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繊維リサイクルの最新動向と課題・今後の方向性
~繊維製品のサーキュラーエコノミー~

繊維廃材の実態、リサイクル動向・課題・展望、法制度・認証制度、
回収・選別・分離技術、易リサイクル設計、環境調和型材料など。

講演内容を追加しました。(2024/3/8 15:30更新)
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ

近年、繊維製品の資源循環システムの構築に向けた動きが世界的に活発になってきています。
その動向(認証制度・法制度・リサイクル技術)や課題、実用化が求められる繊維to繊維リサイクル、回収・選別・分離技術や易リサイクル設計・環境調和型材料などの資源循環システムの実現に必要とされる技術、今後の展望などについて解説します。
日時 2024年5月16日(木)  13:00~16:30
会場 オンライン配信セミナー  
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受講料(税込)
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配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
■アーカイブ配信について
 視聴期間:終了翌営業日から7日間[5/17~5/23中]を予定
 ※動画は未編集のものになります。
 ※視聴ページは、マイページにリンクを設定します。
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・繊維廃材の実態
・繊維リサイクルの動向
・繊維リサイクルの課題
・繊維リサイクルの方向性
・繊維製品のサーキュラーエコノミーについて
対象・繊維廃材の処理に困っている繊維業界、アパレル業界の方々。
・廃棄繊維回収量増大を目指す自治体の方々。
・リサイクルシステム構築を目指す方々。
・サステナブルファッション普及を目指す(専門学校)の先生、学生諸君。
・サーキュラーエコノミーに興味のある方々。
・予備知識は不要です。

セミナー講師

京都工芸繊維大学 名誉教授 工学博士 木村 照夫 氏
専門:機械工学、繊維リサイクル
(一社)Textile Upcycle Platform・代表理事
(一社)Textile Circular Network・代表理事
(一社)日本繊維機械学会/繊維リサイクル技術研究会・委員長

セミナー趣旨

 石油産業に次いで環境負荷が大きいと言われている繊維・ファッション産業において環境負荷低減策の構築は必要不可欠であるが、経済性重視の社会ではなかなかシステム構築が進まなかった。しかし昨今の環境問題への意識の向上から各方面で繊維リサイクル、強いてはサーキュラーエコノミー構築を目指す企業が急速に増大している。ただし、とくにアパレルは様々な素材からなり、とくに98%を輸入に頼っているわが国ではシステム構築がなかなか進まないのが実情である。また、最近は環境問題が一種のブームになり、うわべだけの環境に優しいと言う商品もちらほらみられるようである。
 本講演では、繊維廃材の実態を見つめ直し、本当に環境に優しい繊維産業を構築するにはどのようにすれば良いか、作る責任、つかう責任(SDGs12)を参加者全員で考える機会になれば幸いである。

セミナー講演内容

1.SDGsとサーキュラーエコノミー
 持続可能社会とは、作る責任/使う責任 etc
 
2.繊維ビジョン(経産省)
 2030年までに必要な技術、繊維TO繊維 etc
 
3.リサイクルとアップサイクル
 カラーリサイクルシステム、再生糸、建材 etc
 
4.繊維製品の環境負荷
 CO2問題、水問題、海洋汚染、有害廃棄物 etc
 
5.繊維廃材の実態

 衣服廃材、非衣服廃材、デッドストック、リユース・リサイクル率 etc
 
6.回収、選別、分離技術
 自治体・店頭回収、近赤外線素材判別、熱水処理、異物除去 etc
 
7.易リサイクル設計
 デジタルファッション、3Dプリンター、易反毛化、水平リサイクル性 etc
 
8.認証制度、法制度
 Quality Label、Textile Exchange、EUエコ規制、JIS・ISO化、デジタルパスポート etc
 
9.環境調和型材料
 バイオベース、リサイクル繊維、生分解性繊維、エコマテリアル etc
 
10.グリーンウォッシュ
 7つの大罪、SDGsウヲッシュ etc
 
etc.

 □質疑応答□