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粘着性・粘着強さの
発現メカニズムの解明・制御と
粘着・剥離挙動の観察・評価と応用

~粘着・剥離の現象の本質理解のために~

■糸曳きやモルフォロジーの観察手法■
■モルフォロジーの見方■
■パルスNMRやAFMフォースカーブの活用法と粘着剤設計への応用■

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ

粘着性の発現、粘着特性は何に起因するのか
粘着性、粘着強さがなぜ発現するのか、制御できるのか 
「粘着」特性を持つ材料等を扱う方は是非
粘着の本質を見極め、粘着を根本から理解するために
力学特性やモルフォロジーの材料特性からのアプローチによる粘着剤設計のポイント
タッキファイヤ、タック試験、糸曳き、パルスNMR、AFMフォースカーブ、、、、
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 【Live配信】 2024年3月14日(木)  10:30~16:30
【アーカイブ配信】 2024年3月28日(木)  まで受付(視聴期間:3/28~4/10)
会場 【Live配信】 オンライン配信セミナー  
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配布資料製本資料(開催日の4、5日前に発送予定)
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 開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
オンライン配信Live配信(Zoom) ►受講方法・接続確認申込み前に必ずご確認ください
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備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識糸曳きやモルフォロジーの観察手法,モルフォロジーの見方,パルスNMRやAFMフォースカーブの活用法と粘着剤設計への応用。
対象粘着をこれから始めようとされている方 粘着で困っておられる方
キーワード:タック,タッキファイヤ、ピール試験、糸曳き、パルスNMR、AFMフォースカーブ

セミナー講師

大阪工業大学 工学部 応用化学科 特任教授 学術博士 中村 吉伸 氏
【講師紹介】

セミナー趣旨

 粘着強さはピール試験やタック試験で評価されるが、得られた値で粘着剤相互の比較はできるが、粘着性発現の原因は明らかにできない。粘着性の発現には、被着体に濡れる易動性と剥離に抵抗する凝集力の相反する特性が必要である。これらの寄与の解明こそが重要である。粘着剤は典型的な粘弾性体であるので、弾性率は速度依存性を有し、これが粘着特性に大きく影響している。また、粘着剤は配合でなく、モルフォロジーからのアプローチも必要である。タックの剥離挙動やピール試験の糸曳きのモルフォロジーのin-situ観察、タッキファイヤのモルフォロジーのパルスNMRによる解析、AFMフォースカーブから粘着の本質を見極めるための手法を紹介し、得られた結果を活用した粘着剤の設計について解説する。

セミナー講演内容

1. 粘着とは

2. タッキファイヤによる粘着性発現

 2.1 なぜ粘着性が発現するのか
 2.2 タッキファイヤはいかに機能するのか
 2.3 タッキファイヤのモルフォロジーからの粘着剤の設計

3. 力学特性からの粘着剤の設計
 3.1 ローリングタック試験
  ~速度依存性が粘着性発現のキー
 3.2 ダルキスト基準の意味するもの

4. タック試験からの粘着剤の設計
 4.1 タック試験の重要ポイント
 4.2 瞬間でどれだけ濡れるかが重要
 4.3 プローブタック試験による濡れ性の評価
 4.4 プローブタック試験における剥離挙動の観察
 4.5 剥離のモルフォロジーも重要
 4.6 タック試験からの粘着剤の設計
   汎用のPBAとP2EHAもこれだけ違う
 4.7 ボールタック試験を摩擦係数からより定量的に

5. 糸曳きからの粘着剤の設計
 5.1 糸曳きの観察手法
 5.2 糸曳きのモルフォロジーからここまで粘着剤が見える
 5.3 糸曳きからの粘着剤の設計
 
6. パルスNMRの粘着剤設計への活用
 6.1 緩和スペクトルの活用 いかに粘着特性を高めるかを知る
 6.2 差スペクトルの活用 タッキファイヤのモルフォロジーがわかる
 6.3 パルスNMRの本質~最新の成果から

7. AFMフォースカーブの粘着剤の設計への活用
 7.1 AFMフォースカーブの測定法
 7.2 AFMフォースカーブからの粘着性発現メカニズム
 7.3 AFMフォースカーブからの粘着剤の設計

8. まとめ

□質疑応答□