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これだけは押さえておきたい
"最新"工業触媒の基礎知識

~工業触媒の最適化・劣化対策・長寿命化・再生方法~

受講可能な形式:【会場受講】or【Live配信】

工業触媒をどのように開発し、どのように使うべきなのか?
劣化対策や長寿命化はどのようになされるべきなのか?

 本セミナーでは、工業触媒の使用方法、活性や選択性の向上方法、評価や試験のやり方、劣化原因・劣化メカニズムとその対策、寿命推定、長寿命化に際しての考え方等など、工業触媒を扱う技術者にとっての必須知識を余すところなく解説します。
日時 【会場受講】 2025年9月25日(木)  10:30~16:30
【Live配信】 2025年9月25日(木)  10:30~16:30
会場 【会場受講】 東京・品川区大井町 きゅりあん  5F  第1講習室
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【Live配信】 オンライン配信  
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受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
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  ※1名様で開催月の2ヵ月前の月末までにお申込みの場合、上記特別価格になります。
  
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テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
8月1日からの1名申込み: 受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円 )
 定価:本体40,000円+税4,000円
 E-Mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円
  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
  ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
  ※他の割引は併用できません。
配布資料・会場受講:セミナー当日に会場にて製本テキストを配布

・Live配信受講:PDFテキスト(印刷不可・編集不可)
 ※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信受講方法・接続確認 (申込み前に必ずご確認ください)
備考※会場受講の方のみ昼食付
※講義の撮影・録画・録音はご遠慮ください。
※講義中の会場でのパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
※開催日の概ね1週間前を目安に、会場受講者が最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・工業触媒の基礎
・工業触媒の開発方法
・工業触媒の最適使用法
・工業触媒の劣化
・工業触媒の長寿命化
・CO2原料燃料、化学品製造技術
・工業触媒の再生法
対象・化学に知識のある者
・地球温暖化対策を必要と考えている者
・触媒の開発に携わっている技術者
・触媒プロセスを運転している技術者

セミナー講師

アイシーラボ 代表 室井 髙城 氏 《講師紹介》
  元エヌイー・ケムキャット執行役員。元BASF首席顧問。一貫して工業触媒の開発に従事

セミナー趣旨

 工業触媒は歴史と共に変遷してきた。石炭化学は石油化学に替わり、更に天然ガスが用いられ始めたが、今や、再生可能エネルギーやバイオマス原料に変わりつつある。触媒は目的ではないので、これらの原料を用い、人類に必要なものを作り出す重要な手段である。従来にない工業触媒の開発と応用が必要である。これらについて解説する。

セミナー講演内容

1.工業触媒の基本
 1.1 工業触媒の寿命
 1.2 触媒の活性を向上させる方法
 1.3 触媒の実際的な使用方法
  ・メタネーション反応(発熱の抑制)
  ・逆シフト反応 (CO2のCOへの還元)
  ・CO2原料メタノール合成反応(脱水による転化率の向上
  ・CO2原料FT合成触媒
  ・MTG (Methanol to Gasoline) プロセス
  ・MTO (Methanol to Olefins) プロセス
  ・MTA (Methanol to Aromatics) プロセス
  ・廃食油からのSAFの製造プロセス
 1.4 金属使用量の削減法
  ・自動車触媒、燃料電池、PEM
 1.5 選択性の向上法
  ・選択的FT合成、カプセル触媒
 1.6 多元機能触媒
  ・合成ガスからエチレンの合成 
  ・合成ガスからオレフィンの合成
  ・合成ガスからエタノールの合成

2.触媒試験方法
 2.1 懸濁床触媒の試験法
 2.2 固定層触媒の試験法

3. 工業触媒の開発の方法
 3.1 マイクロリアクターによる触媒探査法
 3.2 ハイスループットスクリーニング
 3.3 触媒インフォマテックス

4.触媒劣化
 4.1 触媒の劣化原因
 4.2 劣化原因の究明法
  ・劣化触媒の分析
  ・再生による推定

5.触媒寿命の推定
 5.1 反応温度分布からの推定法
 5.2 迅速寿命試験による推定法

6.触媒劣化対策
 6.1 前処理による劣化対策
  ・重金属、H2S、シロキサン除去
  ・ウッドマスから無機塩の除去
  ・バイオマス合成ガスから微量S除去、HCN除去
  ・廃プラ分解油、分解ガスからの塩素除去、H2の精製、CO2の精製
  ・都市ごみ合成ガスの精製、タールの除去
 6.2 運転法による劣化対策
 6.3 反応装置設計による劣化対策
  ・希釈反応
  ・多段反応装置

7.長寿命触媒の開発 
 7.1 耐熱触媒の開発
  ・改質触媒(部分酸化触媒)、自動車触媒、メタノール合成触媒
 7.2 シンタリング抑制触媒
  ・耐熱性担体、 合金触媒
 7.3 カーボン析出の抑制
  ・ドライリフォーミング触媒
 7.4 耐硫黄触媒の開発
 7.5 ゼオライト触媒の耐久性向上

8.再生方法
 8.1 オンサイトによる再生
 8.2 オフサイトによる再生
 8.3 ゼオライト触媒の再生

9.まとめ

□ 質疑応答 □