多孔質材料:有機構造体2セミナーのセット申込みページ
「11/27:MOF」と「11/28:COF」
【1日目】金属有機構造体(MOF)の合成・設計の基礎と分離技術への利用・様々な応用展開
【2日目】共有結合性有機構造体(COF)の基礎・特性・展望と性能の測定・評価、計算科学
受講可能な形式:
両日とも【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
両日とも【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
★ このページは「11/27:金属有機構造体(MOF)」と「11/28:共有結合性有機構造体(COF)」をお得にセットでお申込みができます。
どちらも午後からのセミナーでアーカイブ付きです。(※アーカイブ配信のみの受講も可能)
日時 | 【1日目】 2025年11月27日(木) 13:00~16:30 |
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【2日目】 2025年11月28日(金) 13:00~16:30 |
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受講料(税込)
各種割引特典
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66,000円
( E-Mail案内登録価格 62,700円 )
S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体60,000円+税6,000円
E-Mail案内登録価格:本体57,000円+税5,700円
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E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
1名分無料適用条件
2名で66,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額の33,000円)
定価:本体50,000円+税5,000円、E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円 ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。 ※他の割引は併用できません。 |
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特典 | ■両日とも、Live受講に加えてアーカイブでも1週間視聴できます。■ 【1日目のアーカイブ視聴期間】2025年11月28日(金)~12月4日(木) 【2日目のアーカイブ視聴期間】2025年11月29日(土)~12月5日(金) ※視聴期間は終了翌日から7日間を予定しています。またアーカイブは原則として編集は行いません。 | |
配布資料 | 【1日目:MOF】 製本テキスト ※開催日の4・5日前に発送予定。開催直前にお申込みの場合、セミナー資料の到着が間に合わないことがございます。 Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。 【2日目:COF】 PDFデータ(印刷可・編集不可) ※印刷物の送付はありません。開催2日前を目安に、S&T会員のマイページよりダウンロード可となります。 | |
オンライン配信 | Live配信(Zoom) ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください) | |
備考 | ※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。 ※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。 |
セミナー講演内容
■1日目■ 2025年11月27日(木) 13:00~16:30
金属有機構造体(MOF)の合成・設計の基礎と分離技術への利用・様々な応用展開
<セミナー講師>
東京大学 大学院工学系研究科 准教授 工学博士 細野 暢彦 氏
<趣旨>
近年、新しい多孔性素材として注目されている金属有機構造体(Metal-Organic Framework:MOF、多孔性金属錯体または多孔性配位高分子とも呼ばれる)について、その背景や特長、合成法・評価法の基礎から、具体的な合成例を紹介し、基本的なガス分離・貯蔵特性やMOFに固有の特徴について説明します。その後、ガス分離・貯蔵材料への利用に加え、様々な用途への応用例について広く紹介します。MOF合成の実際や、利用に関するエッセンス・ノウハウを知りたいという方、何から始めたらよいか考えている方にわかりやすく説明します。後半にはMOFを鋳型にした物質合成、ガス以外の分子の構造認識や分離法などに関するMOFを舞台とした最新研究についても紹介します。
<プログラム>
1.金属有機構造体(MOF)とは
1.1 多孔性材料について
1.2 Metal-Organic Framework (MOF)
1.3 MOFの特徴
1.4 配位子の設計
1.5 典型的なMOF
1.6 MOFの一般的な合成法
1.7 MOFの一般的な物理特性・化学特性
1.8 およその製造価格
1.9 合成時のポイント
1.10 MOFに関するデータベース等について
1.11 実際の合成およびキャラクタリゼーションのスキーム
2.MOFを使ったガス貯蔵・分離
2.1 MOFのガス吸着特性
2.2 MOFによるガス貯蔵
2.3 MOFによるガス分離
2.4 「柔軟な」MOFによるガスの分離
2.5 MOFを使ったガス分離技術の実際
3.MOFを使った高分子の認識と分離
3.1 MOFへの高分子の吸着
3.2 高分子の認識と分離
3.3 MOFカラムによる高分子分離例
3.4 MOFによるタンパク質の分離
4.MOFを使ったその他の機能開発の例
4.1 分子センシング
4.2 導電性
