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人間科学に基づくヒューマンインターフェースの考え方と
ディスプレイおよび画像・光学デバイスの
開発・設計への落とし込み

~五感・認知機構から考える人間中心の情報デバイスと研究開発の方向性~

受講可能な形式:【ライブ配信(見逃し配信付)】のみ

XR向けスマートグラス、車載HUDなどの実用化や高度化が進む今、
改めて問われる人間中心のヒューマンインターフェースの考え方と各種技術への落とし込み方を解説


近年のディスプレイ・画像/光学デバイスの進展とそこに見る人間中心設計の課題、
人の五感・認知機構・感性のメカニズムから、それらを考慮したデバイス開発への落とし込みまで、
フレキシブル/ストレッチャブル/ウェアラブル、電子ホログラフィ・立体表示、液晶・有機材料、
可変偏光フィルター、光シャッター、光ナノインプリント・ロール工程といった転写製造技術などの
豊富な開発事例とともに解説。
日時 2026年11月26日(木)  10:00~17:00
受講料(税込)
各種割引特典
定価:本体55,000円+税5,500円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で60,500円(2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の30,250円)
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1名でのお申込みには、お申込みタイミングによって以下の2つ割引価格がございます
早期申込割引価格対象セミナー【1名受講限定】
9月30日までの1名申込み : 受講料 39,600円(E-mail案内登録価格 39,600円)
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  ※1名様で開催月の2ヵ月前の月末までにお申込みの場合、上記特別価格になります。
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テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
10月1日からの1名申込み: 受講料 48,400円 (E-Mail案内登録価格 46,200円)
 定価:本体44,000円+税4,400円
 E-Mail案内登録価格:本体42,000円+税4,200円
  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
  ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
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特典ライブ配信受講に加えて、見逃し配信でも以下期間中に視聴できます
【見逃し配信の視聴期間】2026年11月27日(金)~12月3日(木)まで
※このセミナーは見逃し配信付です。セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
※ライブ配信を欠席し見逃し配信の視聴のみの受講も可能です。
※見逃し配信は原則として編集は行いません。
※視聴準備が整い次第、担当から視聴開始のご連絡をいたします。
配布資料製本テキスト(開催日の4日前を目安に発送予定)
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
オンライン配信Zoomによるライブ配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)

セミナー視聴はマイページから
お申し込み後、マイページの「セミナー資料ダウンロード/映像視聴ページ」に
お申込み済みのセミナー一覧が表示されますので、該当セミナーをクリックしてください。
開催日の【2日前】より視聴用リンクが表示されます。
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識
・人の五感・認知機構・感性など、情報のヒューマンインターフェース設計に必要な人間科学の基礎知識
・スマートグラス、車載HUD、フレキシブルディスプレイ、立体表示など、ディスプレイや画像/光学デバイスの技術動向と、人間科学から見た製品開発の企画・設計上の課題
・人間科学の考え方を材料・デバイスの開発・設計へ落とし込むための考え方と具体的な開発事例
 
受講対象
・各種ディスプレイ、XR/スマートグラス、車載HUDなど、昨今の情報授受デバイスの研究・開発に携わる方
・画像デバイス、光学デバイス、液晶・高分子などの材料・部材の研究開発に携わる方
・人の認知・感性を踏まえた情報インターフェースの企画・開発・設計に携わる方

セミナー講師

東北大学 名誉教授  / (株)IBLC 技術顧問 
博士(工学) 藤掛 英夫 氏

【略歴】
1985年 東北大学 大学院工学研究科電気及通信工学専攻 修士課程修了
1985年 日本放送協会(NHK) 長野放送局 放送エンジニア
1988年 NHK放送技術研究所 研究員
2002年 NHK放送技術研究所 主任研究員
2003年 博士(工学)学位取得(東北大学)
2006年 東京理科大学 大学院理学研究科物理学専攻 客員教授(兼任)
2012年 東北大学 大学院工学研究科電子工学専攻 教授
2025年 東北大学 ディスティングイッシュトプロフェッサー
2026年~現在 東北大学名誉教授

【その他活動・役員歴】
IEEE Consumer Electronics Society Japan Chapter Chair
電子情報通信学会 東北支部長、代議員、電子ディスプレイ研究会委員長
映像情報メディア学会 東北支部長、代議員、情報ディスプレイ研究会委員長
日本液晶学会 副会長、理事
ディスプレイ国際ワークショップIDW 組織委員長、プログラム委員長、法人理事
光産業技術振興協会 ディスプレイ・固体照明専門委員会議長  ほか

【受賞歴】
紫綬褒章
IEEE Fellow
電子情報通信学会 フェロー、功績賞、業績賞、エレクトニクスソサイエティ賞、論文賞
映像情報メディア学会 フェロー、丹羽高柳賞功績賞、業績賞、藤尾フロンティア賞、
進歩開発賞、論文賞
日本液晶学会 功績賞、業績賞、論文賞A部門
応用物理学会 フェロー、APEX/JJAP編集貢献賞
照明学会 論文賞
国際情報ディスプレイ学会(SID) Presidential Citation, Distinguished Paper Award
IDW Kobayashi-Uchiike-Mikoshiba Prize  ほか

セミナー趣旨

 近年、XR向けスマートグラスや車載用ヘッドアップディスプレイをはじめ、人と情報との接点となる情報提示デバイスの進化が進む中、単に高精細な映像を表示するだけでなく、実物感や没入感・臨場感の演出など、人間の認知機構や感性の特質を考慮した人間中心のヒューマンインターフェースの開発がますます重要になっている。
 本講演では、人間科学に基づき人に優しいヒューマンインターフェースの考え方と材料・デバイス・システム開発への落とし込みについて、ディスプレイをはじめ各種画像デバイスの開発事例を交えながら解説する。視覚を中心とした情報授受デバイスについて、その特徴や人との関わりから見た課題、今後の人間中心のスマート情報化社会にむけた展望までを俯瞰し、新しいハードウェアの企画コンセプトや方向性を考える上で、製品の研究開発の動機・駆動力・設計指針を体系的に明示することを目的とする。

