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空中結像の原理と構成部材、
空中ディスプレイ・空中映像技術と応用展開

■空中に実像形成する光学系、空中結像とは!?■
■何もない空中に映像が浮かぶディスプレイ、今後必要な光学素子は?■

受講可能な形式:【ライブ配信(見逃し配信付)】のみ
 

★ Zoom見逃し配信(アーカイブ)のみの受講も可。
★ 空中ディスプレイの最新技術動向を解説します。
日時 【ライブ配信:見逃し配信付】 2026年1月29日(木)  13:00~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
 2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の24,750円)
 3名で74,250円 (3名ともE-Mail案内登録必須​) 
※4名以上も1名追加ごとに24,750円を加算
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
 1名申込みの場合: 受講料 39,600円 (E-Mail案内登録価格 37,840円)
 定価:本体36,000円+税3,600円、E-Mail案内登録価格:本体34,400円+税3,440円
 ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
 ※他の割引は併用できません。
特典■ライブ配信受講に加えて、見逃し配信(アーカイブ)でも1週間視聴できます■
【見逃し配信の視聴期間】2026年1月30日(金)~2月5日(木)まで
※このセミナーは見逃し配信付です。セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
見逃し配信(アーカイブ)について 【ライブ配信受講を欠席し、見逃し配信視聴のみの受講も可能です。
※視聴期間は終了翌日から7日間を予定しています。また録画データは原則として編集は行いません。
※マイページからZoomの録画視聴用リンクにてご視聴いただきます。
配布資料製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が開催日に間に合わないことがございます。
※Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
オンライン配信Zoomによるライブ配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください。)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

セミナー講師

宇都宮大学 工学部 基盤工学科 教授 山本 裕紹 氏
【経歴・専門】
1994年東京大学工学部計数工学科卒.
1996年東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻修士課程修了.
1996年徳島大学助手.
2009年より徳島大学講師.この間,東京大学大学院情報理工学研究科より学位授与.博士(情報理工学).
2014年4月宇都宮大学准教授.
2019年9月宇都宮大学教授.現在に至る.
3Dディスプレイ・空中ディスプレイなどの情報フォトニクス研究に従事.
【受賞】
応用物理学会講演奨励賞(2004年),IDW’03, IDW’04, IDW’07, IDW’08, IDW’09, IDW’10, IDW’11, IDW’12, IDW’13, IDW’14, IMID2014, IMID2015, IDW’15, IMID2016, IDW’16, IDW’17, IMID2018, IDW’18にてOutstanding Poster Paper Awardを受賞.DHIP2011, IDW'11, IWH2014, IDW’15にてBest Paper Awardを受賞.2012年SPIE/IS&T Electronic Imaging2012にてBest 3D Demonstration Awardを受賞.2019年SPIE The Fumio Okano Best 3D Paper Awardを受賞.IEEE GCCE2013にてExcellent Poster Award, SI2014優秀講演賞を受賞.2011年源内大賞.2012年徳島大学工学部長表彰.
【講師WebSite】
https://www.yamamotolab.science/

セミナー趣旨

 何もない空中に映像が浮かぶディスプレイはSF映画ではおなじみの未来技術です。
 スクリーンや霧などで光を散乱させることもなく、広い範囲から観察できる空中映像を形成する原理や必要な構成部材は何か?なぜ空中に映像を浮かばせる技術に産業界の期待が高まっているのか?空中ディスプレイに向けに今後必要な光学素子は何か?
 空中ディスプレイの社会実装の事例や国際標準化の動向について、やさしく解説します。

セミナー講演内容

※開催日までに講演項目を更新いたします。

<得られる技術・知識など>

(1) 3Dディスプレイにかかわる視覚の原理を習得します。
(2) 空中ディスプレイを試作する技術ポイントを学びます。 
(3) 触ると温かい空中映像など最新の技術動向と空中ディスプレイの応用展開についての知識を得ます。
(4) 社会実装に向けて開発が進む空中ディスプレイの注目動向を学びます。

<プログラム>
1.なぜ日本では3Dディスプレイよりも空中ディスプレイの方が注目を集めつつあるのか?

 1.1 3Dディスプレイ研究に関するトライ&エラーの経験
 1.2 視覚による奥行き知覚のメカニズム
 1.3 ディスプレイに求められる新しい価値

2.空中に光の映像だけでなく熱や音を収束できる光学素子を試作する方法
 2.1 LEDサインを空中に結像するだけであれば、地方大学の設備でも作れる。
 2.2 空中に熱を収束できれば目の不自由な方むけのサインにもなり得る。
 2.3 光、熱、だけでなく、音も収束できる。

3.空中ヒーターは新しい暖房技術
 3.1 空調機エンジニアとの共同研究
 3.2 手作りで低コストで作れる空中ヒーター素子:SPA
 3.3 より温かい空中ヒーターを可能にする素子:WARM

4.再帰反射による空中結像(AIRR)
 4.1 再帰反射素子は、もっとも大量に生産がなされている光学素子の一つ。
 4.2 空中結像の原理
 4.3 高校生から80歳の方まで、簡単に作れる空中ディスプレイ工作:b-AIRR

5.最新の空中ディスプレイの研究と開発
 5.1 空中スクリーンのポップアップ感をわかりやすくする工夫
 5.2 3D映像の空中表示
 5.3 触ると温かい空中映像の形成

6.空中ディスプレイ産業の発展に向けて
 6.1 AIRRが東京モーターショーでデビュー
 6.2 空中ディスプレイの利用が期待される分野
 6.3 国際標準IEC/TC110でAerial Displayの規格化が進行中

7.空中ディスプレイの構成部材と最新動向・課題
 7.1 空中結像素子の分類
 7.2 大量生産化・低コスト化の動向
 7.3 ぜひ開発をいただきたい空中ディスプレイ用「夢の」光学素子

  □質疑応答□​