤,可塑剤,潤滑剤などの
化学製品群
6. CNFを複合した抗菌性を持つ天然バイオマス系生分解性樹脂,塗料
7. CNF複合天然バイオマス系生分解性樹脂で作ったネイルチップ,マニキュア
8. カリブ海の海藻,サルガッサムを一部原料として用いた天然バイオマス系生分解性プラスチック
おわりに
第3節 デンプン含有プラスチックの開発
~海洋プラスチックごみ削減や脱炭素・プラスチックへの貢献を目指して~
はじめに
1. デンプン含有生分解性プラスチック
2. 海洋生分解性バイオマスプラスチックの開発に向けて
おわりに
第4節 海洋生分解性バイオマス複合プラスチック材料とその応用
はじめに -海洋プラスチックごみ問題-
1. 生分解性プラスチックの概要
1.1 生分解性のメカニズム
1.2 生分解性プラスチックによくある誤解
1.2.1 誤解①:バイオマスプラスチック≠生分解性プラスチック
1.2.2 誤解②:生分解性には環境グレードがある
1.3 海水で生分解可能なポリマー
2. 海洋生分解性バイオマス複合プラスチック「BiofadeTM(ビオフェイド)」
2.1 原理と手法
2.2 生分解度と海水での実地試験
2.2.1 生分解度
2.2.2 海水実地試験
2.3 バイオマス度(バイオベース度)
2.4 成形性
2.5 物性
3. BiofadeTMの応用
3.1 応用開発テーマ
3.2 浮き玉,漁具類
3.2.1 浮き玉モデル
3.2.2 かき養殖パイプ
3.2.3 ルアー
3.2.4 発泡フロート
3.2.5 ブローボトル
おわりに
第5節 セルロースナノファイバー(CNF)によるバイオポリエチレンの補強と物性改善
はじめに
1. セルロースナノファイバーの概要
1.1 セルロースナノファイバーの構造
1.2 セルロースナノファイバーの特性
1.3 セルロースナノファイバー複合樹脂
1.4 セルロースナノファイバーの調製
2. 京都プロセスの概要
3. バイオポリエチレンの概要
3.1 バイオプラスチックを取り巻く環境
3.2 バイオポリエチレンの特徴
4. CNF強化バイオPEの開発
4.1 京都プロセスによるCNF強化バイオPEの作製
4.2 CNF強化バイオPEの性能評価
4.2.1 CNFのアセチル化変性度の影響
4.2.2 CNF添加率の影響
おわりに
第6節 優れた耐衝撃性を有するバイオエラストマーの開発
はじめに
1. トチュウエラストマー
2. 耐衝撃性バイオエラストマーの開発
3. 植物油脂を基盤とするバイオエラストマー
おわりに
第7節 高生分解性酢酸セルロースの開発
はじめに
1. 酢酸セルロースの概略
2. 酢酸セルロースの生分解性
3. 酢酸セルロースの環境プラスチック展開
第8節 生分解性プラスチックの薄肉深物の成形を実現する射出成形システムの開発
はじめに
1. 概要・特長
1.1 「INFILT-V®」の構造
1.2 「V-LINE®」の構造・特長
1.2.1 プラスチックの溶融状態の安定
1.2.2 計量されたプラスチック密度の安定
1.2.3 射出充填量の安定
1.3 全電動射出成形機「MSシリーズ」
1.4 「INFILT-V®」の特長
1.4.1 「V-LINE®」による安定した計量・射出
1.4.2 操作画面の一元管理化
2. 成形事例と成果
2.1 薄肉深物(コップ)金型での事例
2.2 薄肉容器(フードコンテナ)金型での事例
おわりに
第9節 ダイレクトブロー成形による環境に配慮したプラスチックボトルの開発
はじめに
1. リサイクル材
1.1 各種リサイクル方法と成形加工側に求められる技術開発
1.2 マテリアルリサイクルの課題
1.3 マテリアルリサイクルによるボトル開発の方向性
1.4 代理汚染試験
1.5 リサイクル材の活用を推進していくための課題
2. バイオマスプラスチック
2.1 バイオマスプラスチックの種類
2.2 バイオコンポジット材
3. 生分解性プラスチック
3.1 分解速度
3.2 ボトルに求められる要求性能
3.3 水蒸気バリア性
3.4 その他の機能
おわりに
第3章 プラスチックリサイクル技術の研究・開発動向
第1節 廃プラスチックの油化(触媒によるHiCOPプロセス)が描く未来
はじめに
1. ケミカルリサイクルループの必要性
2. 触媒を使用したHiCOPプロセスの優位性
3. 事業化へ向けた油化装置の開発
4. ケミカルリサイクルが描く未来
第2節 精密熱分解によるケミカルリサイクル技術開発の取り組み
はじめに
1. ビニル系ポリマーの熱分解
2. 精密熱分解
2.1 ポリイソブチレン(PIB)
2.2 ポリスチレン(PS)
2.3 ポリエチレン(PE)
2.4 ポリプロピレン(PP)
2.5 他の炭化水素系ポリマー
