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【2日間セミナー】
ラボと製造における
データインテグリティ実務とCSV

★★★ 事前質問大歓迎 ★★★
《FDA査察指摘2,000事例をふまえた》

受講可能な形式:【Live配信】のみ
 

本講座では、米国情報公開法(FOIA)にもとづきFDAへ開示請求して入手した
2,000件を越す生の査察指摘事例を踏まえて、
DIの基礎と実務を具体的に説明する。なお、FDAの年間査察指摘件数は約1,000件である。

 
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 【1日目】 2023年11月8日(水)  10:30~16:30
【2日目】 2023年11月9日(木)  10:30~16:30
会場 【1日目】 オンライン配信セミナー  
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【2日目】 オンライン配信セミナー  
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受講料(税込)
各種割引特典
77,000円 ( E-Mail案内登録価格 73,150円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体70,000円+税7,000円
E-Mail案内登録価格:本体66,500円+税6,650円
2名で77,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額38,500円)
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
特典■ガイダンス邦訳と解説資料
各極データインテグリティガイダンスの邦訳や解説資料を電子ファイルにてご提供する。800スライドにおよぶ講演資料を補完する詳細を習得していただける。
1)    PIC/Sガイダンス(2021/7/1)対訳(解説つき)    161ページ
2)    データインテグリティ入門    19ページ
3)    HPLC試し打ち指摘とその対応    3ページ
4)    MHRAガイダンス(GMP) 意訳(対訳)    28ページ
5)    WHOガイダンス・ドラフト 要旨訳    11ページ
6)    FDAガイダンス・ドラフト 意訳(対訳)    32ページ
7)    FDAガイダンス・ドラフト 解説    27ページ
8)    データインテグリティの是正 FDA WLの常とう句    9ページ
9)    WHOガイダンス Appendix 1 邦訳    28ページ
10)    MHRAガイダンス(GXP)対訳と補足

■付録CD
データインテグリティの詳細資料、Part 11、Annex 11、CSV関連の解説や邦訳など、310ファイル余を収載したCDをテキストと共にご提供する。

■名刺交換可
配布資料製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考講義中の録音・撮影はご遠慮ください。

セミナー講師

合同会社エクスプロ・アソシエイツ 代表
望月 清 氏 【講師情報】

セミナー趣旨

データインテグリティ(DI)の基本要件はALCOAプラスであるといわれている。一方、査察官が期待するDI実務は、システムや機器におけるDI機能の普及とともに高くなる。従って、各極のDIガイダンスを読み込んでALCOAプラスを頭のなかで深掘りしても、査察官がその時点で期待するDI実務レベルにたどりつけない。

査察官が期待するDI実務レベルは、当局査察における指摘事例から学び取るのが確実である。査察指摘の開示が最も進んでいるのはFDAであり、生の査察指摘をすべて入手できる。

本講座では、米国情報公開法(FOIA)にもとづきFDAへ開示請求して入手した2,000件を越す生の査察指摘事例を踏まえて、DIの基礎と実務を具体的に説明する。なお、FDAの年間査察指摘件数は約1,000件である。

FDAの生の査察指摘によれば以下の様なDI指摘が多い。
 監査証跡をレビューしていない
 電子記録が保護されていない
 製造やラボの実務担当者がバックアップを行っている
 システム管理者権限で試験や製造を行っている
 製造やラボの記録用紙が現場でコピー出来てしまう
 製造装置のアラーム履歴が維持されていない
 製造装置のレシピが改変から保護されていない

FDA査察におけるDI指摘はQCラボに集中していたが、製造における指摘が目立ち始めてきた。特に製造におけるDI実務対応の要件は査察指摘事例から学び取る必要があり、製造管理のインテグリティと考えて実務対応するのがよい。

ERES(電子記録/電子署名)とCSVの基礎を説明したうえでFDAのDI査察指摘事例を紹介するので、コンピュータに馴染みのなかった方でも「行うべきこと」を具体的に基礎から実践までを習得していただける。また、増加しつつあるクラウドサービス利用における留意点やスプレッドシートのCSV/DI対応の概要も説明する。

セミナー講演内容

  1. GMP省令改正とPIC/S
  2. データインテグリティとは
  3. ERES対応の基礎
  • Part 11、ERES指針、Annex 11
  • 電子署名、ハイブリッド署名
  1. CSV対応の基礎
  • バリデーションの遵守要件
  • バリデーション指針
  • 再バリデーション
  • リスクベースアプローチ
  1. リスクマネジメントの基礎
  2. データインテグリティ用語
  3. FDAの査察指摘
  • 指摘トップ10
  • 国内における指摘
  • ラボにおける指摘
  • 製造における指摘
  • 年次品質レビューおよびQAにおける指摘
  • 供給者監査に関する指摘
  1. スプレッドシートのFDA指摘とCSV対応/DI対応
  2. PMDAのデータインテグリティ指摘動向
  3. 実務対応
  • 紙記録(ラボ、製造共通)
  • コンピュータ化システム(ラボ主体)
  • 製造装置と検査装置
  • 監査証跡のレビュ
  • QAレビュー
  • GAP分析
  1. ポリシーと手順書の策定方針
  2. クラウドサービス利用における留意点
  3. 良くある質問
  4. 主要ガイダンスの概況
  5. MHRAガイダンスの要旨(英国医薬品庁)
  6. FDAガイダンスの要旨
  7. PIC/S査察官むけガイダンスの要旨
  8. 質疑応答
 
■主な受講対象者
CSVとデータインテグリティの基礎と実務対応を必要とする以下の様な部門の方々にご参加いただきたいと考えている。
  • QA、QC、薬事監査(社内監査、委託先監査)
  • 製造 製造技術 エンジニアリング IT 装置/システムの供給者
  • CMC 製剤研究 分析研究