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量子ビームによる
機能性高分子材料の開発技術と構造解析

~電子線・ガンマ線・イオンビームによる分解・架橋・グラフト重合反応とその応用~
~X線・中性子による構造・機能解析~

本セミナーは都合により中止になりました。(2024/1/24 16:30更新)
受講可能な形式:【Live配信】のみ

◎量子ビームの種類・性質等の基礎から、物質の相互作用、有機・高分子材料への照射効果、応用、構造・機能解析手法までを詳しく解説。
◎EB硬化技術、二次電池・燃料電池用材料の創製、高分子電解質膜の構造・機能解析など、機能性材料開発への応用方法とその事例。
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 2024年1月31日(水)  13:00~16:30
会場 オンライン配信セミナー  
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受講料(税込)
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配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・量子ビームに関する基礎知識
・量子ビームを用いた高分子の分解・架橋・グラフト重合反応技術
・機能性高分子材料の高次構造の解析技術並びに制御手法
・汎用高分子の高性能化手法
・あらかじめ膜状に成形した基材高分子材料に、基材の物性を維持したまま、1ステップの処理で機能性ポリマーを共有結合でしっかりと「接ぎ木」(グラフト)できる放射線グラフト重合技術
対象・機能性高分子材料の開発に従事している方
・高分子材料の製造、加工などの業務に携わっている方
・汎用高分子の高性能化や機能性付与の技術開発に携わっている方
・高分子の高次構造の制御や物性スクリーニングの効率化に興味のある方

セミナー趣旨

 一般的に機能性高分子材料の作製は、合成手順が多段階に渡り、精製操作も煩雑になりがちです。また、膜などの形状に成形する段階においても、膜厚の再現性の問題や、機能性を決める高次構造(会合状態)制御の困難さなど、様々な要因により所望の物性が発現しないことが多くあります。
 本セミナーでは、量子ビームの種類・原理などの基礎から、電子・ガンマ・イオンビームを利用した分解・架橋・グラフト重合反応の機能性材料開発への応用方法とその事例、放射線グラフト重合技術、X線や中性子を用いた高次構造解析手法について解説します。

セミナー講演内容

第1部:量子ビームの基礎
1.量子ビーム(放射線)の基礎

 1.1 量子ビームについて(種類、性質)
 1.2 量子ビームのエネルギー・強度
 1.3 量子ビームの発生技術
 
2.量子ビームと物質の相互作用
 2.1 電磁波(X線、ガンマ線)との相互作用
 2.2 荷電粒子(電子線、イオン線)との相互作用
 2.3 中性子との相互作用
 
3.有機・高分子材料への照射効果

 3.1 高分子の放射線化学の特徴
 3.2 量子ビームによる高分子の反応
 
第2部:量子ビームの利用
4.電子・ガンマ線の利用

 4.1 量子ビームの産業利用について
 4.2 電子線:架橋反応を利用した電子線(EB)硬化技術
 4.3 ガンマ線:グラフト重合による二次電池、燃料電池用材料の創製
 
5.イオンビームの利用
 5.1 イオンビームの発生装置について
 5.2 イオン飛跡のエッチングによる穿孔形成
 5.3 イオン飛跡へのグラフト重合による電解質材料の作製
 
6.X線・中性子による構造・機能解析
 6.1 小角散乱解析について
 6.2 有機・高分子機能材料の多層(階層)構造の解析
 6.3 高分子電解質膜の構造・機能解析への応用

 □質疑応答□