2.6 廃棄プラスチックの精密熱分解
3. 精密熱分解の連続式装置開発
4. 両末端二重結合PPの機能化
おわりに
第3節 リアクティブプロセシング技術を用いたポリ乳酸/ポリマーアロイ材料のマテリアル/ケミカルリサイクル
はじめに
1. PLA/PPアロイの熱分解特性評価
2. 結果と考察
2.1 PLA/PPアロイの熱分解
2.1.1 TG/DTA測定
2.1.2 Py-GC/MS測定
2.2 PLA/PP熱分解の動力学シミュレーション解析(活性化エネルギー)
2.3 PLA/PP熱分解の動力学シミュレーション解析(動力学パラメータ)
3. リアクティブプロセッシングによるPLA/PPアロイのケミカルリサイクル
4. PLA/PP/MgOアロイからのPLA選択的ケミカルリサイクル
おわりに
第4節 生分解性樹脂の物性向上および多層フィルム等複合プラスチックのリサイクル性を高める樹脂改質剤の開発
はじめに
1. メルセンSの特徴
2. 生分解性樹脂の改質
2.1 機械物性
2.2 伸長粘度特性
2.3 インフレーションフィルム成形
2.4 押出ラミネート成形
3. 複合プラスチックのリサイクル
3.1 相溶化性能
3.2 繰り返しリサイクル性
3.3 リサイクルフィルムの性能
おわりに
第5節 容器リサイクル樹脂のフィラー充填プラスチック複合材料用相容化剤への変換
はじめに
1. プロジェクトの実施方法
1.1 供試試料
1.2 ラボスケールでの酸変性実験
1.3 酸変性容リ樹脂の量産試作
1.4 WPCコンパウンドの調製と成形
1.5 キャラクタリゼーション
2. プロジェクトで実施した実験の結果と考察
2.1 モデル樹脂の酸変性
2.2 ラボスケールでのPPリッチ容リ樹脂の酸変性
2.3 酸変性樹脂の量産試作
2.4 容リ樹脂の酸変性前後のドメイン形状の変化
2.5 相容化剤として酸変性容リ樹脂を添加したWPCの調製と物性評価
3. 酸変性容リ樹脂の量産コストの試算
おわりに
著者
大峠 慎二 | トクラス(株) | 三宅 仁 | アイ-コンポロジー(株) |
|
Pun Meng Yan | テクスケムポリマー | 野口 広貴 | (地独)京都市産業技術研究所 |
|
Chan Kah Fai | テクスケムポリマー | 樋口 暁浩 | (株)ダイセル |
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Tye Ying Ying | テクスケムポリマー | 荒木 寿一 | (株)ソディック |
|
近藤 史子 | テクスケムポリマー | 畠山 治昌 | (株)平和化学工業所 |
|
山崎 周一 | (株)ネクアス | 野田 修嗣 | 環境エネルギー(株) |
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中嶋 元 | BioLogiQ Japan LLC | 佐々木 大輔 | (株)三栄興業 |
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三浦 重信 | BioLogiQ Japan LLC | 附木 貴行 | 金沢工業大学 |
|
金高 武志 | トタルコービオンPLA b.v. | 釘本 大資 | 東ソー(株) |
|
森 良平 | GS アライアンス(株) | 寺本 好邦 | 京都大学 |
|
宇山 浩 | 大阪大学 |
|||
徐 于懿 | 大阪大学 |
目次
第1章 バイオマス由来素材を複合化したプラスチック材料の開発動向
第1節 ウッドプラスチックコンポジット材料の開発動向
はじめに
1. WPCの概要
1.1 WPCの歴史
1.2 WPCの一般的な特性
1.3 WPCの原材料
1.4 WPCの製造方法
2. 流動性向上に寄与する木粉処理方法
2.1 水熱処理
2.1.1 水熱処理木粉の作製方法
2.1.2 水熱処理による木質成分の変化
2.1.3 水熱処理による流動性向上効果
2.2 圧縮処理
2.2.1 圧縮処理木粉の作製方法
2.2.2 圧縮処理による粒径及び嵩比重の変化
2.2.3 圧縮処理による流動性向上効果
2.3 機械特性評価
おわりに
第2節 農業廃棄物を活用したバイオベース素材の開発
はじめに
1. TEXa®の信頼性
2. TEXa®の機械的性能
3. TEXa®の物理的特性
4. TEXa®の加工特性と挙動
5. TEXa®サーキュラー・エコノミー
おわりに
第3節 卵殻を高充填したバイオマス複合材料の開発
はじめに
1. プラスチックに関する課題とNEQASの役割
2. NEQAS製造の中核技術「SUNTEC-BIO」
3. NEQAS BIOの特徴
3.1 なぜ卵殻なのか?