セミナー講演内容

1. 情報技術における人間科学の重要性
 1.1 人の生理・心理・思考・行動を解明する人間科学の基盤
 1.2 生物学的進化に基づく大脳の情報認知機構
 1.3 人類の生き残り戦略としての情報の共有化
 1.4 情報伝達・表現の手段:情報メディア
 1.5 情報通信メディアの歴史と発展の方向性
 1.6 人と情報の介在技術(ヒューマンインターフェース)の進化
 1.7 今後の情報化社会を先導する人に優しい情報技術

2.人の情報取得・認知の仕組みと応用
 2.1 外部環境情報の認知と共有の必要性
 2.2 五感の種類・原理・特質
 2.3 大脳における情報の統合認識
 2.4 錯覚・幻覚現象による認知モデルの解明
 2.5 マルチモーダル・クロスモーダル効果とその活用

3.五感・認知機構から考えるヒューマンインターフェースの設計指針
 3.1 五感に対する各種ヒューマンインターフェース技術
 3.2 視覚・色覚に基づく画像の入力・伝送・出力技術:画像エレクトロニクス
 3.3 電子ディスプレイの設計指針:画質の設計・評価パラメータ
 3.4 多様な電子ディスプレイの分類と動作原理
 3.5 超高解像度画像システムの実用例:スーパーハイビジョンテレビ
 3.6 ハードウェア・ソフトウェア連携による情報伝達の効率化

4.ディスプレイおよび画像・光学デバイス技術の現状と課題
 4.1 AR/VR用のニアアイディスプレイ(スマートグラスなど)の進展
 4.2 車載用途の各種ディスプレイ(ヘッドアップディスプレイなど)の課題
 4.3 理想特性のマイクロLEDディスプレイへの期待
 4.4 人の感性を活用した高機能照明器具の登場
 4.5 照明・表示の技術融合と環境情報の共有化

5.  開発事例1  人間科学の視点を材料・デバイスの開発・設計へ落とし込む
  ~人と情報をつなぐディスプレイと画像・光学技術~

 5.1 情報メディアに求められる多様な材料・デバイス技術
 5.2 機械特性・光学特性を自在に制御できる有機材料(ソフトマテリアル)の活用
 5.3 光機能性の液晶材料・デバイスの導入
 5.4 人の感性に即したディスプレイ技術
  a) 大画面の携帯性に優れたフレキシブル化(フォルダブル化とロールアップ化)
  b) 様々な生活環境への実装技術:アンビエント化
  c) 人体装着に適したストレッチャブル化・ウェラブル化
 5.5 視覚疲労がなく奥行きを自在に変えられる電子ホログラフィ立体表示技術
  a) ホログラム再生に必要な超高解像度空間光変調素子の駆動法の開発
  b) 再生像のシミュレーション技術と素子設計へのフィードバック
  c) 画質低下の要因となるスペックルノイズの低減法の提案
 5.6 視認性を高める画像情報取得用の適応光学デバイス
  a) 強い反射光を取り除いてコントラストを確保する撮像用可変偏光フィルター
  b) 異なる照明下でも色ずれが生じない撮像用色温度変換フィルター
  c) 被写体表面の反射を制御して撮影環境を演出する照明用偏光フィルター
  d) 散乱光の制御により顔の陰影(表情)を変えられる照明用光シャッター

6.  開発事例2  人間科学の視点を各種デバイス技術の開発へ落とし込む
  ~スマート社会を支える情報環境技術~
 6.1 高画質映像の通信を可能とする無線伝送路制御デバイス
  a) 送信アンテナの放射指向性を最適化できるフェーズドアレイ用移相器
    ~大容量の高周波無線通信のサービスエリア拡大~
  b) ビル影障害を解消するミリ波リフレクトアレイ(電波反射板)
    ~通信途絶を解消して違和感のない無線通信サービスへ(5G以降)~
 6.2 柔らかい有機材料の半導体・導体・絶縁物を基にしたエレクトロニクスの創出
 6.3 人間環境に優しい転写製造技術(光ナノインプリント、ロール工程)への展開

7.AI利用によるヒューマンインターフェースの進化
 7.1 大脳の神経ネットワークを模した人工知能(AI)モデルの基礎研究
 7.2 AI計算の特質:多くの経験則の総合化(統計的処理)
 7.3 学習モデルの巨大化・複雑化に伴う専門から一般分野への拡張
 7.4 便利な作業・思考の代替ツールから人間・社会深部への進出へ
  a) 人との整合性を高める感覚・認識の補助
  b) 人に似た感性を有するAIとの共生 
  c) 疑似感覚を持つ自律ロボットの高精度・高速情報処理に向けて
 7.5 今後の社会発展に不可欠な人々の個性・多様性の確保

8.ブレインマシンインタフェースの進展と可能性
 8.1 血液酸素濃度や脳波による脳活動計測
 8.2 脳活動分布の実時間把握による脳機能の解明
 8.3 感覚受容・思考・行動の把握・制御の可能性

9.人間中心のスマート情報化社会と社会課題の克服に向けて
 9.1 誰もが豊かな情報を享受できる情報環境
 9.2 人々の共感・絆を高める情報サービス
 9.3 生きがい・幸福感・安心感が得られる社会の醸成
 9.4 持続可能な産業・サービス技術との共存

  □質疑応答□