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xEVのPCU(パワーコントロールユニット)と
自動車用パワーエレクトロニクスの技術動向

インバータ、DCDCコンバータ、OBC(車載充電器)、PCUの冷却技術…etc.

受講可能な形式:【会場受講】


 本セミナーでは、PCU(パワーコントロールユニット)の役割、構成、小型化・高出力化等に向けた技術動向やPCUの主要な技術であるインバータをはじめとする自動車用パワーエレクトロニクスの概要、技術動向を解説する。
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 2023年12月22日(金)  13:00~16:30
会場 東京・品川区大井町 きゅりあん  5階 第3講習室
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
配布資料製本テキスト(会場にて直接お渡しします)
備考※講義の録画・録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・PCUについての知識
・自動車用パワーエレクトロニクスの特異性
・インバータ、モータの概要
・DCDCコンバータの概要
・冷却技術
・e-axleなどの今後の動向
対象自動車関連企業、電機メーカの若手技術者

セミナー講師

モリモトラボ 代表 森本 雅之 氏
【プロフィール】
 28年間、三菱重工業(株)にてパワーエレクトロニクス、モータの研究開発を行う。2005年から2018年まで東海大学教授として 研究及び教育を行う。自動車用パワーエレクトロニクス、誘導モータ、リラクタンストルク応用モータなどの各種モータの設計、制御、及びパワーエレクトロニクスの産業応用などに取り組む。工学博士,電気学会フェロー。電気学会論文誌編修長、技術士試験委員、電気主任技術者試験委員などを歴任。現在、モリモトラボにて社会人教育に取り組んでいる。著書は「入門インバータ工学」(森北出版)、「電気自動車」(森北出版)、「交流のしくみ」(講談社ブルーバックス)など多数あり。

セミナー趣旨

 世界各国が将来的にエンジン車を販売禁止するとアナウンスしており、世界的に電動車(xEV)のみを利用するという方向に進んでいる。それに伴い、BEV,HEV,PHEVなどxEVの研究開発がますます活性化している。パワーコントロールユニット(PCU)はインバータやDCDCコンバータ等で構成されるパワーエレクトロニクス機器であり、電力変換やモータ制御を行う。PCUの機能、性能は燃費,電費に直接影響するので、xEVにおける最も重要なキーコンポーネントである。
 そうした状況を踏まえて、本セミナーでは、PCUの役割、構成、小型化・高出力化等に向けた技術動向やPCUの主要な技術であるインバータをはじめとする自動車用パワーエレクトロニクスの概要、技術動向を紹介する。xEVに関連した研究開発に携わる技術者にとって一つの指針となるようなセミナーにすることを目標にしている。

セミナー講演内容

1.xEVの概要
 1.1 xEVの構成と分類
 1.2 xEVのパワートレーン

2.PCUとは
 2.1 ECUとPCU
 2.2 PCUの機能
 2.3 自動車用パワーエレクトロニクス

3.自動車用インバータの技術
 3.1 スイッチングによる電力変換
 3.2 インダクタンスとキャパシタンスの働き
 3.3 パワエレの基本回路
 3.4 インバータの原理
 3.5 インバータの制御

4.DCDCコンバータとOBCの技術
 4.1 DCDCコンバータとは
 4.2 自動車におけるDCDCコンバータの重要性
 4.3 昇圧チョッパ
 4.4 双方向チョッパ
 4.5 インターリーブ
 4.6 OBC(車載充電器)の技術
 4.7 その他の補機のパワエレ

5.PCUの冷却
 5.1 パワーデバイスの損失
 5.2 放熱設計
 5.3 PCUの冷却技術

6.各社のPCUの概要
 6.1 トヨタ車のPCU
 6.2 ホンダ車のPCU
 6.3 日産車のPCU

7.今後の動向と展望
 7.1 高電圧化
 7.2 パワーデバイス
 7.3 e-axle

□ 質疑応答 □