高分子複合材料の強度と耐衝撃性
~降伏現象のメカニズムと強度・耐衝撃性の改善法~
※2名様ともE-Mail案内登録が必須です。
2名様以降の受講者は、申込み前にE-Mail案内登録をお済ませください。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※他の割引は併用できません。
| 日時 | 2025年10月27日(月) 13:00~17:00 |
|
|---|---|---|
|
受講料(税込)
各種割引特典
|
49,500円
( E-Mail案内登録価格 46,970円 )
S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円
|
|
|
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
1名分無料適用条件
2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
1名分無料適用条件
※2名様ともE-Mail案内登録が必須です。
2名様以降の受講者は、申込み前にE-Mail案内登録をお済ませください。 ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。 ※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。 ※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。 ※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。) ※他の割引は併用できません。
定価:本体36,000円+税3,600円 E-Mail案内登録価格:本体34,400円+税3,440円 ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。 ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。 ※他の割引は併用できません。 |
||
| 配布資料 | ・PDFテキスト(印刷不可・編集不可) ※開催2日前からを目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。 | |
| オンライン配信 | ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください) | |
| 備考 | ※講義の録音・録画・撮影はご遠慮ください。 ※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。 | |
| 得られる知識 | ・プラスチックの力学特性に関する基礎知識と適切な評価方法 ・繊維強化プラスチックやポリマーブレンドの力学特性に関する基礎知識 ・繊維強化プラスチックの高強度化技術 ・ポリマーブレンドの相容化メカニズム | |
| 対象 | ・本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です ・プラスチック素材の開発に携わっている方や複合材料やポリマーブレンドに興味のある方 ・プラスチックの成形加工に関わっている方も参考となる内容です | |
セミナー講師
[専門]
高分子複合材料やポリマーブレンドの強度、弾性率や耐衝撃性などの力学特性に関するモデル化を行い、構築したモデルを用いて力学特性の最適化設計を行っている。
セミナー趣旨
本セミナーでは、こうした現状を踏まえ、講師がこれまでに構築してきた、高分子複合材料の力学特性を理論的に導出する手法を体系的に紹介する。まず、材料力学の基礎に立ち返り、応力・ひずみ・主応力・降伏条件といった基本概念を整理する。そのうえで、熱可塑性プラスチックに対する引張試験、曲げ試験、衝撃試験、硬さ試験などの評価法に基づき、得られる力学物性と構造因子との関係性について解説する。
さらに、短繊維強化樹脂を中心とした高分子複合材料においては、界面せん断強さ、繊維配向、自由体積などがマクロスケールの力学応答に与える影響について論じる。また、ポリマーブレンドにおける複数の降伏挙動と、それに対応した有機系および無機系相容化剤による力学特性改善の設計指針を提示し、弾性率や衝撃強さの向上に資するアプローチを紹介する。
後半では、繊維強化熱可塑性プラスチックにおいて支配的となる三種類の降伏モードについて理論的に整理し、それらと力学特性の相関を明確化する。さらに、有機系添加剤やナノフィラーを用いた設計による性能改善の実例を取り上げ、設計指向型の材料開発への応用可能性を示す。
本講義は、力学特性の理論的予測と複合材料設計への実装に関心を有する研究者・技術者に対し、基礎から応用までの一貫した理解と実践的な視座を提供することを目的とする。
セミナー講演内容
1.1 力学とは?
1.2 力の分類(負荷形態,負荷速度)
1.3 応力とは?
1.4 応力の分類
1.5 ひずみとは?
1.6 ひずみの分類
1.7 主応力と降伏条件
1.8 力学特性とは?
