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よくわかる
構造用接着接合技術の基礎
および強度試験方法と耐久性の評価方法
~試験片作製ノウハウから最新研究事例まで~
■接着のメカニズムから接着剤の種類等の接着接合の基礎知識■
■接着剤の強度評価のノウハウ、試験片の作製方法、試験データの正確な読み方■
■接着接合の観察分析からトラブル対処法■
本セミナーを都合により中止しました。 3/22 15:00更新
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ
接着接合部の耐久性がどこまでわかっていて、何が課題として残っているのか
構造用の接着接合技術において耐久性、信頼性はどこまで保証できるのか
被着体の表面処理、接合強度試験片、考慮すべき環境負荷、
劣化に及ぼす影響因子、返しひずみ(疲労)による強度低下、水分による強度低下、、、
自動車、航空機、家電、、、構造用接着接合の基礎試験、性耐久性評価のポイント
「わかりやすく」を心がけて、概念的理解から実現象に移して解説します
このセミナーの受付は終了致しました。
日時 | 【Live配信】 2024年3月29日(金) 10:00~16:00 |
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【アーカイブ配信】 2024年4月11日(木) まで受付(視聴期間:4/11~4/24) |
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会場 | 【Live配信】 オンライン配信セミナー |
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【アーカイブ配信】 オンライン配信セミナー |
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受講料(税込)
各種割引特典
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配布資料 | PDFデータ(印刷可・編集不可) ※開催2日前を目安に、S&T会員のマイページよりダウンロード可となります。 ※アーカイブ配信受講の場合は配信開始日からダウンロード可となります。 | |
オンライン配信 | Live配信(Zoom) ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください) アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください) | |
備考 | ※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。 ※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。 | |
得られる知識 | ・接着接合の基礎知識(接着のメカニズムから接着剤の種類) ・接着剤の強度評価のノウハウ,試験片の作製方法,試験データの正確な読み方 ・接着接合の観察分析からトラブル対処法 ・接着接合研究の動向,研究論文をわかりやすく,どんな価値があるのかを解説 | |
対象 | ・構造用接着接合の研究を始めたばかりの方から,ある程度の研究経験を経た方 ・これから接着接合の研究室を準備しようとされる方.これらについての知見を得たいと考えている方 ・接着接合に関する課題をお持ちの方 ・高校の物理化学を履修された方に理解できるように説明します | |
キーワード:接着耐久性,表面処理,界面強度,拡散係数,エネルギー開放率,疲労/クリープ強度,衝撃強度 |
セミナー趣旨
構造用の接着接合技術は決して完成した技術ではありません。急速に普及が進んでいるにもかかわらず耐久性、信頼性を保証する方法はいまだに十分に確立されていません。
本講座では、まず接着接合に関して学ぶべき基本事項(接着メカニズム、接着剤の種類と用途、試験方法と試験機器)を説明します。続いて接着接合部の劣化のメカニズムを説明し、それを正確に評価する方法(試験片の作製,試験方法)を解説します。さらに最新の研究事例を紹介しながら、接着接合部の耐久性がどこまでわかっていて、何が課題として残っているのかについても言及します。また「わかりやすい」に心がけており、なるべく概念的理解から実現象に移して説明します。
接着接合の評価を初めて学ぶ方、これから始める方およびすでに始めているが接着研究がどこまで進んでいるのかを知りたい方にもお聞きいただける内容です。
本講座では、まず接着接合に関して学ぶべき基本事項(接着メカニズム、接着剤の種類と用途、試験方法と試験機器)を説明します。続いて接着接合部の劣化のメカニズムを説明し、それを正確に評価する方法(試験片の作製,試験方法)を解説します。さらに最新の研究事例を紹介しながら、接着接合部の耐久性がどこまでわかっていて、何が課題として残っているのかについても言及します。また「わかりやすい」に心がけており、なるべく概念的理解から実現象に移して説明します。
接着接合の評価を初めて学ぶ方、これから始める方およびすでに始めているが接着研究がどこまで進んでいるのかを知りたい方にもお聞きいただける内容です。
セミナー講演内容
1.なぜ接着接合なのか.
