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【オンデマンド配信】
「バイオ医薬品CMC・CTD申請」4テーマセット販売

≪7~9月だけの期間限定販売≫

【テーマ1】
『バイオ医薬品における申請をふまえたCMCレギュレーション対応とCTD作成入門講座』

【テーマ2】
『バイオ医薬品・再生医療等製品における
国内外の規制当局の考え方をふまえたセルバンク管理と申請資料への記載方法』

【テーマ3】
『バイオ医薬品の原薬製造工程に関する承認申請書/CTD記載の留意点』

​【テーマ4】
『バイオ医薬品の原薬製造における外来性感染性物質のクリアランスと安全性試験』

視聴期間:申込日から1か月間(期間中は何度でも視聴可)
日時 【オンデマンド受講】 2025年9月29日(月)  まで申込受付中  /視聴時間:各セミナー約3時間(合計 約12時間) /視聴期間:申込日から1か月(土日・祝日を含む)
受講料(税込)
各種割引特典
143,000円 ( E-Mail案内登録価格 136,180円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体130,000円+税13,000円
E-Mail案内登録価格:本体123,800円+税12,380円
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2名で143,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額71,500円)
研修パック(3名以上受講):一人あたりの受講料 49,500円】
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セミナー講演内容

【テーマ1】
『バイオ医薬品における申請をふまえたCMCレギュレーション対応とCTD作成入門講座』


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趣旨:

 バイオ医薬品の開発初心者を対象として、バイオ医薬品のCMC業務で実施すべき内容を理解し、それをどのように医薬品製造販売承認申請の資料としてCTDへ記載するべきか体系的理解ができるように解説する。特に、バイオ医薬品に特徴的な留意すべき事項、バイオ医薬品のCMC開発上のノウハウ等についても情報提供する。

講演内容:

1.医薬品開発におけるCMC(Chemistry, Manufacturing and Control)とは

2.医薬品開発におけるCMCの位置づけ

 (1)医薬品製造販売承認及び医薬品製造業許可におけるCMCの位置付け
 (2)医薬品開発における時系列的なCMCの位置づけ(非臨床、臨床、治験薬GMP、承認申請)
 (3)CTD(Common Technical Document)におけるCMCの位置づけ

3.CMCの内容(バイオ医薬品の特徴を踏まえた)
 (1)製造方法開発(非臨床、治験薬、医薬品、及び原薬・製剤)
   ・セルバンクシステム
   ・Up-stream(培養)
   ・Down-stream(回収、精製、原薬調製)
   ・原薬、重要中間体保管
   ・工程管理、重要工程
 (2)製剤処方開発、製剤設計
   ・容器及び施栓系
   ・製剤処方(添加剤含む)
   ・製剤設計
 (3)特性解析(構造・組成、物理的化学的性状、生物学的性状、免疫学的性状、不純物)
 (4)規格及び試験方法(非臨床、治験薬、医薬品、及び原薬・製剤)
 (5)標準品・標準物質
 (6)安定性試験(原薬、製剤)
 (7)外来性感染性物質の安全性評価

4.バリデーション
 (1)プロセスバリデーション
 (2)分析法バリデーション

5.非臨床試験被験物質の製造及び品質管理

6.治験薬GMP

7.医薬品商用設備立上げ、及びGMP適合性調査

 (1)製造施設及び設備
 (2)プロセスバリデーション
 (3)GMP適合性調査

8.CTD作成(バイオ医薬品の特徴を踏まえた)
 (1)CTDの構成
 (2)Module 3(品質に関する文書:原薬、製剤)各項目記載内容、及び記載事例
 (3)Module 2(品質に関する概括資料)各項目記載内容、及び記載事例

9.【参考】
 (1)カルタヘナ法対応
 (2)バイオハザード
 
【テーマ2】
『バイオ医薬品・再生医療等製品における
国内外の規制当局の考え方をふまえたセルバンク管理と申請資料への記載方法』

趣旨:

