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<プラスチック再資源化の最前線>
プラスチックの高度マテリアルリサイクルと高度成形プロセス

■成形履歴のあるプラスチック劣化は物理劣化であることが明らかに。■
■プロセス最適化で低下した物性は物理的に大きく再生できる。■
■そして、この原理が成形にも応用できる。■

視聴期間:申込日から10営業日後まで(期間中は何度でも視聴可)
★ 成形履歴のあるプラスチック物性が著しく低下する原因
 → 今までの常識:分子鎖切断を伴う化学劣化
 → これに対し、物性低下の原因はメソ領域での高分子構造の変異による物理劣化であることが明らかに。

★ 今注目のプラスチックリサイクルの成形加工プロセスへの展開を徹底解説!
日時 2024年5月30日(木)  23:59まで申込み受付中/【収録日:2024年2月27日(火)】※映像時間:2時間48分
会場 オンライン配信セミナー  
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備考※オンライン配信セミナーの録音・撮影、複製は固くお断りいたします。
※講師の所属などは、収録当時のものをご案内しております

セミナー講師

福岡大学 特命研究教授 八尾 滋 氏
<主なご経歴・研究内容・専門・ご活動・受賞など>
(学歴)
1981年 京都大学工学部高分子化学科卒
1986年 京都大学大学院工学研究科 単位修得後退学
1989年 京都大学工学博士号取得
(職歴)
1986年 宇部興産入社
2007年 三菱総合研究所入社
2011年 福岡大学工学部教授着任
2023年 福岡大学研究推進部特命研究教授着任
(研究室WebSite)
https://www.cis.fukuoka-u.ac.jp/~shyao/index.html

セミナー趣旨

 従来PCRに限らずPIRにおいても、成形履歴のあるプラスチックの物性は著しく低下しており、その原因は分子鎖切断を伴う化学劣化とされてきた。この常識に対し、我々は近年物性低下の原因はメソ領域での高分子構造の変異による物理劣化であること、それがせん断履歴などの影響により絡み合いが減少したことによりタイ分子数が少なくなるメソ領域での高分子構造変異による物理劣化であることを明らかにしてきた。さらにプロセスの最適化で低下した物性が物理的に大きく再生できることも正栄してきた。またこの原理が成形にも応用できることも分かってきた。本講座ではこれらについて詳しく説明する。

セミナー講演内容

<得られる知識、技術など>
・実生産に応用できる最新のマテリアルリサイクル手法
・実生産に応用できる最新の成形プロセス
・高分子の物性と内部構造形成メカニズムに対する理解
・高分子の絡み合いに関する知識

<プログラム>
1.プラスチックリサイクルの意義について 
 1.1 資源循環・カーボンニュートラルとプラスチックリサイクル
 1.2 プラスチックリサイクルの現状と課題

2.プラスチックの劣化について
 2.1 化学劣化と物理劣化

3.高分子構造
 3.1 高分子の結晶構造
 3.2 高分子の溶融状態とレオロジー的性質

4.物理劣化・物理再生理論
 4.1 リサイクルプラスチックの力学物性の成形履歴依存性
 4.2 プラスチックの物理劣化・物理再生理論

5.樹脂溜まり部付き押出機による物理再生現象
 5.1 樹脂溜まり部付き押出機
 5.2 再生プラスチックの物性発現メカニズム

6.高度な成形プロセス
 6.1 射出成形条件と物性との関係
 6.2 高度な成形プロセス

7.メソ構造と力学特性
 7.1 メソ構造解析手法の紹介
 7.2 メソ構造と力学特性の関係


■Q&A■
 このセミナーに関する質問に限り、講師とメールにて個別Q&Aをすることができます。

 具体的には、セミナー資料に講師のメールアドレスを掲載していますので、セミナーに関する質問がございましたら
 直接メールでご質問ください。
 (ご質問の内容や時期によっては、ご回答できない場合がございますのでご了承下さい。)