セミナー 印刷

MOF(金属有機構造体)の基礎・合成・評価、
PFASなどの水処理用吸着剤への応用

■多孔性材料の基礎■ ■金属有機構造体(MOF)の特徴、合成、基礎、研究事例■
■MOFの水中吸着特性評価(水中有機染料吸着特性、水中PFAS吸着特性)■
■PFAS吸着剤としてのMOFの材料設計指針■

受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ
 

★ 金属有機構造体(Metal-Organic Frameworks, MOF)の基礎と応用とは!
★ 基礎から丁寧に解説!後半はMOFの合成方法と応用、有機フッ素化合物(PFAS)に対するMOF吸着剤の最新動向も解説!
日時 【ライブ配信】 2026年7月21日(火)  13:00~16:30
【アーカイブ配信】 2026年8月5日(水)  から配信開始【視聴期間:8/5(水)~8/21(金)】
受講料(税込)
各種割引特典
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
 2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の24,750円)
 3名で74,250円 (3名ともE-Mail案内登録必須​) 
※4名以上も1名追加ごとに24,750円を加算
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
 1名申込みの場合: 受講料 39,600円 (E-Mail案内登録価格 37,840円)
 定価:本体36,000円+税3,600円、E-Mail案内登録価格:本体34,400円+税3,440円
※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※他の割引は併用できません。
配布資料PDFデータ(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、S&T会員のマイページよりダウンロード可となります。
※アーカイブ配信受講の場合は配信開始日からダウンロード可となります。
オンライン配信ライブ配信(Zoom) ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

セミナー講師

東邦大学 理学部 生命圏環境科学科 准教授 博士(工学) 今野 大輝 氏
<ご経歴>
2011年4月-2013年9月 北海道大学大学院 総合化学院 博士課程
2013年10月-2014年3月 北海道大学大学院 工学研究院 博士研究員
2014年4月-2018年3月 住友ベークライト株式会社 先端材料研究所 研究員
2018年4月-2022年3月 東邦大学理学部生命圏環境科学科 講師
2022年4月-現在 東邦大学理学部生命圏環境科学科 准教授
<専門・研究内容>
化学工学、多孔性材料、水処理材料
講演者は化学工学やグリーンケミストリーに基づく素材開発やプロセス開発を専門分野としており、前職の化学メーカーでは様々な開発素材の製品化に携わってきた経験がある。現在の東邦大学においても様々な業界の企業との共同研究を実施するとともに、それらの企業と事業開発に立脚した取り組みを推進している。
<WebSite>
環境材料化学研究室(今野研)ホームページ
https://www.lab.toho-u.ac.jp/sci/env/konno/

セミナー趣旨

 2025年ノーベル化学賞の対象としても注目を集めた金属有機構造体(Metal-Organic Frameworks, MOF)は、活性炭、ゼオライト、イオン交換樹脂などの従来型多孔性材料を代替し得る次世代材料として、大きな期待が寄せられています。現在、MOFについては多様な合成法が報告されており、低コスト化や量産化など、社会実装に向けた検討も活発に進められています。これまでMOFは主にガス分離・貯蔵分野で研究されてきましたが、近年では液相吸着剤としても高いポテンシャルを有することが明らかになってきました。

 本講演の前半では、MOFの基本的な性質、合成法、評価手法について、初学者にも分かりやすく丁寧に解説します。後半では、廃棄プラスチックや低品位金属源を原料とするMOF合成手法について紹介します。さらに、水処理分野への応用として、MOFが有する基本的な吸着特性を概説するとともに、近年大きな社会的関心を集めている有機フッ素化合物(PFAS)に対するMOF吸着剤の最新動向について解説します。

セミナー講演内容

<得られる知識、技術など>
・MOFの基本的な性質や合成方法を習得できる
・MOFなどの多孔性材料がもつ材料特性の評価方法を習得できる
・MOFなどの水処理材料がもつ吸着特性の評価方法を習得できる
・低コストで環境に配慮したMOF合成の考え方を習得できる
・PFAS吸着剤としての材料設計指針が習得できる

<プログラム>
1.はじめに

 1-1 多孔性材料とは
 1-2 多孔性を活かした吸着剤(活性炭、ゼオライト、イオン交換樹脂)
 1-3 細孔構造や吸着機構の違いによる分類
 1-4 それぞれの吸着剤としての活用事例

2.金属有機構造体(Metal-Organic Frameworks, MOF)
 2-1 MOFとは
 2-2 MOFの種類・分類・性質・特徴
 2-3 MOFの合成方法・分析方法
 2-4 MOFの想定用途・実用化例・課題

3.MOFの合成方法
 3-1 原料・溶媒・合成条件の選択
 3-2 回収・洗浄・保管方法の選択
 3-3 研究事例1:ZIF-8(Zn)やZIF-67(Co)の常温常圧水溶液合成
 3-4 研究事例2:機械的な応力を利用したMIL-53(Al)の常温常圧合成
 3-5 廃棄物や低品位資源の資源循環に向けた研究動向
 3-6 研究事例3:廃プラスチックを出発原料に用いたUiO-66(Zr)の合成
 3-7 研究事例4:低品位金属源を出発原料に用いたMIL-53(Al)の合成

4.MOFの水中吸着特性評価
 4-1 水中吸着特性評価の方法
 4-2 吸着等温線解析と吸着速度解析
 4-3 研究事例5:官能基を修飾したUiO-66(Zr)の水中有機染料吸着特性
 4-4 PFAS吸着剤としてのMOFの材料設計指針
 4-5 研究事例6:官能基を修飾したUiO-66(Zr)の水中PFAS吸着特性
 4-6 研究事例7:構造欠損をもたせたUiO-66(Zr)の水中PFAS吸着特性

5.まとめ

  □質疑応答□