 遺伝子組換え技術に基づくバイオ医薬の生産において最も重要な作業はセルバンクの管理です。なぜなら構築したセルバンクの品質が最終医薬品の品質を規定してしまうからです。本講座では動物細胞由来セルバンクの作製および管理方法について,最新のバイオ医薬品審査における規制当局の考え方を踏まえ,セルバンク管理のポイントについて解説します。
 
【得られる知識】
▽分割保管をどのようにしたらよいか?
▽日本国内で作製したセルバンクを海外へ輸送する時の留意点は?
▽期安定性をどのように評価したらよいか?
▽セルバンクの作り替え(更新)はどのように考えたらよいか?
▽開発段階でセルバンクを更新する場合,どのようにしたらよいか?
▽セルバンクの構築の経緯はどのようにまとめたらよいか?
▽セルバンク製造および試験を外部委託した場合の申請書の書き方は?
▽製品の品質を保証するために,どのようにセルバンクを管理しているか?

講演内容:

1.セルバンクの作製の概要
  1) 動物細胞バンクと微生物細胞バンクの違い
  2) 微生物,動物細胞の構造,生産特性を理解する
  3) マスターセルバンク(MCB)とワーキングセルバンク(WCB):製造法
  4) セルバンクに対する規制要件
  5) 構築セルバンクの試験項目
  6) セルバンクの保管管理の重要性
 
2.動物細胞由来セルバンクの作製と保管
  1) セルバンクの作製および保管にどんな装置,機器が必要か?
  2) バンク作製に用いる原材料および培地の管理ポイント
  3) セルバンク作製を外部委託する場合のポイント
  4) 分割保管をどのようにしたらよいか?
  5) 日本国内で作製したセルバンクを海外へ輸送する時の留意点
 
3.セルバンクの再評価(re-test)と更新
  1) 長期安定性をどのように評価したらよいか?
  2) 長期保存セルバンクの安定性の評価のポイント
  3) セルバンクの作り替え(更新)はどのように考えたらよいか?
  4) 開発段階でセルバンクを更新する場合,どのようにしたらよいか?
 
4.製造販売承認申請におけるセルバンク管理のポイント
  1) セルバンクの構築の経緯はどのようにまとめたらよいか?
  2) セルバンクの評価(特性,無菌,マイコプラズマ,ウイルス安全性)
  3) セルバンク製造および試験を外部委託した場合の申請書の書き方
  4) セルバンクの保管方法の記載は重要(原則リスク分散のため分割保管)
  5) セルバンクの再評価(re-test)法および更新手順の記載は必須
  6) 製品の品質を保証するために,どのようにセルバンクを管理しているか?
 
5.製造販売承認申請に向けての注意点と対策
  1) セルバンク作製および試験の規制上の位置づけ
  2) セルバンク製造および試験の委託についての注意点
  3) セルバンク構築に使用する培地について
 
【テーマ3】
『バイオ医薬品の原薬製造工程に関する承認申請書/CTD記載の留意点』


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趣旨:

 バイオ医薬原薬の製造工程は、基本的に動物細胞等の培養工程(USP)とその後のクロマトグラフィーを中心とする精製工程(DSP)により構成され、使用される原材料や製法の性質上から、最終産物の品質に大きく影響を与えうる要素が随所に含まれている。それ故、原薬の品質を維持する為の工程管理項目と各許容範囲の設定が求められる。これらの複雑な要素を如何にして簡略化し承認申請書/CTD中に落し込むかは申請企業にとって重要な戦略となる。本セミナーではバイオ医薬品原薬の製造工程の概略の説明と原薬製造工程に関するCTD作成上の留意点を解説する。

講演内容:

1.イントロダクション
 1.1 バイオ医薬品の各種モダリティと製造工程
 1.2 バイオ医薬品原薬の安定生産の為の課題と対策
 1.3 バイオ医薬品原薬の生産管理における各種工程管理項目
 1.4 CTD(Common Technical Document)階層構造の解説

