eBookebook番号:EB040a(色測定と色彩管理)
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【製本版 + ebook版】
色の測定・定量化技術と色彩管理への応用
色の定量的表現を習得:表色系、測色技術、色差式および色の評価方法
《色そのものや、色による品質/特性の管理と評価に関する業務のための基礎知識》
同一企業の工場各地で、各工場の担当者が読みたい場合 にも、便利な 電子版(ebook) 付き。
・普段お使いのWebブラウザ上でもお読みいただけます。
・専用アプリケーション(bookend)利用時は、オフライン環境でもお読みいただけます。
・閲覧用アカウントの追加は、ご購入・商品お届け後でも可能です。(アカウント数には限りがありますのでご注意ください)
配信開始日 | 2021年6月25日 |
---|---|
フォーマット | 製本版+ebook版 ※ebook版は、PDF (印刷・データコピー不可) WEBブラウザ上または専用アプリケーション(bookend)より閲覧可能です ※製本版とebook版の内容は同一です |
体裁 | B5 PDF 187頁(ebook版) B5判 並製本 187頁(製本版) |
価格(税込)
各種割引特典
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49,500円
( E-Mail案内登録価格 47,025円 )
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定価:本体45,000円+税4,500円
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アカウント数 | アカウント数 :5アカウント 【アカウントの追加方法】 ※購入者以外に最大4アカウントまで追加可能(無料) 閲覧可能PC数 :2台/1アカウント(同一アカウントに限る) |
閲覧期間 | 無期限 |
オフライン閲覧 | 可能:専用アプリケーション(bookend)利用時 |
対応OS・デバイス | Win・Macの両OS、スマートフォン・読書端末(iPhone,iPadなど) |
注意事項 | ebookのダウンロードは、S&T会員「マイページ」内で行いますので、S&T会員登録(無料)が必須です。 |
ISBNコード | 978-4-86428-257-4 |
Cコード | C3058 |
《色そのものや、色による品質/特性の管理と評価業務 に関する基礎知識を習得》
例え同じ色でも、個人差や環境など、様々な要因で見え方やとらえかたが異なってしまうもの。
国際的に広く通用する、さまざまな表色系を理解し、正確な管理と伝達に。
・直感的にはたらきかけ、その効果を無意識のうちに与えてしまう色だからこそ。
ロゴやコーポレートカラーといった、厳密な色彩管理が求められる業務・成果物の品質管理に必要な知識。
・工業製品はもちろん、果実、乳製品、海苔などの農畜水産物などでも活用される、色がもつ情報。
例えば、品質、変退色、含有量、品種、収穫時期、生育診断など……
分析、管理、指標による状況把握にも使われる「測色技術」を基礎から解説。
業務で「色」を扱うようになり、まずは基礎から学ぼうとお考えの方にも、
色彩管理ソフトに任せきりな部分を自身の知識として蓄えたり、実際に合わせた条件設定をできるようになりたい方にも、
業種、分野を問わず、広くおすすめしたい1冊です。
著者
東京工科大学 応用生物学部 非常勤講師 秋本 眞喜雄 氏 |
【略歴・紹介】 |
関東学院大学工学部卒業・大学院工学研究科修了後 |
東京工芸大学工学部助手、通商産業省工業技術院電子技術総合研究所流動研究員 |
日本医科大学医学部助手、関東学院大学工学総合研究所研究員、 |
東京工科大学応用生物学部実験講師 |
博士(工学)取得(1993年) |
色彩科学・皮膚計測技術の教育・研究に従事 |
書籍趣旨
本書は色を定量的に扱う業務のための色彩科学の基礎知識および色彩の品質管理を分かりやすく学ぶためのテキストを狙いとしている。まず色彩の歴史から始まり、色の表示方法や測定原理、さらには色の応用技術について解説した。しかし、本書は色彩の解説書であるが、色刷りの部分はほとんどない。なるべく多くの図や表を随所に挿入したので、理解の手助けになればと考えている。色彩科学の重要な用語や語句は強調文字とし、該当する英語の表現を括弧内に示した。
