セミナー 印刷

ライトフィールドカメラ/
ライトフィールドディスプレイの基礎と最新技術動向

■CGやCV、画像処理の他、光学設計、ディスプレイ、カメラでも有用なライトフィールドを学ぶ■

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
 

★ アーカイブ配信のみの受講もOKです。
★ ライトフィールドの基礎理論から、ライトフィールドカメラ・ライトフィールドディスプレイへ!
★ 基礎から最新動向まで丁寧に解説いたします。
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 【Live配信:アーカイブ付き】 2024年6月26日(水)  10:30~16:30
会場 【Live配信:アーカイブ付き】 オンライン配信セミナー  
会場地図
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須​/1名あたり定価半額27,500円)
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価:41,800円/E-mail案内登録価格 39,820円 )

 定価:本体38,000円+税3,800円
 E-mail案内登録価格:本体36,200円+税3,620円
1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
特典■Live受講に加えて、アーカイブでも1週間視聴できます■
【アーカイブの視聴期間】2024年6月27日(木)~7月3日(水)まで
このセミナーはアーカイブ付きです。セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
 ※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
・本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
アーカイブ(見逃し)配信について
・視聴期間は終了翌日から7日間を予定しています。またアーカイブは原則として編集は行いません。
・マイページからZoomの録画視聴用リンクにてご視聴いただきます。
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

セミナー講師

法政大学 情報科学部 教授 / 株式会社RealImage CEO 小池 崇文 氏
【経歴】
1995年 東京工業大学 理学部物理学科 卒業
1997年 東京大学 大学院工学系研究科 修士課程 修了 
同年 (株)日立製作所 入社
2009年 東京大学 大学院情報理工学系研究科 博士課程修了 
2013年 法政大学 情報科学部 教授、実世界指向メディアの研究に従事。
2023年 株式会社RealImage 起業
【講師WebSite】
http://tk-lab.org

セミナー趣旨

 ライトフィールドは、光を電磁場などの物理的な場と同様に捉える考え方であり、かつ、光を記述する関数でもある。一般には、ライトフィールドは、2次元の位置と、2次元の方向の4次元の情報で表さられ、様々な処理や解析を行う。
 1996年にコンピュータグラフィックス分野で本格的に研究が始まったライトフィールドは、当初は、複数枚の画像から新しい画像を生成するイメージベースドレンダリングの一手法という位置付けであった。しかしながら、現在は、多くの研究によりコンピュータグラフィックスやコンピュータビジョン、画像処理だけでなく、光学設計、ディスプレイ、カメラ、他分野でも有用であることがわかってきた。ライトフィールドは理論的な解析も進んできており、今まで以上に幅広い領域に応用が広がりつつある。近い将来、関連分野では必須の知識・技術となると予想される。一方で、ライトフィールドの日本語での解説は少なく、国内では十分な認知がされているとは言いがたい状況である。
 そこで、本セミナーでは、ライトフィールドの基本的な考え方から、記法、理論的背景、解析方法について説明し、続いて、ライトフィールドの主な応用先である、カメラとディスプレイについて最新の研究結果も交えながら解説を行う。

セミナー講演内容

<得られる知識・技術>
 ライトフィールドの全体像、ライトフィールドを取り扱うための理論的基礎、ライトフィールドカメラとライトフィールドディスプレイの原理と研究動向、応用先

<プログラム>
1.ライトフィールドの基礎
 1.1 ライトフィールドとは何か
 1.2 ライトフィールドの背景・歴史
 1.3 ライトフィールドの理論的基礎・特性

2.ライトフィールドの理論
 2.1 光線空間
 2.2 ライトフィールドの定式化
 2.3 ライトフィールドの座標系
 2.4 ライトフィールドのサンプリング理論
 2.5 ライトフィールドの処理

3.ライトフィールドカメラ
 3.1 ライトフィールドカメラの原理

  3.1.1 プレノプティックカメラ
  3.1.2 フォーカスドプレノプティックカメラ
 3.2 ライトフィールドカメラの実装例
  3.2.1 カメラアレイ
  3.2.2 レンズアレイカメラ
 3.3 ライトフィールドカメラの実例
 3.4 ライトフィールドカメラの研究動向
 3.5 ライトフィールドカメラを構成する光学素子

4.ライトフィールドディスプレイ
 4.1 ライトフィールドディスプレイの原理

  4.1.1 標本化方式ディスプレイ
  4.1.2 積層方式 (テンソル) ディスプレイ
 4.2 ライトフィールドディスプレイの実装例
  4.2.1 バリア方式
  4.2.2 レンズアレイ方式
  4.2.3 複数パネル方式
 4.3 ライトフィールドディスプレイの製品化動向
  4.3.1 ライトフィールド関連ベンチャー企業紹介
  4.3.2 製品技術解説
 4.4 ライトフィールドディスプレイの応用
  4.4.1 裸眼3D(立体)ディスプレイ
  4.4.2 ピント調節機能付きライトフィールドディスプレイ
  4.4.3 ヘッドマウントディスプレイへの応用
  4.4.4 メガネ型ディスプレイへの応用
  4.4.5 ヘッドアップディスプレイへの応用
  4.4.6 その他
 4.5 ライトフィールド画像の生成技術

5.ライトフィールドの可能性と今後

  □質疑応答□