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ロボットによる自社工場・生産ライン・設備の自動化、
および自動化システム導入のポイント

~生産工場の作業改善からロボットによる生産ラインの自動化設計のノウハウを学ぶ~
■生産方式の基本■ ■工場の改善■ ■IoTを活用した革新的生産性向上■
■自動化設備の構想設計ノウハウ■ ■ロボットによる自動化の検討から導入まで■
■ロボットの活用状況■ ■ロボットによる自動化の秘訣■
■ロボットを活用した自動化レイアウト設計の演習■

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ

★ アーカイブ配信のみの受講もOKです。
★ 工場の自動化、生産設備の自動化への成功の秘訣、構想設計ノウハウとは!革新的生産性向上へ!
日時 【Live配信(アーカイブ付き)】 2025年6月30日(月)  10:30~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
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 ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
 ※他の割引は併用できません。
特典■Live受講に加えて、アーカイブでも1週間視聴できます■
【アーカイブの視聴期間】2025年7月1日(火)~7月7日(月)まで
※このセミナーはアーカイブ付きです。セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
配布資料製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
 ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が開催日に間に合わないことがございます。
  Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
オンライン配信Live配信(Zoom) ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

セミナー講師

TSF自動化研究所 代表 村山 省己 氏
<経歴>
(株)日立製作所 工機部長、日立オートモティブシステムズ(株)(現日立アステモ) 投資計画部長を歴任。NC工作機械・自動車部品生産設備の設計開発に従事し、数々の設備設計開発に携わる。国家技能検定試験「機械・プラント製図」の検定員に長年携わり主席検定委員を経験。国内海外向け自動化ライン等、投資の最適化について幅広い生産技術の知見を有する。
日立アカデミー講師並びに各社中堅技術者教育セミナー講師として活躍中。
2016年4月~2019年3月 東海大学教授
2019年4月~2024年3月東海大学工学部非常勤講師
2019年4月~現在、TSF自動化研究所を創設し工場の自動化を支援
2019年7月~現在、東京都中小企業振興公社・デジタル技術アドバイザー
<WebSite>
https://www.tsf-autolab.jp/
 

セミナー趣旨

 生産の自動化を進める基本は、作業、段取り、設備、レイアウトなどに存在しているムダを徹底的に改善し作業をスリム化し、自動化レイアウト設計により適材適所にロボットを導入することでその効果を最大限に引き出すことが必要です。
 本講座では、生産性を上げるための工場・設備・作業の改善の考え方、進め方について学び、生産性を革新的に向上させるための自動化ラインやレイアウト設計について加工、組立、試験工程の実施例をもとに自動化のレイアウト設計に必要なノウハウを学んでいただきます。また、自動化ラインのシミュレーションを活用した演習を通じて効果的なロボットによる自動化レイアウト設計の実践力を身に付けます。
 これから工場の自動化を進めていかなければならない方々、ロボットを導入する前に改善を進めている方々、生産ラインの自動化についてもっと知識を吸収したいと考えられている方々やIoT、ロボットを活用して生産性を上げたいと検討されている方々にお役に立てる講座です。

セミナー講演内容

<得られる知識・技術>
1.ロボットを導入する前にやるべき5つの工場の改善手法について習得する
2.生産性を上げるためのIoTや自動化構想設計の具現化について習得する
3.ロボットの導入に必要なロボットの知識と導入までのプロセスについて習得する
4.ロボットを活用した生産の自動化を行う場合に必要な実践力を演習から習得する

<プログラム>
1.生産方式の基本

 1-1 2本の柱・・・製造現場のムダの排除ともうかる生産方式について
 1-2 ジャストインタイム・・・必要なモノを、必要な時に、必要なだけ造り運ぶが基本
 1-3 自働化・・・自動化と自働化の違い、品質を工程で作り込む仕掛け

2.工場の改善
 2-1 作業標準と作業改善・・・人と機械の作業改善、可動率向上の着眼点のポイント
 2-2 段取り改善・・・外段取り化、シングル段取り化、順次段取り化、段取り替えレス化
 2-3 設備改善・・・JIT生産対応設備、作業の直線化、自動化に向けた着々化の考え方
 2-4 レイアウト改善・・・IO一致の原則とU字配置、一個流し生産、少人化のレイアウト
 2-5 ムダの気づきと職場改善・・・品質・作業・能力・可動率の改善の気づき力向上 

3.IoTを活用した革新的生産性向上
 3-1 生産性向上の取り組み事例・・・超小型複合機の開発と一貫自動化ラインの構築
 3-2 IoTを活用した先進的モノづくり・・・リモートモニタリング、個体管理、傾向管理
 3-3 工場の生産性向上に向けて・・・革新的生産性向上の設備仕様、生産性評価の尺度

4.自動化設備の構想設計ノウハウ
 4-1 加工工程自動化の設計・・・セットアップエンジニアリングの自前化設計で他社を圧倒
 4-2 組立工程自動化の設計・・・モニタリング設計で可動・品質・保守の遠隔監視
 4-3 試験工程自動化の設計・・・コンカレントエンジニアリングの自動化設計が成功の道

5.ロボットによる自動化の検討から導入まで
 5-1 AL鋳造品の鋳造後の自動化実施例・・・自動化の検討からロボット導入までの手順
 5-2 ロボット導入による自動化の事例・・・動画から改善ポイントを検討する
   
6.ロボットの活用状況

 6-1 ロボットの活用の実態・・・生産台数と使用状況について
 6-2 どんなところでロボットを活用するか・・・ロボット導入のポイントについて
 6-3 ロボットを導入する課題と対策・・・協働ロボット・ピッキングロボット・AHC

7.ロボットによる自動化の秘訣
 7-1 ロボットの種類と選定のポイント・・・標準ロボットを走行型にグレードアップ
 7-2 ロボットの役割と自動化のポイント・・・自動化ラインを3Dで俯瞰しムダを排除
 7-3 ロボットの導入台数削減のポイント・・・ロボット動作から適正台数を見極める

8.ロボットを活用した自動化レイアウト設計の演習
 8-1 ロボットの動作シミュレーションから対策を考える
 8-2 最適な自動化レイアウト設計の解説

  □質疑応答□