4.3 イオン・プロトン伝導性
4.4 バイオ関連化学への応用
4.5 MOFを用いたクロマトグラフィ分離
4.6 MOFのナノ空間を使った反応・合成
4.7 MOFのナノ空間を使った高分子合成・制御
4.8 MOFと高分子の複合による新機能材料
□質疑応答□
■2日目■ 2025年11月28日(金) 13:00~16:30
<共有結合性有機構造体> COFの基礎・特性・展望と性能の測定・評価
<セミナー講師>
北海道大学 大学院工学研究院 応用化学部門 教授 島田 敏宏 氏
<趣旨>
新材料として注目を集めている共有結合性有機構造体(COF)の特徴、合成法、応用について解説する。特に、長距離・短距離秩序を高める合成法、望みの形状(自立膜など)を形成する方法、MOF等他の材料との複合化について取り上げる。計算化学やデーターベース利用など材料設計や反応設計についても述べる。多孔質一般についての解説を交え、他の多孔質材料と比較した場合に期待される特徴についても説明する。
<得られる知識・技術>
・COFの研究動向に関する最新知識
・多孔質材料の基礎と応用
・機械学習ポテンシャル等を用いた計算化学の動向と応用
<プログラム>
1.COFとは
1.1 結合を作る官能基の種類
1.2 次元性
2.多孔質材料の一般論
2.1 特性の指標と測定・評価法
3.短距離及び長距離秩序の評価法
3.1 X線回折
3.2 原子分解能電子顕微鏡でどこまで見えるか
4.COFの合成法と秩序形成
4.1 溶液中の重合
4.2 液液界面での重合
4.3 蒸着重合
4.4 溶媒アニールの効果
4.5 鋳型の利用
5.COFの応用
5.1 特異的分子吸着剤として
5.2 液相での分離膜
5.3 気体分離膜
5.4 鋳型としての利用:酵素等機能性分子の固定
6.計算化学-反応と秩序形成を追いかける
6.1 古典分子動力学
6.2 第一原理計算による吸着特性の解明
6.3 機械学習ポテンシャルを用いた分子動力学
6.4 材料設計に向けて
□ 質疑応答 □
金属有機構造体(MOF)の合成・設計の基礎と分離技術への利用・様々な応用展開
<セミナー講師>
東京大学 大学院工学系研究科 准教授 工学博士 細野 暢彦 氏
<趣旨>
近年、新しい多孔性素材として注目されている金属有機構造体(Metal-Organic Framework:MOF、多孔性金属錯体または多孔性配位高分子とも呼ばれる)について、その背景や特長、合成法・評価法の基礎から、具体的な合成例を紹介し、基本的なガス分離・貯蔵特性やMOFに固有の特徴について説明します。その後、ガス分離・貯蔵材料への利用に加え、様々な用途への応用例について広く紹介します。MOF合成の実際や、利用に関するエッセンス・ノウハウを知りたいという方、何から始めたらよいか考えている方にわかりやすく説明します。後半にはMOFを鋳型にした物質合成、ガス以外の分子の構造認識や分離法などに関するMOFを舞台とした最新研究についても紹介します。
<プログラム>
1.金属有機構造体(MOF)とは
1.1 多孔性材料について
1.2 Metal-Organic Framework (MOF)
1.3 MOFの特徴
1.4 配位子の設計
1.5 典型的なMOF
1.6 MOFの一般的な合成法
1.7 MOFの一般的な物理特性・化学特性
1.8 およその製造価格
1.9 合成時のポイント
1.10 MOFに関するデータベース等について
1.11 実際の合成およびキャラクタリゼーションのスキーム
2.MOFを使ったガス貯蔵・分離
2.1 MOFのガス吸着特性
2.2 MOFによるガス貯蔵
2.3 MOFによるガス分離
2.4 「柔軟な」MOFによるガスの分離
2.5 MOFを使ったガス分離技術の実際
3.MOFを使った高分子の認識と分離
3.1 MOFへの高分子の吸着
3.2 高分子の認識と分離
3.3 MOFカラムによる高分子分離例
3.4 MOFによるタンパク質の分離
4.MOFを使ったその他の機能開発の例
4.1 分子センシング
4.2 導電性
4.3 イオン・プロトン伝導性
4.4 バイオ関連化学への応用
4.5 MOFを用いたクロマトグラフィ分離
4.6 MOFのナノ空間を使った反応・合成
4.7 MOFのナノ空間を使った高分子合成・制御
4.8 MOFと高分子の複合による新機能材料
□質疑応答□
■2日目■ 2025年11月28日(金) 13:00~16:30
<共有結合性有機構造体> COFの基礎・特性・展望と性能の測定・評価
<セミナー講師>
北海道大学 大学院工学研究院 応用化学部門 教授 島田 敏宏 氏
<趣旨>
新材料として注目を集めている共有結合性有機構造体(COF)の特徴、合成法、応用について解説する。特に、長距離・短距離秩序を高める合成法、望みの形状(自立膜など)を形成する方法、MOF等他の材料との複合化について取り上げる。計算化学やデーターベース利用など材料設計や反応設計についても述べる。多孔質一般についての解説を交え、他の多孔質材料と比較した場合に期待される特徴についても説明する。
<得られる知識・技術>
・COFの研究動向に関する最新知識
・多孔質材料の基礎と応用
・機械学習ポテンシャル等を用いた計算化学の動向と応用
<プログラム>
1.COFとは
1.1 結合を作る官能基の種類
1.2 次元性
2.多孔質材料の一般論
2.1 特性の指標と測定・評価法
3.短距離及び長距離秩序の評価法
3.1 X線回折
3.2 原子分解能電子顕微鏡でどこまで見えるか
4.COFの合成法と秩序形成
4.1 溶液中の重合
4.2 液液界面での重合
4.3 蒸着重合
4.4 溶媒アニールの効果
4.5 鋳型の利用
5.COFの応用
5.1 特異的分子吸着剤として
5.2 液相での分離膜
5.3 気体分離膜
5.4 鋳型としての利用:酵素等機能性分子の固定
6.計算化学-反応と秩序形成を追いかける
6.1 古典分子動力学
6.2 第一原理計算による吸着特性の解明
6.3 機械学習ポテンシャルを用いた分子動力学
6.4 材料設計に向けて
□ 質疑応答 □
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