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軟包装を巡る国内外のリサイクル促進の法制化と
リサイクル手法の開発動向および関連特許動向

特許情報を交えつつEU法規制、軟包装のモノマテリアル化およびリサイクル手法の開発動向について解説

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ


 本セミナーでは、日欧のプラスチック製容器包装廃棄物の規制動向を紹介した後に、それを踏まえて、軟包装のモノマテリアル化やリサイクル手法の開発動向、関連特許動向等について解説する。
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 【Live配信】 2023年12月21日(木)  13:00~16:30
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 アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義の録画・録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・欧州での包装材料のリサイクルの法制化
・軟包装のモノマテリアル化の実例
・軟包装のモノマテリアル化に必要な透明蒸着フィルム
・国内外の軟包装モノマテリアル化関連特許
・軟包装のリサイクル方法
・軟包装の油化によるリサイクルの動向
・ケミカルリサイクル関連特許
対象軟包装材料の製造、開発及び利用に関わって2年以上の経験を有する方

セミナー講師

土屋特許事務所 弁理士 土屋 博隆 氏
【プロフィール】

大日本印刷(株)に37年間勤務。軟包装材料、液体紙容器、透明蒸着、無菌充填装置等の開発及び包装材料加工技術の開発に従事、この間、包装研究所所長等に就く。現在は、弁理士として特許関連業務に従事。
【その他 活動など】
日本弁理士会会員
日本包装コンサルタント協会 副会長

セミナー趣旨

 地球規模の温暖化、気候変動の主要因は温暖化ガスの排出と言われており、主な温暖化ガスである二酸化炭素の排出を世界的に抑制していかなければならない。そのため、各国は様々な政策実施を迫られている。日本も、2050年の「カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現」を宣言している。包装材料は内容物を保護し、安全に使用者(消費者)の手に届けるという使命がある。しかし、一旦内容物が使用されると、包装材料はゴミとなってしまう宿命にある。特にプラスチック製包装材料は、海洋汚染、廃棄物輸出禁止等の問題提起を踏まえて、欧州を中心にリサイクルに向けた動きが活発化している。EUでは、プラスチック製包装材料のリサイクル材料使用率を法制化しようとしている。
 軟包装は多種の素材を積層することで機能を発揮しており、マテリアルリサイクルは困難である。そこで、リサイクルし易い設計として、軟包装のモノマテリアル化が提言され、そのための包装材料開発が進められている。モノマテリアル化した軟包装のリサイクルをどのように行うのか。リサイクル手法としては種々あるが、日本ではPETボトル以外のマテリアルリサイクルは僅かであり、サーマルリサイクルが主流である。欧州では、サーマルリサイクルはリサイクルとして認められず、ケミカルリサイクルを含めて軟包装のリサイクル手法の開発が進められている。
 EU法規制、軟包装のモノマテリアル化及びリサイクル手法の開発動向について、特許情報を交えて述べる。

セミナー講演内容

1. プラスチック製容器包装廃棄物規制動向
 1.1 EUのプラスチック廃棄物の現状
 1.2 日本のプラスチック廃棄物の現状
 1.3 EUのプラスチック環境戦略
 1.4 EUの容器包装廃棄物関連法規規制
 1.5 欧州各国の法規制
 1.6 日本の環境のプラスチック環境戦略と法制化
 1.7 欧州のグローバル企業及び団体の動向

2. 軟包装のモノマテリアル化のガイドラインと実例
 2.1 CEFLEXのガイドライン
 2.2 海外のモノマテリアル化例
 2.3 国内のモノマテリアル化例

3. 軟包装のモノマテリアル化におけるバリア付与
 3.1 透明蒸着
 3.2 EVOH
 3.3 バリアコート

4. モノマテリアル関連特許
 4.1 層構成
 4.2 延伸フィルム
 4.3 蒸着
 4.4 バリアコート

5.プラスチックのリサイクル                                                        
 5.1 リサイクルの定義                                                        
 5.2 国内のプラスチック製容器包装のリサイクル 
 5.3 リサイクルの衛生性                                                      

6.軟包装リサイクルの開発動向                                                      
 6.1 メカニカルリサイクル                                                       
 6.2 油化                                                        
 6.3 ガス化
 6.4 ケミカルリサイクル関連特許  
 
□ 質疑応答 □