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超臨界/亜臨界流体の基礎・溶媒特性と
プラスチックのリサイクルおよび合成への応用

~ グリーンサステイナブルケミストリー実現に向けた利用技術 ~

事情により【アーカイブ配信】の配信期間を延長させて頂きました。(4/9 18:00)
更新前 視聴期間:4/3~4/17
更新後 視聴期間:4/3~4/24
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ

令和5年度「リサイクル技術開発本多賞」を受賞された講師が教える!
超臨界/亜臨界流体の基礎、特異な溶媒特性と、プラスチックのリサイクルおよび合成・化工技術。


マテリアルリサイクルが難しいとされる炭素繊維強化プラスチック(CFRP)やアラミド繊維、
シラン架橋ポリエチレンを、亜臨界・超臨界技術を用いて効率よくリサイクルする技術を開発した講師が
環境負荷低減性や脱有機溶媒の観点から近年ますます注目されている「超臨界/亜臨界流体」「超臨界二酸化炭素」の
利用技術について、
基礎知識から応用の現状と課題、今後の方向性について解説します。


 ■ 多彩な機能を有する特異な溶媒特性
 ■ グリーンサステイナブルケミストリーへの応用
 ■ 廃プラスチックのケミカル・マテリアルリサイクル、再資源化・エネルギー化技術
 ■ 超臨界二酸化炭素によるポリマー合成・加工技術
 ■ 実験装置の製作、実験方法について

※本セミナーに向けた予備知識は不要。企業や研究機関の若手~中堅の技術者・研究者様に広くご受講頂けます。
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 【Live配信】 2024年3月15日(金)  13:00~16:30
【アーカイブ配信】 2024年4月3日(水)  まで受付(視聴期間:4/3~4/24)
会場 【Live配信】 オンライン配信セミナー  
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【アーカイブ配信】 オンライン配信セミナー  
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受講料(税込)
各種割引特典
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配布資料Live配信受講:製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
 ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
  開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
  Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。

アーカイブ配信受講:製本テキスト(開催日を目安に発送)
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
受講対象
・企業や公設研究機関等の技術者、研究者、研究管理者
・超臨界/亜臨界流体技術の初心者、中堅の方を対象
・受講に当たっての予備知識は不要
 
得られる知識
(1) 超臨界/亜臨界流体の基礎知識と安全に取り扱う技術
(2) プラスチックリサイクル技術の現状と課題
(3) 超臨界/亜臨界流体を用いるプラスチックリサイクル技術の現状、利点、課題
(4) 超臨界二酸化炭素を用いるプラスチックの合成、加工技術の現状、利点、課題
(5) 超臨界/亜臨界流体を用いる実験装置の製作・運転技術

セミナー講師

静岡大学 創造科学技術大学院 特任教授 工学博士 佐古 猛 氏
【ご専門】超臨界流体工学、分離工学、反応工学などの化学工学の分野
【ご経歴】1977年 通産省工業技術院物質工学工業技術研究所(現産総研) 研究員
     1986年 9月~87年9月 カリフォルニア大学バークレー校 客員研究員
     2000年 静岡大学工学部物質工学科 教授
     2013年 静岡大学工学部 工学部長
     2018年 静岡大学特任教授
     2019年 地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS) 研究代表
     2022年 電線総合技術センター(JECTEC) 会長
【ご受賞】2023年 リサイクル技術開発本多賞
         「亜臨界・超臨界流体を用いる難分解性プラスチックのケミカル/マテリアル複合リサイクル技術の開発」
     他多数

セミナー趣旨

 超臨界/亜臨界流体の基礎とその特異な溶媒特性を解説し、有望なプラスチックのリサイクルおよび合成・化工技術の現状と課題、今後の方向について説明する。更に超臨界/亜臨界流体を用いる実験装置の製作・実験方法を説明する。

セミナー講演内容

1.超臨界/亜臨界流体の基礎と溶媒特性
 1.1 超臨界/亜臨界流体とは?
 1.2 グリーンサステイナブルケミストリーへの応用
 1.3 超臨界/亜臨界流体技術の社会実装の状況と大型プラント

2.超臨界/亜臨界流体を用いるプラスチックのリサイクル技術
 2.1 プラスチックのリサイクル技術の現状
 2.2 超臨界/亜臨界流体を用いるプラスチックリサイクル技術の利点と課題
 2.3 超臨界メタノールによる架橋ポリエチレンのケミカル+マテリアルリサイクル
 2.4 超臨界メタノール及び亜臨界水による炭素繊維強化プラスチックのリサイクル
 2.5 亜臨界水処理によるプラスチック+バイオマス混合廃棄物の固体燃料化
 2.6 亜臨界水を用いる多層フィルムのケミカルリサイクル
 2.7 超臨界メタノールによるPET、PENのケミカルリサイクル
 2.8 超臨界/亜臨界水によるガラス繊維強化プラスチックのリサイクル
 2.9 亜臨界水を用いるプラスチック混合廃棄物からの液体燃料、ナフサ製造

3.超臨界二酸化炭素を用いるポリマー合成・化工技術
 3.1 超臨界二酸化炭素中でのポリ乳酸の合成
 3.2 超臨界二酸化炭素中でのポリスチレン微粒子の合成
 3.3 超臨界二酸化炭素を用いる微粒子のポリマーコーティング

4.超臨界/亜臨界流体を用いるプラスチック分解装置の製作
 4.1 小型バッチ装置(小規模の探索研究)
 4.2 連続型流通装置(大型化に必要なデータの取得)

5.まとめ
 
□ 質疑応答 □