リチウムイオン電池および関連材料の化学物質規制とその対応
~バインダーのPFAS、溶剤のSVHC(高懸念物質)、違法ドラッグ転用の対策と化学物質管理者制度~
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セミナー講師
[専門]
高分子化学・二次電池工学
[経歴]
1972年 東北大学 大学院 工学研究科 高分子化学専攻
1972年~2000年 呉羽化学工業(株) 機能材料部 技術担当部長
2000年~2005年 三井物産(株) 無機化学本部 PM
2005年~2009年 エナックス(株) 米澤研究所 先端技術室 PM
2005年~2009年 NEDO 系統連系蓄電池システム 研究 PM
セミナー趣旨
電池メーカーは化学製品である正・負極材や電解液、電解質と樹脂材料を化学メーカーから供給される。従って製造と言う局面では、電池と言う“密閉体”の状態では、リスクやハザードは発生しない。一方で電池の製造過程や、廃電池の処理の過程では、有毒・無毒、可燃・不燃も含めて多くの化学物質が存在し、事の大小はあるとしても、常に化学物質の規制を、法令遵守をクリアする必要がある。
特に今回は、本セミナーの副題でもある「バインダーのPFAS、溶剤のSVHC(高懸念物質)、違法ドラッグ転用」について取り上げる。最近のPFAS問題は誤解と無理解も混在しているが、今まで放置していたツケが廻って来た。欧州のREACHで重要視されているSVHC(高懸念物質)や、既存の溶剤であっても新たに違法ドラッグに転用されたケースもあり、油断ならない状況である。さらに、新たに制定される化学物質管理者制度(労働安全衛生法)についても最新の情報を紹介したい。
本セミナーの内容は、CSR(企業の社会的責任)として、不可欠な内容が多い。それぞれの業務において、知識もともかく、コンプライアンスを伴うアクションとして活用願いたい。
セミナー講演内容
1.1 RISK&HAZARD(リスクとハザード)
1.2 法令・規則、ガイドライと認証システム
JIS 、ISO、IEEE、UL、TUV、UN輸送、国際協定・条約、EU指令
1.3 NORMATIVE&INFORMATIVE
1.4 化学物質(に限らず)の諸規制 ルール等
1.5 なぜ法規制が必要か(始めに法規制ありきではない)
1.6 EV電池の安全な取り扱い
1.7 硫化物と硫化水素
1.8 PFAS問題
1.9 化学物質のSDSとGHS
2.各論
2.1 化学物質規制
国内:化審法、消防法、毒劇法、労安法
グローバル:REACH、UN輸送勧告(航空法、船舶安全法)
2.2 各国・工業規格
JIS(日本)、ISO、ASTM(米国)、DIN(ドイツ)、GB/T(中国)
2.3 製品認証シスムと類似のシステム
UL、IEC、IEEE、ISO…etc.
2.4 毒物及び劇物取締法とGHSに関する基礎知識
3.研究・開発、製造・販売と環境
3.1 研究・開発
3.2 製造・販売
3.3 環境とリサイクル
3.4 廃電池の安全な処理
3.5 電極バインダーと有機溶媒の化学物質規制、危険ドラッグ等
4.化学物質管理者制度(労働安全衛生法)の導入
4.1 自社製品譲渡・提供先への危険有害性の伝達
4.2 自社の労働安全衛生確保に関する職務
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≪解説動画で学ぶeラーニング≫化学物質ユーザーのための研究開発&生産現場の化学物質管理とコンプライアンス
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