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磁性と磁性材料の基礎
-用途に合わせた最適な材料選定のために-

~軟磁性材料(磁心材料)、硬磁性材料(永久磁石)、
アモルファス合金、ナノコンポジット磁石、ネオジム磁石~

■磁性のメカニズムと磁性材料の基礎知識■
■種々の軟磁性材料と硬磁性材料の特徴■
■実務につながる包括的・体系的な磁性材料の知識■

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ

数多く市販されている特性が異なる磁性材料、その中から用途に応じて最適な材料を選定するには。
モーター、センサ、変圧器、電源などに用いられる各種インダクタ、センサー、磁気記録装置、、、
磁性材料の性質を理解するうえで欠かせない磁区とヒステリシスの関係
軟磁性材料(磁心材料)、硬磁性材料(永久磁石)、アモルファス合金、ナノコンポジット磁石、ネオジム磁石、、、
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 【Live配信】 2024年3月26日(火)  10:30~16:30
【アーカイブ配信】 2024年4月8日(月)  まで受付(視聴期間:4/8~4/21)
会場 【Live配信】 オンライン配信セミナー  
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配布資料PDFデータ(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、S&T会員のマイページよりダウンロード可となります。
※アーカイブ配信受講の場合は配信開始日からダウンロード可となります。
オンライン配信Live配信(Zoom) ►受講方法・接続確認申込み前に必ずご確認ください
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認申込み前に必ずご確認ください
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・磁性と磁性材料の基礎知識
・種々の軟磁性材料と硬磁性材料の特徴
これらにより、用途に合わせた磁性材料選定に必要な基礎知識が得られます。
対象・磁性材料を用いた製品、または磁性材料の研究開発に従事する予定の方
・磁性材料全般についての基礎知識を取得したい方
キーワード:軟磁性、硬磁性、透磁率、保磁力、磁束密度、鉄損、エネルギー積

セミナー講師

秋田県立大学 システム科学技術学部 機械工学科 材料構造工学講座 教授 博士(工学) 尾藤 輝夫 氏
【講師紹介】

セミナー趣旨

 磁性材料は、モーターや変圧器、電源などに用いられる各種インダクタ、センサー、磁気記録装置などの様々な用途で用いられています。磁性材料には軟磁性材料(磁心材料)と硬磁性材料(永久磁石)があり、その性質は全く異なります。また、軟磁性材料にも硬磁性材料にも特性が異なる材料が数多く市販されており、その中から用途に応じて最適な材料を選定する必要があります。
 本セミナーでは、最初に磁性と磁性材料の基礎について、特に磁性材料の性質を理解するうえで欠かせない磁区とヒステリシスの関係について説明いたします。次いで、各種の軟磁性材料と硬磁性材料の特徴とその応用について説明いたします。これらの知識は、磁性材料選定の手助けになります。

セミナー講演内容

1.磁性に関する物理量と単位

2.磁性の種類

 2.1 反磁性
 2.2 常磁性
 2.3 強磁性
 2.4 反強磁性
 2.5 フェリ磁性
 2.6 温度の影響

3.強磁性体の磁区構造
 3.1 反磁場と静磁エネルギー
 3.2 磁気異方性
 3.3 磁気ひずみ
 3.4 磁区の分割

4.静的磁化機構
 4.1 磁壁の移動とヒステリシス
 4.2 微粒子の磁区構造とヒステリシス

5.磁壁移動と損失発生機構
 5.1 渦電流と渦電流損
 5.2 鉄損
 5.3 複素透磁率

6.軟磁性材料とその応用
 6.1 軟磁性材料の特徴
 6.2 ケイ素鋼(Fe-Si) 
 6.3 パーマロイ(Ni-Fe)
 6.4 センダスト(Fe-Al-Si)
 6.5 ソフトフェライト
 6.6 アモルファス合金
 6.7 ナノ結晶合金

7.硬磁性材料とその応用
 7.1 硬磁性材料の特徴
 7.2 エネルギー積
 7.3 アルニコ(Fe-Al-Ni-Co)磁石, Fe-Cr-Co磁石
 7.4 ハードフェライト
 7.5 Sm-Co磁石
 7.6 ネオジム磁石

8.最近の磁性材料の開発動向
 8.1 軟磁性材料
  8.1.1 アモルファス合金のモーターへの応用:技術の進歩と発想の転換
  8.1.2 アモルファス合金粉末のインダクタへの応用:温故知新!?
 8.2 硬磁性材料
  8.2.1 モーター用ネオジム磁石:進化する王者vs新たな挑戦者

9.まとめ

□質疑応答□