2.熱可塑性プラスチックの力学特性評価
2.1 3点曲げ試験
2.1.1 降伏開始応力
2.1.2 弾性率
2.1.3 ポアソン比
2.2 引張試験
2.2.1 破断伸び
2.3 ノッチ付き衝撃試験
2.3.1 ノッチ付き衝撃強さ
2.3.2 4つの破壊形態
2.4 ビッカース硬さ
2.4.1 降伏開始圧縮応力
3.高分子/繊維複合材料の界面力学特性評価
3.1 ショートビームせん断試験
3.1.1 繊維配向角
3.1.2 界面せん断強さ
3.2 引張試験
3.2.1 界面強さ
3.2.2 界面せん断強さと界面強さの関係
3.3 ノッチ付き衝撃強さと界面せん断強さの関係
3.4 示差走査熱量測定
3.4.1 固化温度
3.4.2 自由体積
4.ポリマーブレンドの力学特性
4.1 2つの降伏現象
4.2 降伏条件1 界面はく離
4.3 降伏条件2 せん断降伏
4.4 粒子分散系複合材料の弾性率
5.ポリマーブレンドの力学特性改善手法
5.1 Case1 有機系相容化剤
5.2 Case2 無機系相容化剤
6.繊維強化熱可塑性プラスチックの力学特性
6.1 3つの降伏現象
6.2 降伏条件1 界面はく離
6.3 降伏条件2 繊維の引抜け
6.4 降伏条件3 繊維の破断
6.5 繊維強化熱可塑性プラスチックの弾性率
6.6 繊維強化熱可塑性プラスチックの衝撃強さ
7.繊維強化熱可塑性プラスチックの力学特性改善手法
7.1 Case1 有機系添加剤
7.2 Case2 ナノフィラー
□ 質疑応答 □
関連商品
高分子材料における添加剤の基礎知識と分析技術
受講可能な形式:【Live配信】のみ
シランカップリング剤の反応機構と選定・活用のポイント、最新情報
受講可能な形式:【Live配信】のみ
リグニンの基礎と分離・抽出技術および機能性材料の創出
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
高分子技術者のためのレオロジー【入門と活用】
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
ケミカルリサイクル技術の基本、手法の適用・選択と技術開発動向
受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ
プラスチック材料の高次構造・力学物性の制御・解析手法
受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ
プラスチック射出成形の基礎知識とトラブルシューティング
受講可能な形式:【Live配信】のみ
架橋技術によるポリマーの性能向上と物性・特性改良方法
受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ
二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術の基礎から応用へ
受講可能な形式:【会場受講】or【アーカイブ配信】のみ
リビング重合の基礎知識とリビングラジカル重合を用いた応用技術
受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ
高分子の延伸における分子配向・配向結晶化と物性制御のメカニズム
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
高分子・ポリマー材料の合成、重合反応の基礎、プロセスと工業化・実用化のための総合知識
受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ
エポキシ樹脂 2日間総合セミナー
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
易解体性材料の基礎と最新トレンドおよび接着剤・粘着剤の開発事例とポイント
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
ウレタン材料の基礎と組成・構造解析、および難溶解材料の最適な分析手法
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
ビトリマー(結合交換性架橋樹脂)の基礎とイオン伝導性ビトリマーへの展開
受講可能な形式:【Live配信】のみ
【オンデマンド配信】ポリイミドフィルムの特性、技術動向と加工、応用
NEW
【 2 名 同 時 申 込 で 1 名 無 料 】 対 象 セ ミ ナ ー
【オンデマンド配信】UV硬化樹脂の硬化度・物性の測定評価と硬化不良・密着不良などのトラブル対策
NEW
【 2 名 同 時 申 込 で 1 名 無 料 】 対 象 セ ミ ナ ー
有機EOポリマーの基礎と超高速光制御デバイスへの応用
受講可能な形式:【Live配信】のみ
ケミカルリサイクル拡大に向けた分解性を有するプラスチック材料設計技術
受講可能な形式:【会場受講】
リサイクル対応に向けたプラスチックの材料設計および成形加工技術
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
自動車プラスチックの“これから”を考える
受講可能な形式:【Live配信】のみ
狙った機能を持つ高分子を作るために―重合反応の基礎・応用ー
受講可能な形式:【Live配信】 or【アーカイブ配信】のみ
シリコーン製品の企画・開発に向けた材料・製品特性の理解と顧客ニーズに対応する開発戦略
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】
繊維リサイクルの最新動向と混紡繊維・ポリアミド素材の革新的リサイクル技術
受講可能な形式:【ライブ配信(見逃し配信付き)】のみ
弾塑性力学の基礎と有限要素法(FEM)解析の実務活用 NEW
受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ
分子動力学シミュレーションの基礎と高分子材料開発への応用 NEW
受講可能な形式:【ライブ配信(見逃し配信付き)】のみ
ゴム材料・エラストマー・添加剤の分析手法と劣化解析 NEW
受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ
【製本版 + ebook版】廃プラスチックのケミカルリサイクル―技術開発動向と展望―
リビング重合技術 高度な制御を可能にする精密重合と応用展開
リビング重合(精密重合)によるポリマー構造制御・高機能化を加速させる基礎・応用事例
プラスチックの循環利用拡大に向けたリサイクルシステムと要素技術の開発動向
光半導体とそのパッケージング・封止技術
~LED,レーザ,フォトダイオード,光ICなど、光半導体の種類・原理・用途から
封止・材料技術、ディスプレイや高速通信など先端応用に関わる開発課題まで~
グリーン燃料とグリーン化学品製造―技術開発動向とコスト―
グリーン水素/CO2回収/アンモニア合成/バイオメタン・LPG・エタノール
グリーン液体燃料・e-fuel/バイオナフサ・化学品製造の世界の動向
