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医療・ヘルスケア分野の
「脱炭素化」と新規事業機会

~プラネタリーヘルス・サステナブルヘルスの動きと課題~
~環境対応材料・技術を担う企業の参入戦略~

受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ

医療×環境 その両立は、理想ではなく現実のミッションへ

医療・ヘルスケア分野にも迫る脱炭素化の波──
その潮流の中に、新たな事業機会を見出す環境材料・技術企業のための一講。
日米欧における医療機器に対する環境規制の厳格化をはじめ、医療・ヘルスケア分野の脱炭素化に関わる
最新動向・課題を整理。そして、事例研究も交えながら、参入のための実践的な戦略アプローチをお届けします。

 
【キーワード】脱炭素化、医療ヘルスケア、新規事業機会、環境対応材料、バイオプラスチック、リマニュファクチャリング
、循環経済、サプライチェーン、グリーン調達、デジタルヘルス、ESG、規制対応、市場参入戦略、
ライフサイクルアセスメント (LCA)、環境配慮設計 (DfE)、Scope3排出量、サステナビリティ
日時 2025年9月29日(月)  13:00~17:00 (※時間内に休憩を多めに設ける予定です)
受講料(税込)
各種割引特典
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録価格:本体42,700円+税4,270円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の24,750円)

1名でのお申込みには、お申込みタイミングによって以下の2つ割引価格がございます
早期申込割引価格対象セミナー【1名受講限定】
7月31日までの1名申込み : 受講料 31,900円(E-mail案内登録価格 31,900円)
 定価/E-mail案内登録価格ともに:本体29,000円+税2,900円
  ※1名様で開催月の2ヵ月前の月末までにお申込みの場合、上記特別価格になります。
  ※本ページからのお申込みに限り適用いたします。※他の割引は併用できません。

 
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
8月1日からの1名申込み: 受講料 39,600円(E-Mail案内登録価格 37,840円)
 定価:本体36,000円+税3,600円
 E-Mail案内登録価格:本体34,400円+税3,440円
  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
  ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
  ※他の割引は併用できません。
配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)

セミナー視聴・資料ダウンロードはマイページから
お申し込み後、マイページの「セミナー資料ダウンロード/映像視聴ページ」に
お申込み済みのセミナー一覧が表示されますので、該当セミナーをクリックしてください。
開催日の【2日前】より視聴用リンクと配布用資料のダウンロードリンクが表示されます。

アーカイブ(見逃し)配信について
視聴期間:9月30日(火)PM~10月6日(月)
※アーカイブは原則として編集は行いません
※視聴準備が整い次第、担当から視聴開始のメールご連絡をいたします。
(開催終了後にマイページでご案内するZoomの録画視聴用リンクからご視聴いただきます)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識
・医療・ヘルスケア分野の脱炭素化の全体像と喫緊性
・国内外の規制・政策動向と企業への影響
・環境対応材料・技術の最新イノベーションと応用可能性
・新規事業機会の特定と戦略的参入アプローチ
・持続可能なヘルスケア実現に向けた企業戦略のヒント
 
受講対象
・医療機器メーカー、製薬企業、特に環境対応材料・技術を担うヘルスケア関連サプライヤー企業の経営陣・事業開発担当者

セミナー講師

笹嶋グローバルコンサルティング 代表 笹嶋 政昭 氏
【専門】ウイルス学、免疫学、体外診断向け機器試薬開発
 医療機器企業にて全自動化学発光免疫測定装置開発、冠動脈ステントの臨床開発、大手化学企業にて分子間相互作用解析装置の事業開発とヘルスケア事業再構築にそれぞれ従事。診断薬企業にて研究開発担当取締役。再生医療や産業向け培地事業立ち上げに貢献。現在、笹嶋グローバルコンサルティング代表として、異業種大手企業を中心にヘルスケア事業参入支援を行っている。近年は、医療分野の経験を活かしITヘルスケア分野の参入支援を行っている。

セミナー趣旨

 本セミナーは、地球規模での気候変動対策が喫緊の課題となる中、医療・ヘルスケア分野における「脱炭素化」の最新動向を深く掘り下げる。医療・ヘルスケア分野では“プラネタリーヘルス”や“サステナブル・ヘルス”といった概念も生まれ、脱炭素に向けて動き出している。特に、この変革期が環境対応材料・技術企業にもたらす具体的な新規事業機会に焦点を当て、医療分野への参入を検討する企業が直面する課題と、それを乗り越え成功するための実践的な戦略的アプローチを提供する。持続可能なヘルスケアシステムの構築に貢献し、新たな市場価値を創造するための知見を共有することを目的とする。

セミナー講演内容

1.プラネットヘルスとサステナブルヘルス
 1.1 プラネットヘルス
 1.2 サステナブルヘルス
 1.3 両者の関係性


2.医療・ヘルスケア分野における脱炭素化の現状と動向
 2.1 医療分野のCO₂排出量と気候変動リスク
  2.1.1 排出量と気候変動リスク概要
  2.1.2 CO₂排出源カテゴリと削減ポテンシャル
 2.2 日本および世界の取り組みと規制動向
  2.2.1 日本政府のエネルギー転換目標
  2.2.2 製薬業界の取り組み
  2.2.3 病院・医療機関の省エネ対策
  2.2.4 日米欧における医療機器に対する環境規制の厳格化
  2.2.5 医療機器関連の主要環境規制と対応ポイント
 2.3 デジタルヘルスと脱炭素化
 2.4 プラネットヘルス独自の課題
  2.4.1 技術的課題:医療規制と環境規制の重複・矛盾
  2.4.2 制度的課題:環境配慮と医療性能のトレードオフ


3.新規事業機会:環境対応材料・技術の医療分野への応用
 3.1 環境配慮型材料の進化と市場機会
  3.1.1 概要
  3.1.2 主要な環境対応材料と医療応用例
  3.1.3 環境対応材料にかかる留意点
 3.2 医療分野における環境技術ソリューション
  3.2.1 廃棄物処理・減容化技術
  3.2.2 リマニュファクチャリング(再製造)と循環経済
  3.2.3 省エネ・再生可能エネルギー導入支援
  3.2.4 環境配慮設計(DfE)とライフサイクルアセスメント(LCA)
  3.2.5 デジタル技術を活用した環境負荷管理
 3.3 医療・ヘルスケア市場の全体像と成長性
  3.3.1 市場概要
  3.3.2 医療分野における新規事業機会マッピング


4.環境対応材料・技術企業の医療分野参入戦略
 4.1 参入障壁と克服のポイント
  4.1.1 長期的な研究開発と規制承認プロセス
  4.1.2 高度な技術と専門知識の要求
  4.1.3 競争環境と差別化戦略
 4.2 成功のための戦略的アプローチ(
事例研究も含めて)
  4.2.1 製品の差別化と臨床的優位性の明確化
  4.2.2 規制対応と安全性・品質保証体制の構築
  4.2.3 パートナーシップとエコシステム構築
  4.2.4 グリーン調達とサステナブルサプライチェーンの構築
  4.2.5 ESG評価と企業価値向上


5.まとめと今後の展望
 5.1 今回のセミナーまとめ
 5.2 持続可能なヘルスケア実現に向けた戦略的提言
  5.2.1 戦略的パートナーシップの構築
  5.2.2 環境価値と臨床価値の融合
  5.2.3 ライフサイクル全体での視点
  5.2.4 ESG経営の推進
  5.2.5 政策提言と消費者理解の醸成

  □質疑応答□