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視聴期間:申込日から10営業日後まで(期間中は何度でも視聴可)
★ あの好評を博した「熱伝導組成物」セミナーがオンデマンドセミナーとして期間限定、受講者募集
  ※このオンデマンドセミナーは当時の会場講演をビデオ撮影したものです。

講演録(書籍)もありますが、こちらは残り冊数僅かで完売いたします。どちらもお見逃しなく!お早めに!
  → 書籍:目からウロコの熱伝導性組成物 設計指南 ~組成物設計講演録シリーズ 【熱伝導性設計】~
日時 2025年10月30日(木)  23:59まで申込み受付中/【映像時間】4時間24分
収録日時 2024年3月15日
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
上記価格より:(同一法人に限ります)
 2名で参加の場合1名につき7,700円割引、3名以上で参加の場合1名につき11,000円割引
(※テレワークキャンペーン、2名同時申込みで1名分無料キャンペーンは、適用外セミナーです)
特典本講演は “アフターフォロー” が特別に付いた「安心オンデマンドセミナー」です :
 ☞ 視聴学習後は直接メールで、講師に講演内容の再質問ができます。
 もちろん回数制限などありません。親切で的確な対応は折り紙つきです。 
配布資料製本テキスト (※申込み日から3営業日までに、ご指定の住所へ発送いたします。)
講師メールアドレスの掲載:有り
オンライン配信オンデマンド配信 ►受講方法・視聴環境確認 (申込み前に必ずご確認ください)
備考※セミナーの録音・撮影、複製は固くお断りいたします。
※講師の所属などは、収録当時のものをご案内しております。

セミナー講師

材料技術研究所 技術コンサルタント 技術士(化学部門) 渡辺 聡志 氏
 長い間、未開拓であった「低硬度熱伝導性シリコーンゴム」という製品領域を確立させた技術者として知られる。熱伝導用セラミクスの開発経験も多く、セラミクス製造時における微妙な焼成条件の差が組成物に及ぼす影響について多くの知見を有している。
 日本ではほとんど知られていなかった熱伝導率測定法「Hot Disc 法」の有効性に早くから着目し、誤差要因のきわめて多いレーザーフラッシュ法に代わる方法として、普及にも尽力している。

 書籍ではセミナータイトルと同名の「目からウロコの熱伝導組成物 設計指南」を2013年に出版し、短期間で完売。要望にこたえる形で、専門書としては異例の2度に亘る増刷を行った。熱伝導技術に関する著作は数多く、現実に根差した論述は技術者の“頼れる道標 となっている。

セミナー趣旨

 2011年に開始された本セミナーは2024年3月の通算8回で終了し、幅広い業種の技術者・研究者が参加し好評を博しました。

 回路素子や電気自動車、小型電子機器などの技術革新により、熱を効率的に伝搬できる高分子系組成物への期待が更に高まっています。しかし、熱伝導技術に関しては歴史が浅いために、社歴に関係なく技術蓄積の少ない企業がほとんどです。このことが、間違った理論や考え方までも取り入れてしまう背景となっています。

 本講座では、熱伝導組成物開発に不可欠である材料選択から配合設計、混練加工、熱物性測定に至るまでの全ての技術側面について、技術者の立場に視点を合わせて解説いたします。また、開発者として避けて通れない「量子論」や「組成物界面の問題」についても正面から取り上げ、レベルの高い講義をいたします。

セミナー講演内容

1.技術者にとっての必修知識
 1.1 熱伝導性組成物設計の基本的な考え方
 1.2 熱分野の基礎用語
 1.3 ポリマーが熱伝導を妨げる理由 および 量子論
 1.4 多様な熱伝導率測定法の特徴と現実的な再現性

2.キャリア材料の選択論
 2.1 キャリアの分類法と熱伝導への寄与効果
 2.2 材料別 熱伝導のメカニズム
 2.3 混ぜて良いキャリア・混ぜたらダメなキャリア
 2.4 実践指南 “テーマに即したキャリア最適選定法”

3.熱伝導発現に不可欠な物理学と技術の本質
 3.1 「パーコレーション説」と「Bruggeman 式」のウソ
 3.2 目的によって異なる「最適ポリマー」と選択眼
 3.3 フォトン界面反射と界面歪の影響
 3.4 キャリア高充填を目指す混練技術

4.マーケテイングの視点で分析 市場の曲折と今後の方向性
 4.1 熱伝導性高分子組成物の歴史と紆余曲折
 4.2 反面教師「超高熱伝導性組成物」全滅の理由
 4.3 CNT・CNF ・・・素人が飛び付く材料との距離感
 4.4 組成物における熱伝導性と耐熱性との相関

■Q&A■
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