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Tダイ成形機の基本と実践、不具合対策

~フィルム・シート成形におけるTダイ活用の実践的な総合知識~

受講可能な形式:【会場受講】

Tダイの種類・構造・用途の違い
リップ調整、チョークバー、温調、厚みムラ、流動ムラ、ネックイン、、、等が成形品質にどう影響するのか
樹脂焼け、目ヤニ、樹脂漏れ、メルトフラクチャ、多層シート・フィルム成形での不具合・トラブルへの対策の考え方
ブラックボックス化しているTダイの中身とノウハウを可能な限り解説
日時 2026年9月29日(火)  10:30~16:30
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん  5F 第4講習室
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
※本セミナーは会場での「当日現金払い」「当日クレジットカード払い」は承っておりません。
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)
3名で82,500円 (3名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)
配布資料製本資料(会場にて配布)
備考※講義の録音・録画・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
主催者より弁当などの昼食の用意はありませんのでご注意ください
得られる知識押出機の知識が増える
対象主に
樹脂メーカーの設備ご担当者様
樹脂メーカーの開発者様
キーワード:Tダイ、押出機、スクリュ、チューブダイ

セミナー講師

アクスモールディング(株) 代表取締役 横田 新一郎 氏
【講師紹介】

セミナー趣旨

 樹脂押出のなかでもフィルム成形の割合は多くあり、特に金型のTダイは中身が見えない分、ブラックボックス化しており、現状を把握するのが難しい。セミナーにより、Tダイの種類や役目を細かく説明することで、今後Tダイを購入をするときの知識や、メンテナンスの知識が得られる。

セミナー講演内容

【1】Tダイ設計のプロセスと構造
 1.Tダイの種類
  1-1.Tダイの説明(樹脂用Tダイと塗工用Tダイの違い)
  1-2.Tダイの種類とラインナップ
    ・フィルム用Tダイの特徴
    ・シート用Tダイの特徴
  1-3.多層用Tダイ
    ・フィードブロック法
    ・マルチマニホールド法
  1-4.ディッケルダイ
    ・アウターディッケルロッド
    ・インナーディッケル
    ・全幅ディッケル
  1-5.ラミネート用Tダイ
    ・挟み込み式ラミネート用Tダイ
    ・ベルト用Tダイ
  1-6.キャスティングダイ
  1-7.フィッシュテールダイ
  1-8.転写Tダイ
  1-9.2枚シート金型
  1-10.間欠シートダイ
 2.Tダイを設計するためのプロセス
  2-1.Tダイのリップ調整ボルト
  2-2.交換リップ可動式の調整ボルト
  2-3.ベンディング式調整ボルト
 3.チョークバーの役目
 4.ロールエアギャップとネックインについて
  4-1.エアナイフ
  4-2.エアチャンバー、エアバキュームチャンバー
  4-3.静電気装置
  4-4.エアナイフ、エアチャンバー、エアバキュームチャンバー、タッチロールの比較
 5.ヒータの考え方
  5-1.カートリッジヒータ
  5-2.スペースヒータ
  5-3.アルミ鋳込みヒータ
  5-4.水冷管付きアルミ鋳込みヒータ
  5-5.真鍮鋳込みヒータ
  5-6.リップヒータの役目
  5-7.ヒータ容量の理論式
 6.Tダイの精度
  6-1.リップエッジ
  6-2.リップの真直度とTダイ本体との平行度
  6-3.面粗度
 7.Tダイ先端のリップの最小R加工方法
 8.真直度0.001mm以下の製作と測定方法
  8-1.オートコリメータ
  8-2.非接触のレーザー変位計
 9.Tダイ内部の滞留軽減のための流路形状
  9-1.マニホールド形状
 10.Tダイのリップランドの長さ
 11.Tダイ内部の面粗度と表面処理
 12.Tダイの当たり面(シール面、取付面)
 13.樹脂焼けが起こった場合のトラブル対策
 14.ダイリップのシャープエッジによる目ヤニ対策
 15.ダイスエルの考え方
 16.ダイ内部の固形化防止のためのフィッシュテールダイ設計
 17.Tダイによるメルトフラクチャー対策
 18.樹脂漏れ対策とTダイの設計思想
  18-1.ボルトトルクと推力計算
  18-2.シール面の考え方と面圧計算
 19.Tダイの流れ不均一の場合のTダイ修正方法
 20.押出量とTダイの流入口径の関係