高周波対応基板の材料・要素技術の開発動向
【製本版 + ebook版】環境配慮型プラスチック~普及に向けた材料開発と応用技術~
プラスチックリサイクル- 世界の規制と対策・要素技術開発の動向と市場展望 -
UV硬化樹脂の開発動向と応用展開
【 ポジティブリスト制度導入 】改正食品衛生法で変わる対応事項と食品容器包装材料・食品接触材料の規制動向
高分子材料の分子構造の基礎と物性分析、分子構造解析技術
第1講 高分子の分子構造の基礎 -高分子の概念の確立、分子量の測定法-
第2講 高分子の結晶構造の解析法と解析から得られる情報
第3講 高分子材料の分子運動性、表面分析、力学物性
高分子材料における添加剤の基礎知識と分析技術
受講可能な形式:【Live配信】のみ
シランカップリング剤の反応機構と選定・活用のポイント、最新情報
受講可能な形式:【Live配信】のみ
リグニンの基礎と分離・抽出技術および機能性材料の創出
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
高分子技術者のためのレオロジー【入門と活用】
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
ケミカルリサイクル技術の基本、手法の適用・選択と技術開発動向
受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ
プラスチック材料の高次構造・力学物性の制御・解析手法
受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ
プラスチック射出成形の基礎知識とトラブルシューティング
受講可能な形式:【Live配信】のみ
架橋技術によるポリマーの性能向上と物性・特性改良方法
受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ
二軸スクリュ押出機を用いたリアクティブプロセシング技術の基礎から応用へ
受講可能な形式:【会場受講】or【アーカイブ配信】のみ
リビング重合の基礎知識とリビングラジカル重合を用いた応用技術
受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ
高分子の延伸における分子配向・配向結晶化と物性制御のメカニズム
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
高分子・ポリマー材料の合成、重合反応の基礎、プロセスと工業化・実用化のための総合知識
受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ
エポキシ樹脂 2日間総合セミナー
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
易解体性材料の基礎と最新トレンドおよび接着剤・粘着剤の開発事例とポイント
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
ウレタン材料の基礎と組成・構造解析、および難溶解材料の最適な分析手法
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
ビトリマー(結合交換性架橋樹脂)の基礎とイオン伝導性ビトリマーへの展開
受講可能な形式:【Live配信】のみ
【オンデマンド配信】ポリイミドフィルムの特性、技術動向と加工、応用
NEW
【 2 名 同 時 申 込 で 1 名 無 料 】 対 象 セ ミ ナ ー
【オンデマンド配信】UV硬化樹脂の硬化度・物性の測定評価と硬化不良・密着不良などのトラブル対策
NEW
【 2 名 同 時 申 込 で 1 名 無 料 】 対 象 セ ミ ナ ー
有機EOポリマーの基礎と超高速光制御デバイスへの応用
受講可能な形式:【Live配信】のみ
ケミカルリサイクル拡大に向けた分解性を有するプラスチック材料設計技術
受講可能な形式:【会場受講】
リサイクル対応に向けたプラスチックの材料設計および成形加工技術
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
自動車プラスチックの“これから”を考える
受講可能な形式:【Live配信】のみ
狙った機能を持つ高分子を作るために―重合反応の基礎・応用ー
受講可能な形式:【Live配信】 or【アーカイブ配信】のみ
シリコーン製品の企画・開発に向けた材料・製品特性の理解と顧客ニーズに対応する開発戦略
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】
繊維リサイクルの最新動向と混紡繊維・ポリアミド素材の革新的リサイクル技術
受講可能な形式:【ライブ配信(見逃し配信付き)】のみ
弾塑性力学の基礎と有限要素法(FEM)解析の実務活用 NEW
受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ
分子動力学シミュレーションの基礎と高分子材料開発への応用 NEW
受講可能な形式:【ライブ配信(見逃し配信付き)】のみ
ゴム材料・エラストマー・添加剤の分析手法と劣化解析 NEW
受講可能な形式:【ライブ配信】or【アーカイブ配信】のみ
【製本版 + ebook版】廃プラスチックのケミカルリサイクル―技術開発動向と展望―
リビング重合技術 高度な制御を可能にする精密重合と応用展開
リビング重合(精密重合)によるポリマー構造制御・高機能化を加速させる基礎・応用事例
プラスチックの循環利用拡大に向けたリサイクルシステムと要素技術の開発動向
光半導体とそのパッケージング・封止技術
~LED,レーザ,フォトダイオード,光ICなど、光半導体の種類・原理・用途から
封止・材料技術、ディスプレイや高速通信など先端応用に関わる開発課題まで~
グリーン燃料とグリーン化学品製造―技術開発動向とコスト―
グリーン水素/CO2回収/アンモニア合成/バイオメタン・LPG・エタノール
グリーン液体燃料・e-fuel/バイオナフサ・化学品製造の世界の動向
高周波対応基板の材料・要素技術の開発動向
【製本版 + ebook版】環境配慮型プラスチック~普及に向けた材料開発と応用技術~
プラスチックリサイクル- 世界の規制と対策・要素技術開発の動向と市場展望 -
UV硬化樹脂の開発動向と応用展開
【 ポジティブリスト制度導入 】改正食品衛生法で変わる対応事項と食品容器包装材料・食品接触材料の規制動向
高分子材料の分子構造の基礎と物性分析、分子構造解析技術
第1講 高分子の分子構造の基礎 -高分子の概念の確立、分子量の測定法-
第2講 高分子の結晶構造の解析法と解析から得られる情報
第3講 高分子材料の分子運動性、表面分析、力学物性
SSL/TLS対応ページ(https)からの情報送信は暗号化により保護されます。
サイトマップ
サイエンス&テクノロジー
東京都港区浜松町1-2-12
浜松町F-1ビル7F
TEL:03-5733-4188
FAX:03-5733-4187