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粒子コーティングの最前線
―次世代電池を加速する高性能セラミックス合成技術―

~液相法による粒子へのセラミックスナノコーティング技術とその応用~

受講可能な形式:【Live配信】
<ゾルゲル法をはじめとする液相合成によるナノコーティングの最新研究>

リチウムイオン二次電池の正極活物質への適用例~全固体電池界面制御研究への展開、
電気化学触媒、光学材料等への応用など、次世代デバイスのブレークスルーに向けた
粒子ナノコーティング技術の可能性、量産スケールへの展開ノウハウまで解説!
日時 2025年7月30日(水)  13:00~16:30
受講料(税込)
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セミナー講師

北見工業大学 機械電気系 教授 大野智也 氏

[略歴]
2004年に静岡大学大学院理工学研究科博士後期課程を修了、博士(工学)。
その後、静岡大学イノベーションセンター非常勤研究員を経て、2005年より北見工業大学助手、2007年より助教となる。
その間、2006年にスロベニアのヨゼフ・シュテファン研究所にて1年間博士研究員として勤務した。
その後、2011年に北見工業大学准教授となり、2017年より現職の北見工大教授となる。

専門分野は材料科学と粉体工学であり、特に現在粉体へのナノコーティングに関する研究を進めており、2021年より全固体型リチウムイオン二次電池開発に関連するNEDO委託事業SOLiD-EVへの参画を契機に、現在実施中のNEDO委託事業SOLiD-NEXTの初期メンバーとして電池材料開発にも携わっている。

セミナー趣旨

 全固体リチウムイオン二次電池をはじめとする様々な高性能デバイスの競争が激化するいま、単一材料だけでは達成し得ない高性能を実現するには、粒子形状の材料をナノレベルで複合化するコーティング技術の深い理解が不可欠です。
 本セミナーでは、粒子形状の材料の表面設計を軸に、ゾルゲル法をはじめとする液相合成プロセスの基礎から量産スケールへの展開ノウハウまでを体系的に解説します。特に、リチウムイオン二次電池の正極活物質への適用例を通じて、粉体特性(均質性や被覆性など)と電池特性(容量保持率など)の相関を明らかにし、性能向上のメカニズムを示します。さらに、電気化学触媒、光学材料など異分野への横展開事例を紹介し、粒子コーティング技術が開く新たなビジネス機会を展望します。
 “粒子コーティング技術”を武器に、次世代デバイスの性能ブレイクスルーを実現する― その可能性を議論します。

セミナー講演内容

1.ナノ粒子コーティングの基礎と課題整理
  1.1 粒子コーティング層の構造制御概念
  1.2 コーティング層均質化の阻害要因
 
2.液相合成(ゾルゲル法)によるコーティング溶液設計
  2.1 前駆体化学・加水分解/縮合制御
  2.2 スケールアップ時の安定性制御
 
3.リチウムイオン二次電池材料への適用事例
  
3.1 正極活物質へのコーティングに関する成果
  3.2 電池特性への寄与メカニズム
 
4.異分野応用と今後のビジネス機会
  4.1 酸素発生反応用電気化学触媒、光学材料への展開例
  4.2 スケールアップの可能性

□ 質疑応答 □