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シリコーン製品の企画・開発に向けた
材料・製品特性の理解と
顧客ニーズに対応する開発戦略

シリコーンの材料特性からみる適切な応用ポイントの見直し
製品の機能的特性の付与・発現に係わる要素と応用可能性
高機能化や顧客仕様化のトレンドに合わせた開発戦略ノウハウ

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】


その多様な特性によって、応用分野も様々あり、重宝されているシリコーン材料。
ユニークな特性を裏付ける背景や、製品機能の付与や発現に係る要素を含めながら、
マーケティングから製品開発までのノウハウをぎゅっと凝縮した1日セミナー。

柔軟性と戦略性が特に重要となる「少量多品種の典型例」であることに着目し、
潜在ニーズに寄り添う製品ライン構築戦略や、新たな用途開発を誘発するポイントなどを解説。
 
日時 【Live配信】 2026年2月25日(水)  10:30~16:30
【アーカイブ配信】 2026年3月17日(火)  まで受付(視聴期間:3/17(火)~3/30(月))
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の27,500円)
12月31日申込み受付分まで
早期申込割引価格対象セミナー【1名受講限定】
1名申込みの場合 : 受講料 35,200円(E-mail案内登録価格 35,200円)
 定価/E-mail案内登録価格ともに:本体32,000円+税3,200円
  ※1名様で開催月の2ヵ月前の月末までにお申込みの場合、上記特別価格になります。
  
※本ページからのお申込みに限り適用いたします。※他の割引は併用できません。

1月1日申込み受付分から
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合: 受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円 )
 定価:本体40,000円+税4,000円
 E-Mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円
  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
  ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
  ※他の割引は併用できません。
配布資料PDFデータ(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、S&T会員のマイページよりダウンロード可となります。
※アーカイブ配信受講の場合は配信開始日からダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識シリコーン製品の特性とその効果的・効率的応用による特性改善(製品選定・製品適用法)
有機ゴムや樹脂組成物の研究開発における技術的要素の活用と推進方法
ポリマーと粉体の混錬の制御、特性の改善策
対象シリコーン製品を用いて新たな特性付与やその向上から製品化を目指している研究開発担当者
シリコーン製品を応用した製造工程に携わっている技術者(建築・電気電子・化学・機械分野等)
有機系組成物(樹脂・ゴム)等の研究開発や生産技術担当者

セミナー講師

IETECHNO(遠藤技術士事務所) 代表 遠藤 功 氏

【専門】液状シリコーンゴム及び化学分析

【紹介】
 多品種少量生産の典型であるシリコーンの製造会社で研究開発・生産技術・マーケティング及び品質保証等に携わり、主に有機ケイ素化合物の合成や液状シリコーンゴムの製品開発を通じて建築・自動車・電気電子分野などを担当した。 その間5年に亘りヨーロッパに駐在し、輸出製品に係る新規化学物質の登録や現地顧客に対する技術サービスやマーケティングで海外業務経験を積んだ。 その後塗料メーカーに転職し、液状ゴムの応用として海洋汚染の少ない無毒性防汚船底塗料の製品化と、造船鉄板用防錆塗料として、有機溶剤に換わる水ベース塗料の開発を担った。また技術士事務所を設立し、化成品・分析会社で経営・製品開発などの業務支援を行いつつ、専門グループで事故原因究明を主眼とした鑑定業務を行っている。 

セミナー趣旨

 本講座では、シリコーンを活用し、製品開発を行う企業を対象に講義を行う。以下に具体例を挙げる。

・シリコーン製品の概略説明とユニークな特性を裏付ける背景技術の解説から適切な応用のポイント
・製品特性と応用分野や使用法のマッチング
・製品の機能的特性の付与や発現に係る技術要素の概説と他分野の研究開発への応用の可能性
・少量多品種業態の典型であるシリコーンのマーケティングから製品開発までのノウハウ
・特性・用途のマトリックス設計と待伏せ的製品ライン構築戦略
・顧客による次期用途開発を誘発する「自己増殖製品」の開発のポイント

最近主力となっている高機能化や顧客仕様化のトレンドに合わせ、少量多品種の典型であるシリコーンのノウハウを技術内容に準拠して紹介する。これは多くのメーカーの技術開発や応用開発に適用可能と考えている。

セミナー講演内容

1.シリコーンとシリコン及び有機ケイ素化学の基礎
  1.1 シリコーンとシリコン工業
  1.2 シリコーン化合物の特性

2.シリコーン製品の概略説明と応用分野
  2.1 シラン化合物とシランカップリング剤
  2.2 シリコーンオイル
  2.3 シリコーンレジン
  2.4 シリコーンコーティング剤
  2.5 ミラブル型シリコーンゴム
  2.6 液状シリコーンゴム

3.シリコーン製品の産業分野別要求特性と応用
  3.1 電気電子、事務機器、輸送機器分野
  3.2 建築・土木分野
  3.3 化学・プラスチック・繊維分野
  3.4 その他の工業分野

4.少量多品種工業のマーケティングと製品開発及び生産対応
  4.1 顧客対応型製品と一般汎用製品
  4.2 連続生産設備と回分生産方式の取り合わせ

5.機能と特性をもたらす技術要素開発と応用
  5.1 技術要素の探索と管理
  5.2 高機能化製品開発と効率化

□ 質疑応答 □