セミナー 印刷

プラスチックおよびプラスチック系複合材料の
力学的特性評価と強度設計

力学特性の評価結果の解釈と、設計実務につながる基礎を易しく解説

受講可能な形式:【会場受講】or【アーカイブ配信】


プラスチックおよび複合材料の力学的特性とその評価方法に始まり、
応力・ひずみ解析におけるモデル化の考え方や、得られた結果を正しく解釈するための概念を、
強度・剛性設計へつなげる視点で基礎から実務まで解説。

静的強度、粘弾性、衝撃、硬さ、破壊靭性、疲労き裂進展などの力学特性評価、
長繊維・単繊維・粒子強化複合材料の特性理解に加え、
応力解析におけるモデル化や有限要素解析と材料力学の関係など、
設計に活かすための考え方と結果の解釈を身につける講座です。
 
日時 【会場受講】 2026年7月24日(金)  10:30~16:30
【アーカイブ配信】 2026年8月25日(火)  まで受付(視聴期間:8/25~9/7)
会場 【会場受講】 東京・品川区大井町 きゅりあん  5F 第4講習室
会場地図
【アーカイブ配信】 オンライン配信  
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の27,500円)
 
特別キャンペーン【1名受講限定】
1名申込みの場合: 受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円 )
 定価:本体40,000円+税4,000円
 E-Mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円
  ※1名様で受講する場合、上記特別価格になります。
  ※お申込みフォームで【特別キャンペーン​を選択のうえお申込みください。
  ※他の割引は併用できません。
配布資料【会場受講】製本テキスト(セミナー当日に会場にて配布)

【アーカイブ受講】PDFデータ(印刷可・編集不可)
 ※開催2日前を目安に、S&T会員のマイページよりダウンロード可となります。
 ※アーカイブ配信受講の場合は配信開始日からダウンロード可となります。
オンライン配信アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
※会場での「当日現金払い」および「当日クレジットカード払い」は承っておりません。
得られる知識プラスチック材料の力学的特性の測定方法
プラスチック材料の力学的特性の工学的・工業的意味
複合材料の力学的特性の予測
材料力学による応力・ひずみ解析
力学的特性の設計への応用
対象プラスチック材料を扱う材料工学を専門とする技術者
プラスチック材料を扱う機械工学を専門とする技術者
材料力学を学びたい技術者者

セミナー講師

豊橋技術科学大学大学院工学研究科機械工学系 特任教授 足立 忠晴 氏
【専門】材料力学,衝撃工学,材料の力学的特性
【経歴】
1983年 大阪府立大学工学部機械工学科 卒業
1985年 東京工業大学 大学院理工学研究科 機械工学専攻 修士課程 終了
1992年 博士(工学) 東京工業大学
1986-1994年 東京工業大学 工学部 機械工学科 助手
1994-2009年 東京工業大学 大学院理工学研究科 機械物理工学専攻 准教授
2009-2026年 豊橋技術科学大学 大学院工学研究科 機械工学系 教授
2020-2026年 豊橋技術科学大学 副学長
2026-現在 豊橋技術科学大学 大学院工学研究科 機械工学系 特任教授

【受賞】
2025年 日本材料学会 衝撃部門賞(功労賞)
2025年 日本機械学会教育賞
2024年 日本実験力学会 特別賞(功績賞) 
2022年 日本機械学会フェロー
2013年 日本材料学会衝撃部門賞(業績賞)
2008年 日本塑性加工学会 教育賞  など

セミナー趣旨

 プラスチック材料およびプラスチック系複合材料は軽量であることから,多くの機器に使用されている.機器に使用するためには,機能特性だけでなく適切な力学的特性を測定する必要がある.さらに単に特性を測定するだけでなく,機器設計するため必要となる材料力学にそれぞれの特性が関連付けられるかの知識が必要となる.最近では材料を製造するだけでなく,機器の製造まで求められることが多くなり,材料工学だけでなく機器設計も必要となっている.

 本講座では,プラスチック材料およびプラスチック系複合材料の力学的特性の評価方法,それらの特性と機器設計へのつながり,すなわち特性の工学的・工業的意味を説明する.さらに,剛性,強度など機器設計に必要となる応力・ひずみ解析(材料力学)について説明を行う.現在,応力・ひずみ解析はCADソフトウェアで容易に行うことができるため,いたずらに数式を使って計算手順を示すのではなく,解析するためのモデル化の方法,得られた結果の理解のために必要となる概念を,基礎から実務につながる形で説明する.このため,プラスチック材料を開発し評価を行っている技術者必ずしもプラスチック材料を取り扱わない技術者にとっても材料力学の実務への適用について有用になるような内容としている.

セミナー講演内容

1.はじめに
1.1 背景
1.2 全体の構成
 
2.プラスチックの力学的特性と評価方法
2.1 応力・ひずみ
2.2 静的強度試験
2.2.1 引張試験
2.2.2 曲げ試験
2.2.3 ねじり試験
2.2.4 応力-ひずみ関係
2.2.5 得られる力学的特性
 (a) 弾性係数
 (b) 引張強度
2.3 粘弾性試験
2.3.1 試験方法
2.3.2 得られる力学的特性
 (a) 動的弾性係数
 (b) 温度-時間換算則
 (c) 応力緩和係数
 (d) クリープコンプライアンス
2.4 衝撃試験
2.4.1 衝撃引張・圧縮試験
2.4.2 シャルピー衝撃試験
2.5 硬さ試験
2.5.1 ブルネル硬さ試験等
2.5.2 デュロメータによる硬さ試験
2.6 破壊靭性試験
2.6.1 試験方法
2.6.2 応力拡大係数
2.6.3 エネルギ解放率・J積分
2.6.4 破壊靭性
2.7 疲労き裂進展試験
2.7.1 試験方法
2.7.2 疲労き裂進展速度
2.8 代表的な力学的特性の指標
2.9 まとめ
 
3.複合材料の力学的特性
3.1 複合則の考え方
3.2 長繊維強化複合材料
3.2.1 ガラス状母材
3.2.2 ゴム状母材
3.3 単繊維強化複合材料
3.3.1 ガラス状母材
3.3.2 ゴム状母材
3.4 粒子強化複合材料
3.4.1 ガラス状母材
3.4.2 ゴム状母材
3.5 まとめ
 
4.材料力学の基礎と機器設計
4.1 機器のモデル化と応力解析
4.2 有限要素解析と材料力学的解析の関係
4.3 機器の基本的変形
4.4 力とモーメント
4.5 応力・ひずみ
4.6 機器の基本変形
4.6.1引張・圧縮変形
4.6.2 曲げ変形
4.6.3 ねじり変形
4.6.4 座屈変形
4.7 複雑な応力状態
4.7.1 主応力
4.7.2 ミーゼス応力
4.8 応力集中
4.9 表面の応力状態
4.10 力学的特性と強度評価
4.10.1 降伏条件
4.10.2 破壊条件
4.11 まとめ
4.11.1 まとめ
4.11.2 製造後の非破壊検査と寿命予測
 
5.全体のまとめ
 
6.質疑応答