<エナジーハーベスティングデバイスへ>
有機系フレキシブル熱電変換材料/デバイスの
基礎・課題と最新技術動向
■熱電変換デバイス・ゼーベック効果の基礎、フレキシブル熱電変換素子、評価法■
■内外温度差の利用、排熱利用でエナジーハーベスティングデバイス■
■IoTのためのフレキシブル/ウェアラブルエナジーハーベスター■
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
★ アーカイブ配信のみの受講もOKです。
★ 熱電変換の基礎、ウェアラブル用に要求される条件、有機系熱電材料、熱電および熱伝導率測定の注意点
★ 巨大ゼーベック効果、「やわらかい」熱電材料/素子とは!
日時 | 【Live配信:アーカイブ付き】 2025年10月8日(水) 10:30~16:30 |
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受講料(税込)
各種割引特典
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55,000円
( E-Mail案内登録価格 52,250円 )
S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
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E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
1名分無料適用条件
2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額の27,500円)
■■■ 1名様で、2025年8月31日申込み受付分まで ■■■
定価/E-mail案内登録価格ともに:本体32,000円+税3,200円 ※1名様で開催月の2ヵ月前の月末までにお申込みの場合、上記特別価格になります。 ※本ページからのお申込みに限り適用いたします。※他の割引は併用できません。 ■■■ 1名様で、2025年9月1日申込み受付分から ■■■
定価:本体40,000円+税4,000円、E-Mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円 ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。 ※他の割引は併用できません。 |
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特典 | ■Live受講に加えて、アーカイブでも1週間視聴できます■ 【アーカイブの視聴期間】2025年10月9日(木)~10月15日(水)まで ※このセミナーはアーカイブ付きです。セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。 | ||
配布資料 | PDFテキスト(印刷可・編集不可) ※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。 | ||
オンライン配信 | ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ(見逃し)配信について ※視聴期間は終了翌日から7日間を予定しています。またアーカイブは原則として編集は行いません。 ※マイページからZoomの録画視聴用リンクにてご視聴いただきます。 | ||
備考 | ※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。 ※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。 |
セミナー講師
奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学領域 教授 中村 雅一 氏
【経歴】
1990-2000 株式会社東レリサーチセンター 半導体中のドーパント分布評価などの研究に従事。
(その間1994-1997) アトムテクノロジー研究体(JRCAT) 基板表面原子配列制御による有機薄膜の配向制御および走査型プローブ顕微鏡を用いた有機薄膜の構造・物性評価に関する研究に従事
2000-2011 千葉大学工学部 有機薄膜トランジスタの作製法と物性研究および走査型プローブ顕微鏡による局所電気物性評価に関する研究に従事
2011- 現職
【専門】
有機エレクトロニクス、有機系熱電材料、有機薄膜成長、局所電気物性評価
【活動・併任】
・応用物理学会 理事
・応用物理学会 薄膜・表面物理分科会 副幹事長
・電子情報通信学会 有機エレクトロニクス研究専門委員会 委員
・第1回有機複合材料熱電国際会議組織委員
【WebSite】
https://mswebs.naist.jp/LABs/greendevice/www/
【経歴】
1990-2000 株式会社東レリサーチセンター 半導体中のドーパント分布評価などの研究に従事。
(その間1994-1997) アトムテクノロジー研究体(JRCAT) 基板表面原子配列制御による有機薄膜の配向制御および走査型プローブ顕微鏡を用いた有機薄膜の構造・物性評価に関する研究に従事
2000-2011 千葉大学工学部 有機薄膜トランジスタの作製法と物性研究および走査型プローブ顕微鏡による局所電気物性評価に関する研究に従事
2011- 現職
【専門】
有機エレクトロニクス、有機系熱電材料、有機薄膜成長、局所電気物性評価
【活動・併任】
・応用物理学会 理事
・応用物理学会 薄膜・表面物理分科会 副幹事長
・電子情報通信学会 有機エレクトロニクス研究専門委員会 委員
・第1回有機複合材料熱電国際会議組織委員
【WebSite】
https://mswebs.naist.jp/LABs/greendevice/www/
セミナー趣旨
