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プラスチック射出成形における
成形品不良発生メカニズムとその対策

原理、成形材料の特性、金型、成形技術、各不良発生メカニズムと対策など。
高品質化・手戻りゼロ・不良ゼロを実現するための実践的知識とポイント

受講可能な形式:【会場受講】or【Live配信】のみ
プラスチック製品の企画・設計-試作・評価-量産試作・量産までのプロセスとその留意点から、射出成形の原理、成形材料の種類・特徴、金型の基礎・設計、射出成形品設計の基礎と事例、外観不良や精度不良などの各不良の内容と発生メカニズム、不良対策まで。
成形品と材料・金型・成形との具体的な相互関係が理解でき、高品質化・手戻りゼロのポイントを学べるセミナーです。
日時 【会場受講】 2025年9月16日(火)  10:30~16:30
【Live配信】 2025年9月16日(火)  10:30~16:30
会場 【会場受講】 東京・品川区大井町 きゅりあん  5F 第3講習室
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【Live配信】 オンライン配信  
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受講料(税込)
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1名申込み:  受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円 )
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配布資料製本テキスト
・会場受講
:当日会場にてお渡しいたします。
・Live配信受講:(開催日の4、5日前に発送予定)
 ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、
  セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
  視聴画面ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認申込み前に必ずご確認ください
備考※会場受講者のみ昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識1.プラスチック製品の企画・設計から試作・評価、量産試作・量産までのプロセスと特徴
2.成形品不良内容と不良発生メカニズムと改善対策
3.プラスチック成形品と材料、金型、成形との具体的な相互関係、高品質化、“手戻りゼロ”のポイント
対象1.プラスチック製品設計・開発技術者、プラスチック製品品質管理技術者
2.プラスチック成形生産技術者
※予備知識:プラスチックの初歩的な知識をお持ちの方

セミナー講師

大塚技術士事務所 所長 工学博士 大塚 正彦 氏
1980年 明治大学大学院工学研究科博士前期課程修了。NEC、山一電機、大塚技術士事務所などで約44年にわたりプラスチック製品の開発全般に関わる業務に従事(成形品設計、プラスチック材料実用化評価、製品設計、金型設計・製作、成形技術の先行開発など)。2012年 大塚技術士事務所設立。国内・海外企業の技術指導のかたわら書籍の執筆やセミナー講師として教育啓蒙活動にも精力的に取組む。
著書に『初級設計者のための実例から学ぶプラスチック製品開発入門』、『実践!射出成形金型設計ワンポイント改善ノウハウ集』などがある。プラスチック成形加工学会、型技術協会に所属。
【専門】
・精密プラスチック製品・金型・成形技術開発
・インサート成形製品(異種材の射出成形接合、金属の樹脂化)・金型・成形技術開発
【ホームページ】
 https://www.omtec5119.jp/

セミナー趣旨

 本セミナーでは、顧客満足度の高い製品を創るための企画、製品設計の留意点、ならびに、成形材料特性、金型設計・製作技術、成形技術のポイントについて解説します。
 特に、高品質のプラスチック成形品を成形する際、製品設計、成形材料、金型設計・製作、成形の4要素技術の視点から、各種成形品不良モードの不良発生メカニズムとその対策について、一部、実製品の実例を交えて解説します。

セミナー講演内容

1.プラスチック製品開発上の留意点
 1.1 プラスチック製品の企画・設計~量産までのフロー
 1.2 製品にプラスチックを適用する段階
 1.3 製品形状の詳細設計と部品図作成段階
 1.4 試作評価から量産化の段階
  (3Dプリンター試作、3Dプリンター型、アルミ合金型の活用)
 
2.プラスチック材料の種類と特徴

 2.1 プラスチック製品と樹脂
 2.2 プラスチック製品(材料)の一般的特性
 2.3 熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂の特徴
 2.4 汎用プラスチック、エンプラ、スーパーエンプラの種類と特徴
 
3.プラスチック射出成形金型の基礎
 3.1 金型の基本構造(2プレートタイプ、3プレートタイプ)
  【動画:金型開閉動作】
 3.2 金型設計・加工フロー、ポイント
  ・製品図~金型設計・製作~完成
 3.3 射出成形金型
  ・アンダーカット処理方法
  ・ランナーの種類と機能
  ・エジェクター(突出し)
  ・冷却回路の機能・特徴
 
4.プラスチック射出成形の基礎
 4.1 射出成形の原理・特徴
 4.2 成形加工サイクル
 
5.プラスチック射出成形品設計の基礎と事例
 5.1 事例紹介
 5.2 パーティング
 5.3 抜き勾配
 5.4 アンダーカット
 5.5 ゲート
 5.6 成形部品間の固定・組立
  ・部品固定構造
  ・部品嵌合構造
  ・二次加工
 
6.成形品不良発生メカニズムとその対策
 6.1 外観
   ウェルド、ヒケ、ボイド、ショート、バリ、焼け、ジェッティ、
   フローマーク、白化、シルバーストリーク、異物
 6.2 精度
  ・ピッチ寸法
  ・ボス・リブ高さ不良
  ・ソリ
 6.3 その他品質不良とその対策
  ・強度
  ・離型不良
 
7.まとめ

 
□質疑応答□