2.品質に関する概括資料(CTD 2.3)
 2.1    製造方法及び関連事項(CTD 2.3.S.2)
  2.1.1 細胞基材の調製方法及び管理方法
   (1)遺伝子発現構成体の調製
   (2)マスターセルバンク(MCB)の調製
   (3)ワーキングセルバンク(WCB)の調製
  2.1.2 MCB及びWCBの管理方法
   (1)特性解析試験及び純度試験の試験項目、分析方法と基準
   (2)保存中の安定性に関する情報
   (3)更新方法
  2.1.3 製造方法
   (1)細胞培養・精製・保存までの工程に関する記載
     ●重要工程及び重要なプロセスパラメータとその記載方法
     ●工程内管理試験の項目、分析方法と適否判定基準
     ●重要中間体の保存条件及び期間
   (2)原材料に関する記載
     ●培養用培地成分及び添加物
     ●反芻動物由来原材料の安全性確保に関する記載
     ●ヒト及び動物由来原料の安全性確保に関する記載
     ●製造方法の開発(変更)の経緯に関する記載
     ●製造方法のフローチャート
     ●「生物由来原料基準」および関連情報とその対応の具体例
 2.2 製造施設及び設備(CTD 2.3.A.1)
 2.3 外来性感染性物質の安全性評価(CTD 2.3.A.2)
 2.4 添加剤(新規添加剤の製法等)(CTD 2.3.A.3)

3.原薬製造方法におけるQuality by Design(QbD)関連記載

4.CRO Report(細胞基材およびウイルス安全性関連報告書等)の利用法

 
​【テーマ4】
『バイオ医薬品の原薬製造における外来性感染性物質のクリアランスと安全性試験』


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趣旨:

 バイオ医薬品は動物細胞による発現を基本とし、その際に使用する原材料や製造工程に起因する病原体汚染のリスクを常に有している。従って、各種の感染性因子による汚染に細心の注意を払う事が不可欠だが、特にセルバンクや中間体におけるウイルス汚染は、他の感染性因子による汚染に比較して特定が難しいケースが多い。本講演では、原料についての国内基準である生物由来原料基準についての説明とともに、現在までICH Q5Aガイドラインに従って実施されてきたウイルス等の外来性感染物質のクリアランス試験とその他の安全性試験について解説する。

講演内容:

1.イントロダクション
 1-1. バイオ医薬品の各種モダリティと製造工程
 1-2. バイオ医薬品原薬の安定生産の為の課題と対策
 1-3. バイオ医薬品製造におけるウイルス安全性評価の重要性

2.バイオ医薬品(抗体医薬等)の標準的製造法についての概説
 2-1. 発現細胞と遺伝子発現構成体
 2-2. 発現細胞構築のワークフロー
 2-3. 継代培養時の安定性評価
 2-4. 無血清培地による培養条件決定(DoE study)
 2-5. 培養手法選択とスケールアップ検討

3.セルバンクを対象とした各種感染性物質に関する試験
 3-1. MCB(マスターセルバンク)の特性解析試験
 3-2. WCB(ワーキングセルバンク)の特性解析試験
 3-3  EPC(製造終了後細胞)と未加工/未精製バルクの試験
 3-4  透過型電子顕微鏡によるレトロウイルス様粒子の観察

4.原材料の管理
 4-1. 人獣共通の外来性感染性物質と原料トレーサビリティ
 4-2. 「生物由来原料基準」とその対応の具体例
 4-3. 培地のHTST(High-Temperature Short-Term)処理
 4-4. 培地のUV-C(Ultraviolet-C)処理
 4-5. 新規モダリティ品における安全性確保の考え方

5.精製工程におけるウイルスクリアランスとその評価
 5-1. 低pH処理によるウイルスクリアランスと重要中間体の評価
 5-2. スケールダウンモデルによるウイルスクリアランス評価
 5-3. 再利用カラムクロマトグラフィーによるウイルスクリアランス評価
 5-4. ナノフィルトレーションと工程管理指標

6.バイオ医薬品の安全性評価についての今後の展望
 6-1. LC-MSによる不純物(目的物質由来・工程由来)検出
 6-2. PCR法による感染性物質の迅速検査
 6-3. 次世代シークエンサーによる品質管理