IoTの末端に位置する様々な孤立電子機器において、電力自給のためのエナジーハーベスティングデバイスは重要な要素である。人間が生活する限りは少なからぬ熱流が生じており、衣服や人間の住環境には必然的に内外温度差が生じている。これを利用すべく、人体や身の回りの排熱を利用するエナジーハーベスティングデバイスの研究が世界的に盛んになっている。
本セミナーでは、熱電変換の基礎、ウェアラブル用途などに要求される条件、有機系熱電材料に特有のメカニズム、熱電および熱伝導率測定の注意点などの基礎的知識を解説した後、我々が狙っている従来概念を超える「やわらかい」熱電材料/素子について、そのコンセプトといくつかの最新成果を紹介する。
本セミナーでは、熱電変換の基礎、ウェアラブル用途などに要求される条件、有機系熱電材料に特有のメカニズム、熱電および熱伝導率測定の注意点などの基礎的知識を解説した後、我々が狙っている従来概念を超える「やわらかい」熱電材料/素子について、そのコンセプトといくつかの最新成果を紹介する。
セミナー講演内容
<得られる技術・知識>
・熱電変換の基礎知識
・様々な熱電機構
・フレキシブル熱電材料に要求される性能
・薄膜/微小量での熱電特性評価における注意点
・熱伝導率測定における注意点、どのような材料が有望かの展望
<プログラム>
1.熱電変換デバイスの基礎
1.1 エナジーハーベスティングと熱電変換
1.2 熱電変換の実用化例
1.3 熱電変換デバイスの基本構造と動作原理
1.4 パワーファクターと無次元性能指数
1.5 ゼーベック効果とペルチェ効果
2.ゼーベック効果の基礎
2.1 ゼーベック効果概要
2.2 ゼーベック効果の物理的な中身
2.3 ゼーベック効果の理論式(線形応答理論より)
2.4 様々な近似理論式
2.5 やや特殊な例
3.熱電変換材料研究の現状概観
3.1 無機熱電変換材料の現状
3.2 古典的材料設計指針
3.3 低次元化やナノ構造形成のメリットと限界
3.4 実用化例と普及が進まない理由
4.フレキシブル熱電変換素子実現に向けて
4.1 フレキシブル熱電変換デバイスの必要性
4.2 どの程度の電力を供給できるか
4.3 IoT電子回路の例とエナジーハーベスティンデバイスの需要予測
4.4 ウェアラブル熱電変換素子特有の要求事項
4.5 有機系熱電材料/デバイスの報告例と典型的なデバイス構造
5.有機系熱電材料の評価法
5.1 市販熱電特性評価装置の例
5.2 熱電特性評価の一般的注意点
5.3 有機熱電材料評価のための要求事項
5.4 熱伝導率測定法の比較
5.5 市販熱伝導率評価装置の例
5.6 熱伝導率測定の一般的注意点
5.7 いくつかの方法の紹介
6.有機系熱電材料の広範囲サーベイ結果
6.1 広範囲有機系熱電材料探索結果と考察
6.2 有望と思われる材料系は?
7.当グループの材料戦略1:低分子系有機半導体における巨大ゼーベック効果
7.1 巨大ゼーベック効果の発見と一般化
7.2 巨大ゼーベック効果の特徴および発現条件
7.3 巨大ゼーベック効果の発現機構の解明に向けて
7.4 ポリマー半導体でも発現するのか?
8.当グループの材料戦略2:CNT間分子接合による熱・キャリア輸送独立制御
8.1 不均一系熱電材料とは?
8.2 CNT/タンパク質複合材料による断熱性熱電材料の創出
8.3 熱輸送抑制機能を持つその他の分子接合
8.4 CNT複合材料の紡糸と布状熱電変換デバイス
9.熱電派生研究:高熱伝導性CNT複合材料
9.1 高配向CNT/ポリマー複合材料リボンの作製
9.2 熱伝導率制御範囲の現状と考えられる応用
□質疑応答□
・熱電変換の基礎知識
・様々な熱電機構
・フレキシブル熱電材料に要求される性能
・薄膜/微小量での熱電特性評価における注意点
・熱伝導率測定における注意点、どのような材料が有望かの展望
<プログラム>
1.熱電変換デバイスの基礎
1.1 エナジーハーベスティングと熱電変換
1.2 熱電変換の実用化例
1.3 熱電変換デバイスの基本構造と動作原理
1.4 パワーファクターと無次元性能指数
1.5 ゼーベック効果とペルチェ効果
2.ゼーベック効果の基礎
2.1 ゼーベック効果概要
2.2 ゼーベック効果の物理的な中身
2.3 ゼーベック効果の理論式(線形応答理論より)
2.4 様々な近似理論式
2.5 やや特殊な例
3.熱電変換材料研究の現状概観
3.1 無機熱電変換材料の現状
3.2 古典的材料設計指針
3.3 低次元化やナノ構造形成のメリットと限界
3.4 実用化例と普及が進まない理由
4.フレキシブル熱電変換素子実現に向けて
4.1 フレキシブル熱電変換デバイスの必要性
4.2 どの程度の電力を供給できるか
4.3 IoT電子回路の例とエナジーハーベスティンデバイスの需要予測
4.4 ウェアラブル熱電変換素子特有の要求事項
4.5 有機系熱電材料/デバイスの報告例と典型的なデバイス構造
5.有機系熱電材料の評価法
5.1 市販熱電特性評価装置の例
5.2 熱電特性評価の一般的注意点
5.3 有機熱電材料評価のための要求事項
5.4 熱伝導率測定法の比較
5.5 市販熱伝導率評価装置の例
5.6 熱伝導率測定の一般的注意点
5.7 いくつかの方法の紹介
6.有機系熱電材料の広範囲サーベイ結果
6.1 広範囲有機系熱電材料探索結果と考察
6.2 有望と思われる材料系は?
7.当グループの材料戦略1:低分子系有機半導体における巨大ゼーベック効果
7.1 巨大ゼーベック効果の発見と一般化
7.2 巨大ゼーベック効果の特徴および発現条件
7.3 巨大ゼーベック効果の発現機構の解明に向けて
7.4 ポリマー半導体でも発現するのか?
8.当グループの材料戦略2:CNT間分子接合による熱・キャリア輸送独立制御
8.1 不均一系熱電材料とは?
8.2 CNT/タンパク質複合材料による断熱性熱電材料の創出
8.3 熱輸送抑制機能を持つその他の分子接合
8.4 CNT複合材料の紡糸と布状熱電変換デバイス
9.熱電派生研究:高熱伝導性CNT複合材料
9.1 高配向CNT/ポリマー複合材料リボンの作製
9.2 熱伝導率制御範囲の現状と考えられる応用
□質疑応答□
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