粒子の分散安定化の基本と各種分散体・スラリー設計の実務
分散安定化の基本 ―凝集を抑制し粒子本来の特性を引き出すために―
湿潤分散剤の各構造と特徴、使い方、選定アプローチ
分散体・スラリーの塗布乾燥における不具合の原因とその対策
受講可能な形式:【Live配信】のみ
日時 | 2025年11月25日(火) 13:00~16:30 |
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受講料(税込)
各種割引特典
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49,500円
( E-Mail案内登録価格 46,970円 )
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定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円
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定価:本体36,000円+税3,600円 E-Mail案内登録価格:本体34,400円+税3,440円 ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。 ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。 ※他の割引は併用できません。 |
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配布資料 | 製本テキスト(開催前日着までを目安に発送) ※セミナー資料は開催日の4~5日前にお申し込み時のご住所へ発送致します。 ※間近でのお申込みの場合、セミナー資料の到着が開催日に間に合わないことがございます。 | ||
オンライン配信 | ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認 (申込み前に必ずご確認ください) | ||
備考 | ※講義の録音・録画・撮影はご遠慮ください。 ※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。 | ||
得られる知識 | ・分散配合の着目点(粒子の表面特性、バインダーとの相溶性)の理解 ・分散状態の液・膜特性に与える影響(粘性・平滑性・光沢・透明性・機械的物性・耐水性・硬化性) ・分散剤の構造と特徴、及び使い方 ・各種事例を通じた最適な分散剤の選定へのアプローチの仕方 | ||
対象 | ・分散に携わっている方 ・分散はしていないが分散液を使用して配合している方 ・熱可塑性樹脂でフィラー等を配合されている方 ・塗料・インキ・インクジェット、セラミックス、電子材料、電池材料、コンパウンダー、3Dプリンティング等に関する研究開発に携わっている方 |
セミナー講師
ビックケミー・ジャパン(株) シニアソリューションナビゲーター 若原 章博 氏
[プロフィール]
塗料技術者を経て、添加剤開発と技術紹介に従事。塗料インキ用・カラーフィルター用・リチウムイオン電池用の分散剤開発に携わる。分散・表面調整・レオロジー制御など各種コーティング液の製造・塗布・乾燥の課題解決に関してマーケットで活動。
[プロフィール]
塗料技術者を経て、添加剤開発と技術紹介に従事。塗料インキ用・カラーフィルター用・リチウムイオン電池用の分散剤開発に携わる。分散・表面調整・レオロジー制御など各種コーティング液の製造・塗布・乾燥の課題解決に関してマーケットで活動。
セミナー趣旨
塗料・インキのとどまらず、インクジェット・電池・伝導材料・セラミックス・電子材料・熱可塑性樹脂分野と、粒子の分散安定化は基本技術の一つとなっている。凝集を抑制し、粒子本来の特性を引き出すためのスラリー設計・分散設計はどこに着目したらよいのかを、分散安定化の基本点から説明する。粒子表面・マトリクスを形成する樹脂に注目して最適な湿潤分散剤を選定するアプローチを述べる。湿潤分散剤がどのような構成要素で成り立つかを説明したのち、各構造と特徴について理解を深めていただけるよう、事例を豊富に用意する。また、分散体・スラリーの塗布乾燥における諸課題についても、原因と対策について紹介する。あわせて添加剤での環境負荷低減の取り組みについても触れる。
セミナー講演内容
1.粒子の分散における課題の概観
2.分散プロセスの理解と着目点(濡れ・機械的エネルギー・安定化)
2.1 粒子への濡れと吸着の考え方
2.2 分散安定化のメカニズム:立体障害と静電気的反発
2.3 マトリクスとの相溶性の重要性(ブツ・分散粘度・塗り重ねでの例・材料混合での例)
3.湿潤分散剤の構造と特徴
3.1 吸着基と相溶性鎖の役割
3.2 分子構造が制御された湿潤分散剤の利点:精密重合と超分岐
4.各種分散事例から学ぶスラリー設計
4.1 金属酸化物・非酸化物系無機粒子の分散安定化
4.2 カーボン系粒子の分散(塗料・電池での例)
4.3 有機顔料の分散
4.4 複数の種類の異なる粒子が存在する場合の分散
5.熱可塑性樹脂でのフィラーの分散
6.分散安定性の評価方法
7.分散体の塗布・乾燥時の不具合と対策
7.1 平滑で均一な膜形成に重要な表面張力の調整
7.2 粒子の沈降防止の方策とレオロジーコントロール
8.環境負荷低減の具体化
8.1 スズフリー、PFASフリー、バイオベース材料
□ 質疑応答 □
2.分散プロセスの理解と着目点(濡れ・機械的エネルギー・安定化)
2.1 粒子への濡れと吸着の考え方
2.2 分散安定化のメカニズム:立体障害と静電気的反発
2.3 マトリクスとの相溶性の重要性(ブツ・分散粘度・塗り重ねでの例・材料混合での例)
3.湿潤分散剤の構造と特徴
3.1 吸着基と相溶性鎖の役割
3.2 分子構造が制御された湿潤分散剤の利点:精密重合と超分岐
4.各種分散事例から学ぶスラリー設計
4.1 金属酸化物・非酸化物系無機粒子の分散安定化
4.2 カーボン系粒子の分散(塗料・電池での例)
4.3 有機顔料の分散
4.4 複数の種類の異なる粒子が存在する場合の分散
5.熱可塑性樹脂でのフィラーの分散
6.分散安定性の評価方法
7.分散体の塗布・乾燥時の不具合と対策
7.1 平滑で均一な膜形成に重要な表面張力の調整
7.2 粒子の沈降防止の方策とレオロジーコントロール
8.環境負荷低減の具体化
8.1 スズフリー、PFASフリー、バイオベース材料
□ 質疑応答 □
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