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塗料・塗膜における微粒子の挙動と
分散状態制御、解析・評価方法

設計・製造・貯蔵・塗布・乾燥の各段階における分散状態の制御、塗膜品質の確保

顔料などの微粒子の機能を最大限に発揮させるために必要な
「塗膜中での分散状態を適切に制御する」を達成するための要点/留意点

受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】


最終塗膜に至るまでの段階(分散系の設計、製造、貯蔵、塗膜形成)で
それぞれの段階に応じて、良好な分散状態を維持するために
各段階での設計の考え方、分散状態の評価方法、制御方法を解説。

【解説内容を一部ご紹介】
◎ 微粒子の挙動(微粒子間に作用する力)
◎ 分散状態が塗料や塗膜に及ぼす影響
◎ 分散度、安定性の評価方法と留意点
◎ 分散系の設計、製造、貯蔵時の留意点
◎ 塗膜中の粒子の分散状態制御/塗膜成形過程での凝集対策

 
★業務の合間に視聴できる!
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日時 【Live配信】 2025年10月17日(金)  10:30~16:30
【アーカイブ配信】 2025年10月31日(金)  まで受付(視聴期間:10/31~11/13)
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備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

セミナー講師

郷司技術士事務所 代表 技術士(化学部門) 郷司 春憲 氏
元・日本ペイント(株)

【専門】界面化学分野

【紹介】
1978年 日本ペイント(株)に入社
 顔料分散などの界面化学に関する研究開発 生産技術開発に従事
 開発プロジェクトマネージャー 生産技術研究部長などを歴任
2008年~2013年 (社)色材協会理事
2014年 日本ペイント(株)退職
2014年 郷司技術士事務所開設、技術コンサルタントとして活動中
 多数の企業に技術指導の実績を有する

セミナー趣旨

 顔料などの微粒子の機能を最大限に発揮させるためには、最終的な塗膜中での分散状態を制御する必要がある。最終塗膜になるまでには、分散系の設計、製造、貯蔵、塗膜形成(塗布・乾燥)の過程を経るが、それぞれの段階で良好な分散状態を維持する必要がある。各段階での設計の考え方、分散状態の評価方法、制御方法を解説する。

セミナー講演内容

1.微粒子間に作用する力
  1.1 粒子径と表面自由エネルギー
  1.2 粒子間の引力
  1.3 粒子間の反発力
  1.4 粒子間の力の制御方法

2.分散状態と分散系の性質
  2.1 微粒子の光学的性質
  2.2 分散状態が塗料や塗膜に及ぼす影響

3.分散系の評価技術
  3.1 分散度の評価技術
   3.1.1 粒子径の評価方法と特長・留意点
   3.1.2 間接的な評価方法と工程管理への応用
  3.2 安定性の評価技術
   3.2.1 レオロジーによる凝集レベルの評価
   3.2.2 経時安定性

4.分散系の設計と製造
  4.1 分散系の設計と留意点
   4.1.1 分散の単位過程とそのポイント
   4.1.2 原材料の特性と評価技術
   4.1.3 分散配合設計の考え方
   4.1.4 分散剤の利用技術
  4.2 分散系の製造と留意点
   4.2.1 分散機の種類と特長・選定方法
   4.2.2 微分散を達成するには
   4.2.3 過分散とはなにか その防止方法
   4.2.4 製造トラブルと対策
  4.3 貯蔵時の留意点
   4.3.1 経時凝集
   4.3.2 ヘテロ凝集とゼータ電位の制御
   4.3.3 沈降と対策
   4.3.4 層分離と対策
  4.4 塗装時の変色トラブルと対策

5.塗膜中での粒子の分散状態制御
  5.1 塗膜中での粒子の分散状態の評価
  5.2 塗膜形成過程における粒子の凝集と対応策の実例
  5.3 異種粒子によるヘテロ凝集を利用した分散状態の制御

  □質疑応答□