3.2 卵殻特有の臭いの克服
3.3 用途展開・採用状況
3.4 NEQAS BIOの機能性
4. NEQAS BIOの目指す世界
第4節 熱可塑性デンプンの可能性と他樹脂とのポリマーブレンド材料の開発と応用展開
はじめに
1. 概論
1.1 バイオプラスチックと熱可塑性デンプン(TPS)の背景
1.2 TPS系プラスチックの種類
2. BioLogiQ社のNuPlastiQ®(NPQ)の概要
2.1 NPQの微分散性
2.2 NuPlastiQ®によるポリオレフィンへの生分解性の付与
3. NPQの実用化例
3.1 PE(LDPE,HDPE,LLDPE)とのコンパウンド
3.2 PP(ホモ,ブロック,ランダム各種)とのコンパウンド
3.3 PS(GSPS,HIPSなど)とのコンパウンド
3.4 ポリエステル系バイオプラスチック(生分解性プラスチック)とのコンパウンド
まとめ
第2章 生分解・バイオマスプラスチック材料の開発動向と応用技術
第1節 ポリ乳酸(PLA)の開発・応用動向と各種物性向上のための要素技術
はじめに
1. ポリ乳酸の概略
2. 現在の市場
3. 光学純度と物性
4. 圧電高分子
5. ステレオコンプレックスポリ乳酸
6. 抗菌性
7. 耐衝撃性
8. 加工適正
9. 結晶化
10. バイオマスプラスチックとしてのポリ乳酸
11. バイオマスプラスチックを使用する意義
12. 生分解性プラスチックとしてのポリ乳酸
13. 生分解性樹脂を使用する意義
14. 最近の使用例
おわりに
第2節 石油系材料を使用しないセルロースナノファイバー複合100%天然バイオマス系
生分解性樹脂プラスチックや,その他の天然バイオマス由来化学品
はじめに
1. プラスチック,樹脂の分類
2. 種々のバイオプラスチックとCNF複合樹脂材料
3. デンプン系生分解性樹脂,非可食性バイオマス由来であるセルロース系生分解性樹脂
4. 組成を維持したまま汎用の成形機で大量生産できる
CNF複合100%天然バイオマス生分解性樹脂材料と各種成形品
5. 100%天然バイオマス系材料からなるコーティング材料,塗料,色材インク,接着剤,可塑剤,潤滑剤などの
化学製品群
6. CNFを複合した抗菌性を持つ天然バイオマス系生分解性樹脂,塗料
7. CNF複合天然バイオマス系生分解性樹脂で作ったネイルチップ,マニキュア
8. カリブ海の海藻,サルガッサムを一部原料として用いた天然バイオマス系生分解性プラスチック
おわりに
第3節 デンプン含有プラスチックの開発
~海洋プラスチックごみ削減や脱炭素・プラスチックへの貢献を目指して~
はじめに
1. デンプン含有生分解性プラスチック
2. 海洋生分解性バイオマスプラスチックの開発に向けて
おわりに
第4節 海洋生分解性バイオマス複合プラスチック材料とその応用
はじめに -海洋プラスチックごみ問題-
1. 生分解性プラスチックの概要
1.1 生分解性のメカニズム
1.2 生分解性プラスチックによくある誤解
1.2.1 誤解①:バイオマスプラスチック≠生分解性プラスチック
1.2.2 誤解②:生分解性には環境グレードがある
1.3 海水で生分解可能なポリマー
2. 海洋生分解性バイオマス複合プラスチック「BiofadeTM(ビオフェイド)」
2.1 原理と手法
2.2 生分解度と海水での実地試験
2.2.1 生分解度
2.2.2 海水実地試験
2.3 バイオマス度(バイオベース度)
2.4 成形性
2.5 物性
3. BiofadeTMの応用
3.1 応用開発テーマ
3.2 浮き玉,漁具類
3.2.1 浮き玉モデル
3.2.2 かき養殖パイプ
3.2.3 ルアー
3.2.4 発泡フロート
3.2.5 ブローボトル
おわりに
第5節 セルロースナノファイバー(CNF)によるバイオポリエチレンの補強と物性改善
はじめに
1. セルロースナノファイバーの概要
1.1 セルロースナノファイバーの構造
1.2 セルロースナノファイバーの特性
1.3 セルロースナノファイバー複合樹脂
1.4 セルロースナノファイバーの調製
2. 京都プロセスの概要
3. バイオポリエチレンの概要
3.1 バイオプラスチックを取り巻く環境
3.2 バイオポリエチレンの特徴
4. CNF強化バイオPEの開発
4.1 京都プロセスによるCNF強化バイオPEの作製
