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機能性色素の応用に向けた分子設計指針と
応用展開、研究最前線

~外部刺激応答性・光電変換用などの各物性と分子設計・応用、研究の最新情報と新展開~

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ

機能性色素の各種応用分野に最適な分子設計指針と様々な応用展開、研究開発の最前線を解説します!
外部刺激応答性・光電変換用・分子認識能を有する・一重項酸素を発生する機能性色素の分子設計と物性、それらの発光素子・有機系太陽電池等のオプトエレクトロニクス分野や医療分野への応用、外部刺激応答性発光材料・蛍光センサーなどの機能性色素研究の最前線を解説。
昨年開催時から一部内容を更新しての開催です。
2/21開催の基礎編とのセット申込みも可能です。基礎編のページはこちら。2日間セット申込みページはこちら
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 2024年3月15日(金)  10:00~16:30
会場 オンライン配信セミナー  
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配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
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アーカイブ配信について
 視聴期間:終了翌営業日から7日間[3/18~3/25中]を予定
 ※動画は未編集のものになります。
 ※視聴ページは、マイページにリンクを設定します。
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識それぞれの応用分野に最適な機能性色素の分子設計・合成、オプトエレクトロニクス(発光素子、情報記録・情報表示、有機系太陽電池など)や医療分野(光線力学的療法)用の発光性色素・光増感色素の構造と光電子特性の関係、分子認識と光物性の関係(蛍光センサー)、外部刺激応答特性固体発光性色素、一重項酸素発生光増感色素および蛍光性水センサーの研究開発動向
対象有機色素の研究開発・応用等に係っている方。それぞれの応用分野に最適な機能性色素の分子設計指針と新規な色素母体骨格の開発およびオプトエレクトロニクス(発光素子、情報記録・情報表示、有機系太陽電池など)や医療分野(光線力学的療法)への応用展開、さらに最前線の機能性色素の研究開発(外部刺激応答性発光材料、蛍光センサー材料、一重項酸素発生光増感色素)を新規展開することを想定されている方。

セミナー講師

広島大学 大学院先進理工系科学研究科 教授 博士(理学) 大山 陽介 氏
専門:機能性色素化学、有機合成化学、有機材料化学、材料物性化学、光化学、電気化学
【講師詳細はこちら】

セミナー趣旨

 機能性色素(Functional Dye)は、1970年代後半に日本から発生した学術用語であり、光、熱・電場・磁場などの何らかの操作(外部刺激)によって、色や発光性が変化する・情報を記録する・エネルギー変換を引き起こすなどの新しい機能を発現する分子である。オプトエレクトロニクスデバイスや環境分野さらには医療分野に応用できるため、持続可能な開発目標(SDGs)に資する重要な材料群である。
 本セミナーでは、各種応用分野に最適な機能性色素の分子設計指針と新規な色素母体骨格の開発およびオプトエレクトロニクス(発光素子、有機系太陽電池など)や医療分野(光線力学的療法)への応用展開、さらに機能性色素研究(外部刺激応答性発光材料、蛍光センサー、一重項酸素発生光増感色素)の最前線について解説する。

セミナー講演内容

1.外部刺激応答性の機能性色素の分子設計と物性:メカノフルオロクロミック色素を例として
 1.1 固体発光性
 1.2 分子間相互作用の制御
 1.3 メカノフルオロクロミズム
 1.4 結晶とアモルファス
 1.5 理論的考察
 
2.光電変換用の機能性色素の分子設計と物性:色素増感太陽電池を例として
 2.1 光電流・光起電圧
 2.2 電子移動の最適化
 2.3 分子配列・配向性の制御
 2.4 電極と色素間の相互作用
 2.5 耐久性
 2.6 色素増感型光電気化学セル【更新】

3.分子認識能を有する機能性色素の分子設計と物性:蛍光性水センサーを例として
 3.1 ホスト・ゲスト
 3.2 分子間相互作用
 3.3 分子認識と光吸収・蛍光特性
 3.4 蛍光性水センサー
 3.5 蛍光性クラスレート色素
 
4.一重項酸素を発生する機能性色素の分子設計と物性:光線力学的療法用光増感色素を例として
 4.1 一重項酸素の発生機構
 4.2 一重項酸素発生の評価法
 4.3 色素骨格と一重項酸素発生
 4.4 光増感色素包含自己組織化ナノゲル【更新】
 4.5 蛍光性色素ナノ粒子による細胞イメージング【更新】

 □ 質疑応答□