セミナー 印刷

疲労破断しないねじ・ボルト締結体の
設計実務とゆるみ対策講座
【ライブ配信】

-ボルト計算Excelシート付き-
締め付けトルク決定法と軸力計算,ゆるみメカニズムと対策法,疲労破断しないボルト締結部の設計法,
有限要素法フリーソフトによるボルトの強度計算方法,ボルト破断事例と対策

受講可能な形式:【ライブ配信】のみ
日時 2026年9月30日(水)  10:30~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 49,500円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体45,000円+税4,500円
※サイエンス&テクノロジーが設定しているアカデミー価格対象外のセミナーです。
※サイエンス&テクノロジーが設定しているキャンセル規定対象外のセミナーです。
※ E-mail案内登録価格申込者には主催者のR&D支援センターからも無料でセミナー等の案内をお送り致します。
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円) 
主催(株)R&D支援センター
配布資料・セミナー資料は事前に郵送いたします。
 ※会社以外の場所で受け取りを希望される場合は、申し込みフォームの通信欄にご住所を記入下さい。
 ※資料の無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
オンライン配信・本セミナーは「Zoom」を使ったWEB配信セミナーとなります。
※ リアルタイム視聴のみで録画配信はありません。

【Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順】
1)Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードして下さい。
  ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
2)セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  
Zoom WEBセミナーのはじめかたについてはこちらをご覧ください。
3)開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。
  当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加下さい。
得られる知識・ボルト径とボルト本数を根拠のある数字で決める知識
・疲労破断しないボルト締結部の設計法,
・ボルトの強度区分に合わせた締め付けトルクの決定法と軸力計算
・ねじのゆるみメカニズムへの理解とゆるみ対策
・設計業務で使えるボルト計算Excelシートの活用方法
・有限要素法ソフトによるボルトのモデリング手法
対象ものづくり産業にかかわっている技術者
設計業務にたずさわって2~3年の若手技術者や新人の方

<必要な予備知識>
高校数学(三角関数),Excel操作,機械力学

セミナー講師

RTデザインラボ 代表 高橋 良一 氏
[略歴]
 技術士(機械部門)
 計算力学技術者 上級アナリスト
 米MIT Francis Bitter Magnet Laboratory 元研究員

 構造・熱流体系のCAE専門家と機械設計者の両面を持つエンジニア。約40年間,大手電機メーカーにて医用画像診断装置(MRI装置)の電磁振動・騒音の解析,測定,低減設計,二次電池製造ラインの静音化,液晶パネル製造装置の設計,CTスキャナー用X線発生管の設計,超音波溶接機の振動解析と疲労寿命予測,超電導磁石の電磁振動に対する疲労強度評価,メカトロニクス機器の数値シミュレーションの実用化などに従事。現在RTデザインラボにて,受託CAE解析,設計者解析の導入コンサルティングを手掛けている。

セミナー趣旨

 ボルト径と本数や締結部の設計は,従来設計の踏襲や勘によって決定し,ボルトの締め付けは現場技能者の腕に頼っていたのではないでしょうか。その結果,ボルト破断事故や過剰設計によるコストアップを招いていたように思います。
 本講座では,ねじの力学を解説し,締付けトルクと軸力の関係と締付けトルク決定法を述べます。この際,金属間の摩擦係数が必須で,文献に載っていないオリジナルな摩擦係数測定データを提示します。そして,「単純でかつ明快な」ボルトが疲労破壊しない条件を示し,疲労破壊しない締結部の設計法(ボルト径と本数の決め方)を述べます。ボルトが2本以上ある場合,与えられた数式に数値を代入するだけでは疲労破断の予測には無理があるように考えており,有限要素法フリーソフトを使った疲労破断予測法を紹介します。
 また,ねじのゆるみとボルトの疲労破壊とは密接な関係がありますので,ゆるみの発生メカニズムと対策を解説します。
 ねじ計算Excelシートを添付しますので,設計に活用してください。

セミナー講演内容

1 はじめに:ゆるみと破壊の関係に関する誤解
 ・締付け時のボルトの強度配分

2 ねじのゆるみと対策
 ・ゆるみとボルトの疲労破壊の関係
 ・戻り回転によるゆるみ
 ・ゆるみ防止部品
 ・回転を防止するだけでよいのだろうか
 ・戻り回転によらないゆるみ
 ・ゆるみ対策の基本的な戦略

3 ボルト締め付けトルクと軸力の関係
 ・トルク係数
 ・ねじの力学
 ・ボルト締付けトルクと軸力の関係
 ・らせんねじモデルを用いた有限要素法による解析

4 金属の摩擦係数のオリジナル測定データ
 ・接触圧力と摩擦係数の関係
 ・摩擦係数実測値

5 締め付けトルクの決定方法
 ・締め付け管理の方法
 ・ボルトに発生するミゼス相当応力
 ・JIS B 1083 ねじの締付け通則
 ・弾性締付けによる締め付けトルクの決定方法

6 配布Excelシートを用いたボルト計算

7 ボルトが疲労破壊しない条件
 ・ボルト谷底の応力集中に対する切欠係数β
 ・ボルト谷底の応力集中を考慮した疲労限度の決定方法
 ・3締結体とボルト・ナットの力学 -内力係数-
 ・有限要素法により求めた締付け線図
 ・ボルトが疲労破壊しない条件

8 疲労破壊しない締結部の設計法
 ・ねじ締結体設計に使用する摩擦係数
 ・軸力計算時に使用する摩擦係数の選定と軸力計算

9 ボルトの呼び径、本数、部品形状の決定法
 ・ボルト軸力低下量の見積り
 ・ドイツ規格(VDI2230)による方法
 ・有限要素法(接触要素あり)を用いる方法
 ・簡易的な有限要素法(フリーソフト)を用いる方法
 ・ボルトの呼び径、本数、部品形状の設計例

10 有限要素法ソフトによるボルトのモデリング手法

11 ボルト破断事例と対策
 ・打ち抜きプレス金型固定ボルト
 ・超音波溶接機の振動子ボルト