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【2名同時申込で1名無料】対象セミナー テレワーク応援キャンペーン【オンライン配信セミナー1名受講限定】
【研修パック】対象セミナー(3名以上で1人あたり19,800円) 【Live配信受講者特典】アーカイブ配信付

医薬品製造工場・試験室における
紙文書・紙記録から完全電子化/ペーパーレス化への
プロセス・管理と
DX、DI、AIを活用した対応策・運用の留意事項

国内事例:QCデータ電子化での成功例と課題
国内事例:バッチ記録電子化での失敗例

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】
紙データから完全電子化への変革をいかに成功させるか!
  • 医薬品製造工場・試験室における紙文書・紙記録から完全電子化/ペーパーレス化への道筋について検討し、そのプロセスを近年注目のDX、DI、AIを活用した対応策、運用の留意事項を検討し、記録の電子データ化の考え方、プロセスと管理を紹介する。
【Live配信受講者特典のご案内】
Live(Zoom)配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
オンライン講習特有の回線トラブルや聞き逃し、振り返り学習にぜひ活用ください。
日時 【Live配信受講】 2025年12月23日(火)  13:00~16:30
【アーカイブ配信受講】 2026年1月19日(月)  まで受付(配信期間:1/19~1/30)
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で49,500円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
 
テレワーク応援キャンペーン(1名受講) オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価 39,600円/E-Mail案内登録価格 37,840円 )
 定価:本体36,000円+税3,600円
 E-Mail案内登録価格:本体34,400円+税3,440円
※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
 
【研修パック(3名以上受講):一人あたりの受講料 19,800円】
本体18,000円+税1,800円(一人あたり)
※受講者全員のE-Mail案内登録が必須です。
※お申込みフォームで【研修パック】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
※当社Webサイトからの直接申込み限定です。
特典Live(Zoom)配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。聞き逃しや振り返り学習に活用ください。
(アーカイブ配信については、「オンライン配信」項目を参照)
配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
  ※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
   なお、アーカイブ配信受講の場合は、配信日になります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)

セミナー視聴はマイページから
お申し込み後、マイページの「セミナー資料ダウンロード/映像視聴ページ」に
お申込み済みのセミナー一覧が表示されますので、該当セミナーをクリックしてください。
(アーカイブ配信は、配信日に表示されます。)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。

セミナー講師

ミナリスアドバンストセラピーズ(株) 品質保証課 合津 文雄 氏  ≫【講師紹介】 

セミナー趣旨

 本講座では、紙データから完全電子化への変革をいかに成功させるかをテーマに、規制当局・アカデミア・実務者に共通する視点から考察します。近年注目されるデジタルトランスフォーメーション(DX)、データインテグリティ(DI)、人工知能(AI)の活用を軸に、電子化移行プロセスと運用上の留意点を整理し、実務で役立つ教訓と国際規制の要件を紹介します。さらに、今後の展望も含めて、参加者が自社の取り組みに活かせる視座を提供します。

セミナー講演内容

【得られる知識】
DX、DI、AIを踏まえた電子化移行プロセスと運用上の留意点への理解。

序章:イントロダクション
 ●講演の目的:「紙から電子へ」への変革をどう成功させるか
 ●規制当局・アカデミア・実務者に共通する視点
 ●本日のゴール:実務の教訓+規制の要件+将来展望

第1部:紙記録の限界とデータインテグリティ
 ●紙運用の典型的課題(検索性、改ざん、保存性)
 ●ALCOA+から見た紙と電子の違い
 ●査察での典型的指摘事例

第2部:電子化・ペーパーレス化への移行プロセス
 ●部分電子化 → ハイブリッド → 完全電子化
 ●導入プロセス(URS~CSV/CSA、IQ/OQ/PQ)
 ●国内事例:QCデータ電子化での成功例と課題
 ●国内事例:バッチ記録電子化での失敗例(運用負荷増大)

第3部:規制と国際ガイドラインの要点
 ●21 CFR Part 11、国内ERES指針
 ●EU GMP Annex 11、Annex 22 draft(AIの位置づけ)
 ●PIC/S、WHO の最新動向
 ●各国規制が示す共通課題と相違点
 ●査察対応で注目されるチェックポイント

第4部:完全電子化システムの運用管理と文書整合性
 ●社内紙文書の電子化
 ●電子署名と責任追跡性
 ●監査証跡レビューとアクセス管理
 ●維持管理・変更管理・教育訓練
 ●紙文書管理と承認書整合性の課題
 ●比較:失敗 vs 成功事例
   ・失敗:旧版SOP残存 → 作業記録と不一致 → 査察指摘
   ・成功:最新版自動配布・旧版アーカイブ → 整合性確保
 ●補足:将来像(AIによる自動整合性確認)

第5部:AIの現場応用 ― QCと製造
【QC領域】
 ●AIによるデータ解析
 ●試験データ異常検知、監査証跡レビュー支援
 ●国内企業のPoC事例(成功・失敗の両面)
【製造領域】
 ●センサーデータのAI解析による予兆保全
 ●AIによるプロセス最適化
 ●国内工場でのAI導入トライアル
【規制的視点】
 ●Annex 22 draft / FDA AIガイドラインに見る方向性
 ●「AIは支援ツール、人間が最終判断」の線引き
 ●モデルバリデーションと再学習管理

第6部:まとめと討議
 ●紙 → 電子 → AI活用への進化の意義
 ●成功・失敗事例から導かれる実務
 ●今後の国内外規制動向と課題
 ●質疑応答・ディスカッション