近年、国際整合性の観点から、規格や用語の改定が実施されている。日本工業規格(Japan Industrial Standerd: 略称JIS)の日本語名称が2019年7月1日より日本産業規格に変更となった。英語名称や略称は変更がなく、従来通りである。日本工業規格の名称は長く親しんできた読者も多いと考えるが、本書では変更後の用語を記載した。
目次
1. 欧米の色彩文化
2. 日本の色彩文化
3. 色彩科学の過去・現在から未来へ
4. 色彩科学を包含する学術分野
第2 章 光の定義と分光特性
1. 光の定義
2. 物理量と心理物理量
3. 分光分布の性質
4. 加法混色と減法混色
5. 光の反射の方向性
第3 章 眼の構造と網膜における情報処理
1. 眼球の構造
2. 眼球から大脳への情報伝達
第4 章 色の表示方法
1. 色の三属性
2. カラーオーダーシステム
2.1 マンセル表色系による表示
2.2 オストワルト表色系による表示
2.3 NCS 表色系による表示
2.4 日本色研配色体系による表示
3. 色名
3.1 慣用色名
3.2 系統色名
第5 章 RGB からXYZ 表色系への変換
1. CIE 表色系による表示
2. XYZ 系への変換
3. 視野の大きさ
4. 主波長と刺激純度
5. 照明光と色温度
6. 標準イルミナント
第6 章 均等色空間による色表示
1. 均等色度図
2. 均等色空間の定義と色差式
2.1 CIE 1960 U*V*W*均等色空間および色差式76
2.2 CIE 1976 L* a* b*均等色空間および色差式
2.3 CIE 1976 L* u* v*均等色空間および色差式
2.4 CMC(ℓ:c)色差式
2.5 CIE 94 の色差式
2.6 CIEDE2000 色差式
3. 心理量との相関量
3.1 明度関数
3.2 色相角
3.3 明度
3.4 彩度
3.5 色相差
第7 章 色の測定方法
1. 色の測定方法の分類
2. 視感的測色法
2.1 標準色票と比較する方法
2.2 混色による測色方法
3. 物理的測色方法
3.1 反射物体色の場合
3.2 透過物体色の場合
4. 測色技術の活用
4.1 許容色差の有用性
4.2 堅ろう度試験における色差の活用
5. 統計手法の活用
6. 測色と計算の例
6.1 三刺激値と色度座標
6.2 均等色空間の計算
6.3 色差の計算
6.4 色相角の計算
6.5 彩度
6.6 色相差
7. 特殊な対象物の測色の例
7.1 光学異方性材料の場合
7.2 皮膚色の場合
第8 章 色の心理的評価法
1. 心理的評価方法
2. 心理物理学的測定法
3. 官能検査の方法と例
第9 章 演色性評価方法
1. 照明光による色の変化
2. 演色性の計算方法
第10 章 照明用光源の種類と性質
1. 室内照明用光源の種類
2. 室内照明用光源の特徴
2.1 白熱電球およびハロゲンランプ
2.2 蛍光ランプ(蛍光灯)
2.3 ナトリウムランプ
2.4 水銀ランプ
2.5 メタルハライドランプ
2.6 白色LED ランプ
第11 章 色の見え方の変化
1. 心理的な見えによる色の分類
2. 色の見え方の変化
2.1 色の面積効果
2.2 プルキニエ現象
2.3 ベゾルト・ブリュッケ現象
2.4 アブニー効果
2.5 ヘルムホルツ・コールラウシュ効果
2.6 スタイルズ・クロフォード効果
2.7 ヘルソン・ジャッド効果
2.8 ハント効果
2.9 順応現象
第12 章 色彩科学の発展
1. 色覚異常
1.1 色覚異常研究の歴史
1.2 色覚の分類
1.3 色覚異常の視覚変化
1.4 色覚異常の検査法
2. 色のユニバーサルデザイン
3. 安全に関する環境色彩
第13 章 色彩の法的規制
1. 色彩の国際標準化
2. 色に関する日本産業規格(JIS)
2.1 用語
2.2 基礎データ
2.3 表示方法
2.4 測色・測光
2.5 光源
2.6 安全色
2.7 官能検査
2.8 染色堅ろう度試験
付録
1. 順列および組み合わせ
2. 行列および行列式
3. SI 基本単位・補助単位および心理物理量の単位
4. 基礎定数
5. 基本単位への接頭語
6. ギリシャ文字
7. 付表
著者
東京工科大学 応用生物学部 非常勤講師 秋本 眞喜雄 氏 |
【略歴・紹介】 |
関東学院大学工学部卒業・大学院工学研究科修了後 |
東京工芸大学工学部助手、通商産業省工業技術院電子技術総合研究所流動研究員 |
日本医科大学医学部助手、関東学院大学工学総合研究所研究員、 |
東京工科大学応用生物学部実験講師 |
博士(工学)取得(1993年) |
色彩科学・皮膚計測技術の教育・研究に従事 |
書籍趣旨
