セミナー 印刷

【オンデマンド配信】
廃プラスチックのリサイクル最新動向

液化・ガス化や化学品の合成など 最新のケミカルリサイクル技術動向を中心に解説

視聴期間:申込日から10営業日後まで(期間中は何度でも視聴可)

 廃プラスチックを熱分解し、分解油として石油化学のナフサクラッカーに投入するプラントが稼働し始めている。このリサイクル技術は、既存のナフサクラッカーやポリマーの製造装置がそのまま使えるため実際的である。本セミナーでは、こうしたケミカルリサイクルの最新技術と最新動向を中心に、廃プラスチックのリサイクル技術動向について解説する。
日時 2026年10月29日(木)  まで申込受付中/※ 映像時間 約3時間26分
収録日時 2026年6月15日
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の24,750円)
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込み: 受講料 39,600円(E-Mail案内登録価格 37,840円 )
 定価:本体36,000円+税3,600円
 E-Mail案内登録価格:本体34,400円+税3,440円
  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
  ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
  ※他の割引は併用できません。
配布資料PDFテキスト(印刷不可・複製不可):マイページよりダウンロード
 講師メールアドレスの掲載:有

 ※ご質問の内容や時期によっては、ご回答できない場合がございますのでご了承下さい
オンライン配信オンデマンド配信 ►受講方法・視聴環境確認 (申込み前に必ずご確認ください)
備考※録音・撮影、複製は固くお断りいたします。
※講師の所属などは、収録当時のものをご案内しております。
※録画をしたセミナー当日、機材トラブルで一部音声などが撮れていないことがございましたので、
    後日該当シーンを再録し一部を差し替えております。
受講対象
化学、環境に興味があり、ある程度の知識があること
研究開発者、企画担当者、 経営者
 
得られる知識
・廃プラのケミカルリサイクルの実際
・PETボトルのリサイクル技術
・解重合によるボマーの分解
・廃プラスチックの液化
・廃プラスチックのガス化
・廃プラスチックのリサイクルビジネス

セミナー講師

アイシーラボ 代表 室井 髙城 氏《講師紹介》
  元エヌイー・ケムキャット執行役員。元BASF首席顧問。元NEDOイノベーションセンター フェロー。

セミナー趣旨

 廃プラスチックのリサイクルは、地球温暖化対策や海洋汚染対策にとどまらず、資源を有効活用するためにも不可欠な技術である。近年、リサイクルは進展しているものの、依然として多くのプラスチックが埋立や焼却により処理されているのが現状である。
 世界有数のプラスチック消費国である日本にとって、使用済みプラスチックの再資源化は重要な課題である。欧州では再生プラスチックの一定割合使用が義務化されており、自動車分野では廃車由来プラスチックの再利用も求められている。そのため、日本で高度なリサイクル体制を構築できなければ、欧州市場への自動車輸出にも影響が及ぶ可能性がある。
 日本では、PETボトルのボトルtoボトルリサイクル率は30%を超え、着色PETボトルやPET繊維の再利用も進みつつある。しかし、PET以外のPE、PP、PS、ポリアミド、ポリ乳酸、ポリウレタンなどの回収・再利用はまだ十分とは言えない。これらに対しては、解重合などのケミカルリサイクル技術の開発が進められている。
 欧米では、廃プラスチックを熱分解して得られる分解油を石油化学プラントのナフサクラッカー原料として利用する取り組みが拡大しており、商業プラントの稼働も相次いでいる。日本でも一部で実用化が始まっている。一方で、液化やガス化プロセスでは、原料中の塩素や硫黄などの不純物除去が依然として技術課題となっている。これら廃プラスチックリサイクルに関する最新技術と国内外の最新技術とビジネス動向について解説する。

セミナー講演内容

1.廃プラリサイクルの現状
 1.1 世界の廃プラ規制動向
    ・欧州廃自動車リサイクル規制
 1.2 日本の廃プラ規制
 1.3 容リ法

2.廃プラのメカニカルリサイクル
 2.1 廃プラの選別技術
  ・EREMA, TOMURA, プラニックetc.
 2.2 廃ポリスチレンのメカニカルリサイクル
 2.3 廃プラスチックの化学的マテリアルリサイクル
  ・ポリオレフィンボトル
 2.4 溶媒によるリサイクル
  ・PP, PS, PE, etc.
 2.5 フィルムの脱インキ技術
 2.6 添加剤による廃プラのアップグレーディング

3.廃プラのケミカルリサイクル技術
 3.1 PETのリサイクル
  ・溶融重合, 解重合
 3.2 廃ポリスチレンのケミカルリサイクル
 3.3 廃PMMAのケミカルリサイクル
 3.4 ポリ乳酸のリサイクル
 3.5 ポリカーボネート, ナイロン他 (解重合)

4. 廃プラの熱分解
 4.1 熱分解の方法
  ・パイロライザー
 4.2 Cl, Sの除去
 4.3 熱分解試験方法

.廃プラの液化
 5.1 廃プラから燃料油の合成
  ・熱分解炉
  ・マイクロ波による熱分解
 5.2 廃プラからナフサ原料の製造
  ・Quanta Fuel, Mura Technology, etc.
 5.3 世界の廃プラリサイクル会社の動向
  ・BASF, Dow, NESTE, Shell, ExxonMobil, SK,インドラマ, etc.
 5.4 マスバランス方式
 5.5 日本のケミカルリサイクル会社の動向
  ・三菱ケミカル, 三井化学, 出光興産, 住友化学, etc.

.廃プラから化学品の合成
 6.1 廃プラから軽質オレフィンの製造(モノマー化)
 6.2 廃プラから芳香族の製造
 6.3 廃プラからアスファルト改質材の製造
 6.4 廃プラから界面活性剤の合成

.廃プラのガス化
 7.1 廃プラガス化による合成ガスの製造
  ・廃プラから水素の製造
  ・廃プラ合成ガスの精製
  ・サワーシフト反応
 7.2 廃プラガス化合成ガスから燃料油の合成
  ・FT合成による燃料油の合成
  ・TIGASプロセスによる燃料油の合成
 7.3 廃プラガス化による合成ガスから化学品の合成
  ・アンモニアの合成
 7.4 廃プラスチック含有都市ゴミの利用
  ・メタンの合成
  ・メタノールの合成
  ・航空燃料の製造
  ・Furclum (現状), LanzaJet, Shell