セミナー 印刷
期 間 限 定 特 別 価 格
視聴期間:申込日から10営業日後まで(期間中は何度でも視聴可)
毎回好評の半導体関連企業の羅針盤シリーズセミナー【2025年5月版】も、
ご要望にお応えしてオンデマンドセミナーとして販売開始!

ただし、本オンデマンドセミナーでは、2025年5月15日の開催時点での情勢をもとに、
進行途中である「トランプ関税」を主題の一つとして取り上げています。
これまで以上に、状況が極めて短期間で大きく変わる可能性があるため 
今回に限り期間限定の特別価格にてご提供しています。
また、一部では開催当日のLive/会場受講者限定でご紹介している内容がございます。
【オンデマンド配信】
トランプ関税とDeepSeekショックに対する
世界半導体産業への羅針盤

― トランプ関税による半導体や電機産業へのインパクト ―
― DeepSeekは世界半導体産業に何をもたらすか ―
― 生成AIによる世界半導体市場とウエハ需要への影響―
― 最先端2nmロジック半導体を巡る攻防 ―
  
激動の世界半導体業界を展望する、湯之上氏による【半導体関連企業の羅針盤シリーズ】講演は、
半導体業界やイノベーションについて、材料・技術・市場の動向や今後などを、
その時のトレンドに合わせた最新情報を交えて半日で俯瞰・展望し、半導体デバイス、装置、部材、設備、材料、セットメーカーなどの
半導体関連企業が生き残る・勝ち残るために必要な情報を提供し、好評を博している。
 
【キーワード】トランプ関税、DeepSeek、ChatGPT、2025~2035年の世界半導体市場とウエハ需要予測、AppleのiPhone、
NVIDIAのGPU、生成AI、TSMC、Intel、Samsung、Rapidus、2nm、DRAM、NAND、中国半導体産業
日時 2025年7月30日(水)  23:59まで申込み受付中/【収録日: 2025年5月15日 】※映像時間:3時間23分
会場 オンライン配信  
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
29,700円 ( E-Mail案内登録価格 28,160円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体27,000円+税2,700円
E-Mail案内登録価格:本体25,600円+税2,560円
配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可):マイページよりダウンロード
講師メールアドレスの掲載:有
オンライン配信オンデマンド配信 ►受講方法・視聴環境確認 (申込み前に必ずご確認ください)
備考※WEBセミナーの録音・撮影、複製は固くお断りいたします。
※講師の所属などは、収録当時のものをご案内しております。
半導体関連企業の羅針盤シリーズ【2025年5月版】
得られる知識  
トランプ関税による世界半導体と電機産業へのインパクト、日本の製造装置や材料産業への影響、AppleのiPhoneやNVIDIAのGPUへの影響、中国半導体産業への影響、ChatGPTとDeepSeekの関係性、DeepSeekが半導体産業(特にGPU)に与える影響、2025~2035年の各種電子機器用半導体市場と世界市場予測、2025~2035年の各種半導体向けのウエハ需要予測、AI半導体の勝者と敗者、2nmロジックはTSMCの総取り、Rapidusの現在地、生成AIブームでDRAM市場が急拡大、先端HBMを独占したSK hynixがDRAMの王者へ、半導体産業のリスク要因、2052年までの世界半導体市場予測
 
受講対象
半導体関連企業(半導体メーカー、装置メーカーとその部品、材料、設備メーカー、半導体材料メーカー)、および、半導体を搭載しているセットメーカー(クルマ、スマホ、PC、サーバー、クラウド、デジタル家電)などの経営者、営業、マーケティング、技術者、政治家、経済産業省の官僚、アメリカ合衆国大統領(講演は日本語です)

セミナー講師

微細加工研究所 所長 工学博士 湯之上 隆 氏
【専門】半導体技術(特に微細加工技術)、半導体産業論、経営学、イノベーション論
1987年3月、京都大学大学院工学研究科修士課程原子核工学専攻を卒業。
1987年4月〜2002年10月、16年間に渡り、日立製作所・中央研究所、半導体事業部、デバイス開発センター、エルピーダメモリ(出向)、半導体先端テクノロジーズ(出向)にて、半導体の微細加工技術開発に従事。
2000年1月、京都大学より、工学博士。学位論文は、「半導体素子の微細化の課題に関する研究開発」。
2002年10月〜2003年3月、株式会社半導体エネルギー研究所。
2003年4月〜2009年3月、長岡技術科学大学・極限エネルギー密度工学研究センターにて、客員教授として、高密度プラズマを用いた新材料の創生に関する工学研究に従事。
2003年10月〜2008年3月、同志社大学にて、専任フェローとして、技術者の視点から、半導体産業の社会科学研究に従事。
2007年7月〜9月、「半導体の微細化が止まった世界」の研究のため、世界一周調査。
2009年8月、光文社より『日本半導体敗戦』を出版。
2009年年末、株式会社メデイアタブレット 取締役。
2010年夏~現在、微細加工研究所を設立、所長(主たる業務はコンサルタント、調査・研究、講演、原稿執筆)。
2011年8月 界面ナノ電子化学研究会の公認アドバイザー
2012年、日本文芸社より『電機半導体大崩壊の教訓』出版。
2013年、文春新書より、『日本型モノづくりの敗北』出版。
その他、東北大学工学部、京大原子核工学の非常勤講師。
2020年、『東アジアの優位産業』(中央経済社)の半導体の章を分担執筆。
2023年、文春新書より『半導体有事』出版。


