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循環型材料としての『紙系材料』
─ 紙の製造から構造、物性およびその複合加工 ─

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ

循環型材料として再注目されている「紙系材料」について専門家から学べるセミナーです
紙の応用・加工・リサイクルのためにはその基礎から学習しよう!

木材そしてパルプからの製造法・試験法や紙材料としての構造と物性などの基礎から、
塗工・含浸・貼り合わせなどの加工や複合化技術、そして今後の展開までを幅広く解説。
これから新たに紙材料をつくる方・使う方、双方におススメの一講です。
日時 2025年11月25日(火)  10:30~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の27,500円)

1名でのお申込みには、お申込みタイミングによって以下の2つ割引価格がございます
早期申込割引価格対象セミナー【1名受講限定】
9月31日までの1名申込み : 受講料 35,200円(E-mail案内登録価格 35,200円)
 定価/E-mail案内登録価格ともに:本体32,000円+税3,200円
  ※1名様で開催月の2ヵ月前の月末までにお申込みの場合、上記特別価格になります。
  
※本ページからのお申込みに限り適用いたします。※他の割引は併用できません。
 
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
10月1日からの1名申込み: 受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円)
 定価:本体40,000円+税4,000円
 E-Mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円
  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
  ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
  ※他の割引は併用できません。
配布資料PDFテキスト(印刷可)
開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)

セミナー視聴・資料ダウンロードはマイページから
お申し込み後、マイページの「セミナー資料ダウンロード/映像視聴ページ」に
お申込み済みのセミナー一覧が表示されますので、該当セミナーをクリックしてください。
開催日の【2日前】より視聴用リンクと配布用資料のダウンロードリンクが表示されます。

アーカイブ(見逃し)配信について
視聴期間:11月26日(水)~12月2日(火)
※アーカイブは原則として編集は行いません
※視聴準備が整い次第、担当から視聴開始のメールご連絡をいたします。
(開催終了後にマイページでご案内するZoomの録画視聴用リンクからご視聴いただきます)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識
・紙系材料の構造と物性、基本的な製造法と試験法、加工・複合化技術
・紙のリサイクルの知識
 
受講対象
・紙の製造に関わる方、生産・製造部門で紙を扱っている方、紙系材料に関わる研究・開発をしている方
・バイオマス材料の研究・開発に携わっている方、新たに紙を用いた新規事業を検討されている方
・紙系材料を使用されている方 

セミナー講師

(株)やまうち七兵衛商会 代表取締役 農学博士 山内 龍男 氏
【専門】紙パルプ、とくに物性を中心とする紙系材料科学 【講師紹介

セミナー趣旨

 近年、マイクロプラスチック問題ならびに地球温暖化対策として、循環型材料としての紙系材料の重要性が注目されている。紙は約2000年の歴史ある有機材料であるが、近代的な製紙産業に発展したのは約150年前と、つい最近のことである。製紙産業の近代化により、紙の原料は非木材の植物から木材となり、今日では日本における木材需要の約半分は紙の原料用途となっている。しかし一方で、紙材料の基礎知識については世間一般に知られていないし、加えて、その物性には未知の部分も多い。
 本セミナーでは紙の主原料であるパルプを含め、紙系材料の基礎ならびにその現状と、循環型材料としての展望を幅広く説明する。

セミナー講演内容

1.紙とは、循環型材料として、その歴史

2.木材からのパルプ製造

 2.1 木材の特徴
 2.2 非木材との比較
 2.3 機械パルプ、化学パルプ、古紙パルプの各製造法

3.パルプとその抄紙
 3.1 抄紙の基本
 3.2 叩解処理
 3.3 添加剤

4.紙構造、その不均一性
 4.1 地合い
 4.2 両面性
 4.3 厚さ

5.表面構造、空隙構造と測定法

6.多孔性

 6.1 通気性
 6.2 サイズ性

7.光学的性質
 7.1 不透明性
 7.2 光散乱係数

8.力学的・強度的性質、常用試験

9.水分の影響

10.紙加工

 10.1 塗工
 10.2 含浸
 10.3 貼り合わせ

11.3次元化する紙系材料
 11.1 段ボール
 11.2 紙袋
 11.3 紙管
 11.4 液体容器
 11.5 紙器

12.試験法、参考書

  □質疑応答□