本書は色を定量的に扱う業務のための色彩科学の基礎知識および色彩の品質管理を分かりやすく学ぶためのテキストを狙いとしている。まず色彩の歴史から始まり、色の表示方法や測定原理、さらには色の応用技術について解説した。しかし、本書は色彩の解説書であるが、色刷りの部分はほとんどない。なるべく多くの図や表を随所に挿入したので、理解の手助けになればと考えている。色彩科学の重要な用語や語句は強調文字とし、該当する英語の表現を括弧内に示した。
近年、国際整合性の観点から、規格や用語の改定が実施されている。日本工業規格(Japan Industrial Standerd: 略称JIS)の日本語名称が2019年7月1日より日本産業規格に変更となった。英語名称や略称は変更がなく、従来通りである。日本工業規格の名称は長く親しんできた読者も多いと考えるが、本書では変更後の用語を記載した。
目次
1. 欧米の色彩文化
2. 日本の色彩文化
3. 色彩科学の過去・現在から未来へ
4. 色彩科学を包含する学術分野
第2 章 光の定義と分光特性
1. 光の定義
2. 物理量と心理物理量
3. 分光分布の性質
4. 加法混色と減法混色
5. 光の反射の方向性
第3 章 眼の構造と網膜における情報処理
1. 眼球の構造
2. 眼球から大脳への情報伝達
第4 章 色の表示方法
1. 色の三属性
2. カラーオーダーシステム
2.1 マンセル表色系による表示
2.2 オストワルト表色系による表示
2.3 NCS 表色系による表示
2.4 日本色研配色体系による表示
3. 色名
3.1 慣用色名
3.2 系統色名
第5 章 RGB からXYZ 表色系への変換
1. CIE 表色系による表示
2. XYZ 系への変換
3. 視野の大きさ
4. 主波長と刺激純度
5. 照明光と色温度
6. 標準イルミナント
第6 章 均等色空間による色表示
1. 均等色度図
2. 均等色空間の定義と色差式
2.1 CIE 1960 U*V*W*均等色空間および色差式76
2.2 CIE 1976 L* a* b*均等色空間および色差式
2.3 CIE 1976 L* u* v*均等色空間および色差式
2.4 CMC(ℓ:c)色差式
2.5 CIE 94 の色差式
2.6 CIEDE2000 色差式
3. 心理量との相関量
3.1 明度関数
3.2 色相角
3.3 明度
3.4 彩度
3.5 色相差
第7 章 色の測定方法
1. 色の測定方法の分類
2. 視感的測色法
2.1 標準色票と比較する方法
2.2 混色による測色方法
3. 物理的測色方法
3.1 反射物体色の場合
3.2 透過物体色の場合
4. 測色技術の活用
4.1 許容色差の有用性
4.2 堅ろう度試験における色差の活用
5. 統計手法の活用
6. 測色と計算の例
6.1 三刺激値と色度座標
6.2 均等色空間の計算
6.3 色差の計算
6.4 色相角の計算
6.5 彩度
6.6 色相差
7. 特殊な対象物の測色の例
7.1 光学異方性材料の場合
7.2 皮膚色の場合
第8 章 色の心理的評価法
1. 心理的評価方法
2. 心理物理学的測定法
3. 官能検査の方法と例
第9 章 演色性評価方法
1. 照明光による色の変化
2. 演色性の計算方法
第10 章 照明用光源の種類と性質
1. 室内照明用光源の種類
2. 室内照明用光源の特徴
2.1 白熱電球およびハロゲンランプ
2.2 蛍光ランプ(蛍光灯)
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2. 色の見え方の変化
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2.5 ヘルムホルツ・コールラウシュ効果
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2.7 ヘルソン・ジャッド効果
2.8 ハント効果
2.9 順応現象
第12 章 色彩科学の発展
1. 色覚異常
1.1 色覚異常研究の歴史
1.2 色覚の分類
1.3 色覚異常の視覚変化
1.4 色覚異常の検査法
2. 色のユニバーサルデザイン
3. 安全に関する環境色彩
第13 章 色彩の法的規制
1. 色彩の国際標準化
2. 色に関する日本産業規格(JIS)
2.1 用語
2.2 基礎データ
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2.6 安全色
2.7 官能検査
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7. 付表
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