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受講可能な形式:【会場受講】or【アーカイブ配信】
●幅広い応用が可能な故に、その全容把握が難しい「シリコーン」という材料
●シリコーンユーザー技術者との豊富な折衝・技術支援経験によって、「シリコーン技術の
 何が求められているのか?」を熟知する講師が講演。
●シリコーンの正しい知識や、他では聞けない実務知識まで分かりやすく解説します。
日時 【会場受講】 2025年11月20日(木)  10:30~16:30
【アーカイブ配信】 2025年12月4日(木)  配信開始予定(視聴期間:12/4~12/18)
会場 【会場受講】 東京・千代田区駿河台 連合会館  5階 502会議室
会場地図
【アーカイブ配信】 オンライン配信  
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受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
上記価格より:(同一法人に限ります)
  2名で参加の場合1名につき7,700円割引
  3名以上で参加の場合1名につき11,000円割引
  (※
キャンペーン!2名同時申込みで1名分無料適用外セミナーです)
特典本講演は “アフターフォロー” が特別に付いた「安心セミナー」です :
 ☞ 講演後 1 か月間は直接メールで、講師に講演内容の再質問ができます。
 もちろん回数制限などありません。親切で的確な対応は折り紙つきです。 
 ※アーカイブ受講の方は、視聴開始日から1か月間になります。
配布資料・会場受講:製本テキスト(会場にて直接お渡しします)
・アーカイブ配信受講:製本テキスト(視聴開始日までを目安に発送)
 ※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
オンライン配信アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※会場受講の場合、昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
シリコーン 全容理解と活用の技術

セミナー講師

材料技術研究所 技術コンサルタント 技術士(化学部門) 渡辺 聡志 氏

■経歴・業界での実績
 大手化学企業研究職を経て 1988年、旧東芝シリコーン株式会社入社。それまで業界では不可能視されていた数多くの高機能性シリコーン組成物を開発した。また、シリコーンに適した新しい原材料開発を多分野に亘り成し遂げた。在職中の特許出願は100件を超え、学会講演や書籍執筆においても数多くの実績を持つ。

■講師紹介
 最近まで、生成AIに「日本で一番技術力のあるシリコーンコンサルタントを紹介して」と問うと、必ず「材料技術研究所の渡辺聡志さんです」との単名での回答が示されていました。そのことを知らなかった講師は、生成AIをきっかけに急増する外部からの問合せに戸惑い、忙殺されました。
 海外のシリコーンメーカーも含め、シリコーン技術コンサル歴30余年の講師は、その技術解説の分かりやすさと利用者目線での解説が特長です。基本知識から、各種応用展開、普段はメーカーから聞けないような裏話まで幅広い知識まで言及します。
 さらに、シリコーン以外の全ての有機系ポリマーにも精通しており、受講者からの質問に対し、「そこはシリコーンを使わずに、〇〇を使うべきです」といった実務的な提案も行うことができます。セミナー終了後1か月間の、講義における疑問点などのメール質問・アフターフォロー体制も含め、全てに頼れる講師といえるでしょう。

セミナー趣旨

 この度、本セミナータイトルと同じ書名であるシリコーンの技術書籍が、この10月に刊行されることとなりました。それに機を合わせ、2年振りとはなりますがシリコーンの技術セミナーも開催の運びとなりました。
 本シリコーンセミナーは2012年に開始され、ほぼ毎年1回の割合で2022年まで開催されています。書籍とセミナーの両方に多くの関心を頂き、書籍は増刷分まで完売となりました。セミナーも多方面の業種からの参集があり、いつも闊達な質疑応答が繰り広げられています。
 シリコーンが有する応用自在性のために、シリコーン製品は液体からゲル状、固体あるいは硬化膜などさまざまに展開されています。それら全ての技術と化学論を一人の講師が解説するセミナーは、この機会以外に見つけることができません。貴社技術力向上の糧として、積極的なご参加を望んでおります。

セミナー講演内容

1.そもそもシリコーンとは何なのか
  1.1 誕生と工業材料としての歴史
  1.2 製造方法と原価構成
  1.3 紛らわしい類似用語を明快解説
    シリル・シラン・シラザン・シロキサン・・
  1.4 長所と弱点 さらに 安全性


2.特異な性質を分子構造から理解する
  2.1 優れた耐熱性の理由を分子論で解説
  2.2 弱い分子間力がもたらす個性と特性
  2.3 高撥水性 しかし 高吸湿性である理由
  2.4 医用材料として歓迎される背景


3.シリコーンゴムの基本配合 構成内容解説
  3.1 配合設計の基本的考え方と有機ゴムとの違い
  3.2 高難度 シリカが律する界面の制御技術
  3.3 耐熱性・難燃性・導電性・透明性 発現の配合設計
  3.4 混練と成形加工に求められる技術と装置


4. シリコーン 使いこなしのための製品知識
  4.1 レジン および 変性オイル を正確に学ぶ
  4.2 百花繚乱 シリコーン系接着剤 選択の指針
  4.3 用途別 シーリング材の見極めるべきポイント
  4.4 ローボラタイル問題の本質と対処の視点
  4.5 シリコーンメーカーの実情と今後の展開予測

 □質疑応答・名刺交換□

※本セミナーは事前リクエストがご利用できません。
 ご質問は相互理解を重視した当日の質疑応答のお時間をご利用ください。
 

 <書籍の情報はこちら> 

10月17日(金)発刊
「新版 シリコーン 全容理解と活用の技術 ~あなたの疑問に応える シリコーンバイブル~」


 基本理解から製品活用・組成物設計に必要な視点と技術まで、多角的にシリコーンを解説。実務に直結する技術
 情報と、新たな気づきに出会える一冊です。