以下の連載記事を執筆中(HPまたはFacebookにリンクがあります)
・メルマガ『内側から見た「半導体村」今まで書けなかった業界秘話』(隔週で配信)
・EE Times Japan 『湯之上隆のナノフォーカス』(1ヶ月に1回)
・日本ビジネスプレス『日本半導体・敗戦から復興へ』(1ヶ月に1回)
・ビジネスジャーナル『半導体こぼれ話』(1ヶ月に1回)
・伊勢新聞『半導体漫遊記』(隔週)
 (HP) (Facebook) (LinkedIn)

セミナー趣旨

 2025年4月に発動されたトランプ関税により世界経済はパニックに陥った。この破壊的な関税によって世界半導体産業はどう変化するのか? また、奇しくも第2次トランプ政権が発足した1月20日に、中国の新興AI企業DeepSeekがChatGPTに匹敵する性能を持つ生成AIを公開した。このDeepSeekは、世界半導体産業に何をもたらすのか?
 まず、本セミナーでは、トランプ関税とDeepSeekによる、半導体および電機産業へのインパクトを論じる。次に、生成AIブームの到来により、世界半導体市場とウエハ需要が今後10年間、どのように推移するかを予測する。加えて、生成AIによって明暗が分かれた半導体メーカーについて解説する。さらに、今年2025年にはTSMC、Samsung、Intel、Rapidusの4社が最先端2nmロジック半導体市場に参入しようとしている。そこで、その競争の構図を詳しく説明する。そして、生成AIの爆発的な普及によりウエハ需要が拡大するDRAMと、逆に縮小するNAND市場の動向、およびメモリの企業別の売上高(シェア)について説明する。最後に、世界半導体産業のリスク要因を明確にするとともに、2052年までの市場予測を示す。私見としては、短期的なリスクがあるとしても、長期的には世界半導体市場は成長を続けると考える。

セミナー講演内容

1.はじめに(自己紹介)

2.本セミナーの概要

3.破壊的なトランプ関税とそのインパクト

 3.1 壊滅的なトランプ関税の発表と発動の実態
 3.2 トランプ関税による世界半導体産業への悪影響(Techinsights)
 3.3 トランプ関税で日本の製造装置や材料はどうなるのか
 3.4 トランプ関税のケーススタディ①―AppleのiPhoneのケース―
 3.5 トランプ関税のケーススタディ②―NVIDIAのGPUのケース―
 3.6 NVIDIAが5000億ドルを投じて米国内で供給網を完結させる?
 3.7 トランプ政権と中国による関税戦争の行方
 3.8 トランプ政権による関税政策は破綻する?

4.DeepSeekショックと世界半導体市場およびウエハ需要動向
 4.1 ASML Investor Day(2024年11月14日)による半導体市場予測
  ・2030年までの半導体市場の予測
  ・2035年までの半導体市場の予測
  ・2052年までの半導体市場の予測(過去のトレンドからの予測)
 4.2 ASML Investor Day(2024年11月14日)によるウエハ需要予測
  ・2030年までの各種半導体のウエハ需要予測
  ・ASML Investor Dayのデータを基にしたウエハ需要(2022年基準:CMD2022)
  ・ASML Investor Dayのデータを基にしたウエハ需要(2024年基準その1:CMD2024①)
  ・ChatGPTなどの生成AIによるウエハ需要へのインパクト
  ・ASML Investor Dayのデータを基にしたウエハ需要(2024年基準その2:CMD2024②)
 4.3 2030年に中国が成熟ノードで世界を制する?

5.生成AIブームによる半導体メーカーの栄枯盛衰
 5.1 サーバーとAIサーバーの出荷台数と予測
 5.2 AI半導体の勝者はNVIDIA1強が続く
 5.3 FoundryではTSMCの1強体制が鮮明に(ただし問題もある)
 5.4 DRAMの主戦場は広帯域メモリ(HBM)に
  ・DRAMの企業別の売上高(シェア)
  ・HBMを巡るDRAMメーカーの攻防
 5.5 AIサーバー用SSD(NAND)の勝者は誰か
  ・NANDの企業別の売上高(シェア)
  ・Bit出荷から見たNANDメーカーの攻防

6.最先端2nmロジック半導体を巡る攻防(Rapidusの現在地はどこか)
 6.1 Rapidusに関する筆者への取材やメディアの報道
 6.2 半導体の基礎知識の復習
 6.3 半導体の製造工程と前工程の3階層の技術
 6.4 半導体の「開発とは何か」、「量産とは何か」
 6.5 「歩留りとは何か」を再考する
 6.6 Rapidusの現在地はどこか
 6.7 なぜ歩留り90%のTSMCがN2の量産宣言しないのか
 6.8 SamsungのN2およびIntelの18Aのデキはどうか

7.まとめと今後の展望

Q&A