【2】ディッケルダイの構造
 1.アウターディッケルの構造
 2.インナーディッケルロッドの役目
 3.全幅ディッケルの構造
 4.クローレンのインナーディッケルTダイ
 5.ラミネート用インナーディッケルTダイ
 6.特殊成形:スタンピングモールド法
 7.特殊成形:スクリュダイの構造

【3】Tダイを製作する工程
 1.Tダイの加工材料
    :S45C、SCM440、SU420J2、SACM645、NAK55、
     プリハードン鋼、SUS630,SUS316L、SUS304、ハステロイC276
 2.Tダイ加工の各工程
 3.3Dマニホールドの形状からCAM加工まで
 4.Tダイの研磨加工
 5.Tダイの手ミガキ工程
 6.Tダイのバフ磨き工程
 7.硬質クロムメッキと無電解ニッケルメッキ
 8.Tダイのメンテナンスについて
 9.現地でのリップエッジの補修方法

【4】多層シートフィルム成形
 1.共押出の問題点(合流部の渦、包み込み現象、境界面の乱れ)
 2.シートフィルム形状での金型構造
 3.フィードブロック付Tダイの特徴
 4.フィードブロックの利点
 5.フィードブロックの欠点
 6.フィードブロックの種類
  6-1.ブロック積重式フィードブロック
  6-2.可動ベイン式フィードブロック
  6-3.チョークバー付フィードブロック
  6-4.合流部交換式フィードブロック
  6-5.スリット式フィードブロック
 7.カートリッジ(分流弁)の考え方
 8.カートリッジの勘合交差
 9.分流ブロックの考え方
 10.フローコントロールピンの構造
 11.流路合流部付近のベインの調整
 12.可動ベインの包み込み対策
 13.単管流路の90度流路の考え方
 14.フィードブロック内部の3層の主層の流路と外層の流路形状
 15.フィードブロックのチョークバー構造
 16.フィードブロックの可動式ベインの構造
 17.Tダイマニホールド流路と流入口形状の比較
 18.マルチマニホールドダイの利点
 19.マルチマニホールドダイの欠点
 20.マルチマニホールドダイの特徴
  20-1.並列マルチマニホールドダイ
  20-2.斜め配置マルチマニホールドダイ
 21.5層マルチマニホールドダイ
 22.5層金型(3層フィードブロック+3層マルチにマニホールドダイ)
 23.フィードブロックとマルチマルチマニホールドの比較表
 24.超多層成形
 25.金属3Dプリンタによる多層金型設計
 26.部分多層
 27.金型製作メーカーの選定
  (Tダイやフィードブロックの実例をおみせします)

【5】Tダイの流動解析
 1.初期の流動解析
 2.ニュートン流体と非ニュートン流体の考え方
 3.3次元解析
 4.2.5次元解析
 5.口開きによる流動解析
 6.自動リップ式ダイ
  6-1.ヒートボルト式自動ダイ
  6-2.ヒートボルト式自動ダイの構造
  6-3.ヒートボルト単体の伸び測定
  6-4.各社のヒートボルト構造
  6-5.全幅インナーディッケルダイのヒートボルト式
  6-6.モータを使った完全自動ダイ
 7.ロボットによる自動調整
 8.VRを使った事例
 9.膜厚計による自動ダイ制御

【6】コニカル式小型2軸押出機と小型シート成形装置の紹介
 1.少量樹脂による押出成形
 2.マテリアル・インフォマティックスについて
 3.樹脂と無機材の分散傾向(PE、PEEKなど)
 4.噛み合いスクリュ 同方向と異方向
 5.小型Tダイとロール成形装置
 6.スクリュ作図プログラム

質疑応答