4.2 CNF強化バイオPEの性能評価
4.2.1 CNFのアセチル化変性度の影響
4.2.2 CNF添加率の影響
おわりに
第6節 優れた耐衝撃性を有するバイオエラストマーの開発
はじめに
1. トチュウエラストマー
2. 耐衝撃性バイオエラストマーの開発
3. 植物油脂を基盤とするバイオエラストマー
おわりに
第7節 高生分解性酢酸セルロースの開発
はじめに
1. 酢酸セルロースの概略
2. 酢酸セルロースの生分解性
3. 酢酸セルロースの環境プラスチック展開
第8節 生分解性プラスチックの薄肉深物の成形を実現する射出成形システムの開発
はじめに
1. 概要・特長
1.1 「INFILT-V®」の構造
1.2 「V-LINE®」の構造・特長
1.2.1 プラスチックの溶融状態の安定
1.2.2 計量されたプラスチック密度の安定
1.2.3 射出充填量の安定
1.3 全電動射出成形機「MSシリーズ」
1.4 「INFILT-V®」の特長
1.4.1 「V-LINE®」による安定した計量・射出
1.4.2 操作画面の一元管理化
2. 成形事例と成果
2.1 薄肉深物(コップ)金型での事例
2.2 薄肉容器(フードコンテナ)金型での事例
おわりに
第9節 ダイレクトブロー成形による環境に配慮したプラスチックボトルの開発
はじめに
1. リサイクル材
1.1 各種リサイクル方法と成形加工側に求められる技術開発
1.2 マテリアルリサイクルの課題
1.3 マテリアルリサイクルによるボトル開発の方向性
1.4 代理汚染試験
1.5 リサイクル材の活用を推進していくための課題
2. バイオマスプラスチック
2.1 バイオマスプラスチックの種類
2.2 バイオコンポジット材
3. 生分解性プラスチック
3.1 分解速度
3.2 ボトルに求められる要求性能
3.3 水蒸気バリア性
3.4 その他の機能
おわりに
第3章 プラスチックリサイクル技術の研究・開発動向
第1節 廃プラスチックの油化(触媒によるHiCOPプロセス)が描く未来
はじめに
1. ケミカルリサイクルループの必要性
2. 触媒を使用したHiCOPプロセスの優位性
3. 事業化へ向けた油化装置の開発
4. ケミカルリサイクルが描く未来
第2節 精密熱分解によるケミカルリサイクル技術開発の取り組み
はじめに
1. ビニル系ポリマーの熱分解
2. 精密熱分解
2.1 ポリイソブチレン(PIB)
2.2 ポリスチレン(PS)
2.3 ポリエチレン(PE)
2.4 ポリプロピレン(PP)
2.5 他の炭化水素系ポリマー
2.6 廃棄プラスチックの精密熱分解
3. 精密熱分解の連続式装置開発
4. 両末端二重結合PPの機能化
おわりに
第3節 リアクティブプロセシング技術を用いたポリ乳酸/ポリマーアロイ材料のマテリアル/ケミカルリサイクル
はじめに
1. PLA/PPアロイの熱分解特性評価
2. 結果と考察
2.1 PLA/PPアロイの熱分解
2.1.1 TG/DTA測定
2.1.2 Py-GC/MS測定
2.2 PLA/PP熱分解の動力学シミュレーション解析(活性化エネルギー)
2.3 PLA/PP熱分解の動力学シミュレーション解析(動力学パラメータ)
3. リアクティブプロセッシングによるPLA/PPアロイのケミカルリサイクル
4. PLA/PP/MgOアロイからのPLA選択的ケミカルリサイクル
おわりに
第4節 生分解性樹脂の物性向上および多層フィルム等複合プラスチックのリサイクル性を高める樹脂改質剤の開発
はじめに
1. メルセンSの特徴
2. 生分解性樹脂の改質
2.1 機械物性
2.2 伸長粘度特性
2.3 インフレーションフィルム成形
2.4 押出ラミネート成形
3. 複合プラスチックのリサイクル
3.1 相溶化性能
3.2 繰り返しリサイクル性
3.3 リサイクルフィルムの性能
おわりに
第5節 容器リサイクル樹脂のフィラー充填プラスチック複合材料用相容化剤への変換
はじめに
1. プロジェクトの実施方法
1.1 供試試料
1.2 ラボスケールでの酸変性実験
1.3 酸変性容リ樹脂の量産試作
1.4 WPCコンパウンドの調製と成形
1.5 キャラクタリゼーション
2. プロジェクトで実施した実験の結果と考察
2.1 モデル樹脂の酸変性
2.2 ラボスケールでのPPリッチ容リ樹脂の酸変性
2.3 酸変性樹脂の量産試作
2.4 容リ樹脂の酸変性前後のドメイン形状の変化
2.5 相容化剤として酸変性容リ樹脂を添加したWPCの調製と物性評価
3. 酸変性容リ樹脂の量産コストの試算
おわりに
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【オンデマンド配信】架橋剤を使うための総合知識
【 2 名 同 時 申 込 で 1 名 無 料 】 対 象 セ ミ ナ ー
プラスチックのリサイクル促進に向けた材料設計・成形加工の技術と知識
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
<水素技術の最前線!>カーボンニュートラル(CN)社会における水素の現状と将来および技術動向
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
CO2分離回収の基礎と冷熱駆動型化学吸収法によるCO2分離回収技術
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
有機EOポリマーの基礎と超高速光制御デバイスへの応用
受講可能な形式:【Live配信】のみ
増加する廃棄CFRP/CFRTPにおけるリサイクルの課題と炭素繊維回収の最先端およびRCF活用法と産業確立への指針
受講可能な形式:【Live配信】のみ
多孔性材料による気体の吸着制御
受講可能な形式:【Live配信】のみ
天然由来の強化材を用いたコンポジットの基礎と成形方法・応用展開
受講可能な形式:【Live配信】のみ
狙った機能を持つ高分子を作るために―重合反応の基礎・応用ー
受講可能な形式:【Live配信】 or【アーカイブ配信】のみ
エポキシ樹脂 2日間総合セミナー
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
高分子材料の相溶性・相分離現象の基礎と相容化剤を用いたポリマーブレンド材料およびマテリアルリサイクルへの応用
受講可能な形式:【会場受講】
MOFが拓く未来:ガス分離技術と社会実装の最前線
受講可能な形式:【Live配信】のみ
シリコーンの基礎・特性と設計・使用法の考え方・活かし方
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ
プラスチック製品の強度安全率を高めるための設計・成形技術、材料選定
受講可能な形式:【Live配信】のみ
メタクリル系ポリマー活用のための入門講座
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
徹底理解!濾過(ろ過)操作ノウハウのすべて。
受講可能な形式:【Live配信】のみ
【オンデマンド配信】固体高分子の破壊とタフニング
【オンデマンド配信】※会社・自宅にいながら学習可能です※
リビング重合技術 高度な制御を可能にする精密重合と応用展開
リビング重合(精密重合)によるポリマー構造制御・高機能化を加速させる基礎・応用事例
プラスチックの循環利用拡大に向けたリサイクルシステムと要素技術の開発動向
光半導体とそのパッケージング・封止技術
~LED,レーザ,フォトダイオード,光ICなど、光半導体の種類・原理・用途から
封止・材料技術、ディスプレイや高速通信など先端応用に関わる開発課題まで~
グリーン燃料とグリーン化学品製造―技術開発動向とコスト―
グリーン水素/CO2回収/アンモニア合成/バイオメタン・LPG・エタノール
グリーン液体燃料・e-fuel/バイオナフサ・化学品製造の世界の動向
高周波対応基板の材料・要素技術の開発動向
CO2の分離回収・有効利用技術
プラスチックリサイクル- 世界の規制と対策・要素技術開発の動向と市場展望 -
UV硬化樹脂の開発動向と応用展開
【 ポジティブリスト制度導入 】改正食品衛生法で変わる対応事項と食品容器包装材料・食品接触材料の規制動向
セルロースナノファイバーの均一分散と複合化
水素製造・吸蔵・貯蔵材料と安全化
溶解度パラメータ(HSP値, 4DSP値)の基礎と分散系における相分離性・付着性・分散性制御への応用
第1講 溶解度パラメータの基礎と求め方
第2講 高分子複合材料の相分離性の制御と材料開発例
第3講 粒子分散液の分散安定化と分散剤選択および分散安定性試験法
高分子膜のガス透過メカニズムと高分子CO2分離膜の技術動向
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術の基礎から応用へ
受講可能な形式:【会場受講】or【アーカイブ配信】のみ
架橋技術によるポリマーの性能向上と物性・特性改良方法
受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ
塗装仕上がり/塗膜品質に影響する機構の理解と実際
受講可能な形式:【Live配信】 or 【アーカイブ配信】
EUの包装及び包装廃棄物規則(PPWR)と今後の日本の対応
【 2 名 同 時 申 込 で 1 名 無 料 】 対 象 セ ミ ナ ー
シランカップリング剤の反応機構と選定・活用のポイント、最新情報
受講可能な形式:【Live配信】のみ
エポキシ樹脂の最新技術動向と設計技術および今後の課題
受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ
<プラスチック再資源化の最前線>プラスチックの高度マテリアルリサイクルと高度成形プロセス
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
シリコーンの基本知識と高機能化・トラブル対策
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
アメリカ(州法を含む)・カナダ・南米・オセアニアにおける化学物質規制法(包装材・PFASを含む)の最新動向
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高分子・ポリマー材料の合成、重合反応の基礎、プロセスと工業化・実用化の総合知識
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シリカ微粒子の基礎(分類・製法・特性と評価)とポリマーへの配合・複合化技術
受講可能な形式:【Live配信】
<2050年脱炭素社会に向けた断熱材でのアプローチ>断熱材・真空断熱材の基礎・入門とナノ多孔質粒子による超寿命化・評価
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フィルムの延伸・分子配向の基礎、過程現象の解明と構造形成、物性発現、評価方法
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プラスチックのリサイクル促進に向けた材料設計・成形加工の技術と知識
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<水素技術の最前線!>カーボンニュートラル(CN)社会における水素の現状と将来および技術動向
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増加する廃棄CFRP/CFRTPにおけるリサイクルの課題と炭素繊維回収の最先端およびRCF活用法と産業確立への指針
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グリーン燃料とグリーン化学品製造―技術開発動向とコスト―
グリーン水素/CO2回収/アンモニア合成/バイオメタン・LPG・エタノール
グリーン液体燃料・e-fuel/バイオナフサ・化学品製造の世界の動向
高周波対応基板の材料・要素技術の開発動向
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UV硬化樹脂の開発動向と応用展開
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セルロースナノファイバーの均一分散と複合化
水素製造・吸蔵・貯蔵材料と安全化
溶解度パラメータ(HSP値, 4DSP値)の基礎と分散系における相分離性・付着性・分散性制御への応用
第1講 溶解度パラメータの基礎と求め方
第2講 高分子複合材料の相分離性の制御と材料開発例
第3講 粒子分散液の分散安定化と分散剤選択および分散安定性試験法
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