1)接着の普及と構造物軽量化
2)接着の役割(長所と短所)
3)接着の短所の改善例
2.接着剤の種類と特徴
1)「構造用接着剤」とは
2)構造用接着剤の要求される性能
3)代表的接着剤の種類と特徴と用途(エポキシ系ウレタン系アクリル系シリコン系)
3.被着体は表面処理が重要=種類と目的
1)接着のメカニズム(機械的結合,物理的結合,化学的結合)
2)表面処理の種類と目的(表面改質,酸化物異物の除去)
4.接合強度試験片の種類
1)重ね合わせせん断試験片;SLJ(Single Lap Joint) JIS 6850
SLJの引張試験の評価の注意点,データの意味
2)層間破壊じん性試験片;DCB(Double Cantilever Beam) JIS K7086, ASTM D3433
エネルギー開放率G1C測定
破面観察の方法と注意点(顕微鏡,元素分析,構造分析)
3)接着硬化材試験片;Bulk JIS K6878
試験から得られる情報
ポアソン比の体積変化
真ひずみと公称ひずみ,その使い分け
4)T形はく離試験片:T-Peel JIS6854
5)くさび衝撃試験片;IWP(Impact Wedge Peel) JIS K6865
5.強度評価試験に用いる試験片とその目的
【実際の耐久性強度評価】
6.考慮すべき環境負荷,劣化に及ぼす影響因子
1)接着継手は連続体特有の劣化と破壊が発現する
2)破壊の形態3種類
7.環境負荷,力学負荷の種類
8.繰返しひずみ(疲労)による強度低下
1)強度に大きな影響を及ぼす応力比とは
2)疲労線図の読み方,得られる情報
3)周波数の影響,tanδとは.
4)引張強さと疲労強さの関係
9.最も深刻な水分による強度低下
1)接着剤の吸水挙動と強度低下
2)FTIRよる高分子材料の構造分析と強度
3)Open Face LJによる水分劣化加速試験法
4)“吸水~乾燥” 繰り返しの影響
10.DCB試験片を使用した測定
1)き裂進展速度 da/dN の測定とデータの読み方
2)き裂進展速度はパリス則に従う
3)da/dN の種々の測定法
【研究事例】
1)接着界面の水分拡散係数の測定
2)高分子材料(接着硬化材)の広範囲速度依存性(クリープから衝撃まで)
3)繰り返しひずみを受けた重ね合わせ継手の残存強度
4)水分により強度劣化したDCB試験片のエネルギー解放率とき裂進展速度の関係
5)高温強度の正体,なぜ強度は温度に影響をうけるのか.
□質疑応答
1)接着の普及と構造物軽量化
2)接着の役割(長所と短所)
3)接着の短所の改善例
2.接着剤の種類と特徴
1)「構造用接着剤」とは
2)構造用接着剤の要求される性能
3)代表的接着剤の種類と特徴と用途(エポキシ系ウレタン系アクリル系シリコン系)
3.被着体は表面処理が重要=種類と目的
1)接着のメカニズム(機械的結合,物理的結合,化学的結合)
2)表面処理の種類と目的(表面改質,酸化物異物の除去)
4.接合強度試験片の種類
1)重ね合わせせん断試験片;SLJ(Single Lap Joint) JIS 6850
SLJの引張試験の評価の注意点,データの意味
2)層間破壊じん性試験片;DCB(Double Cantilever Beam) JIS K7086, ASTM D3433
エネルギー開放率G1C測定
破面観察の方法と注意点(顕微鏡,元素分析,構造分析)
3)接着硬化材試験片;Bulk JIS K6878
試験から得られる情報
ポアソン比の体積変化
真ひずみと公称ひずみ,その使い分け
4)T形はく離試験片:T-Peel JIS6854
5)くさび衝撃試験片;IWP(Impact Wedge Peel) JIS K6865
5.強度評価試験に用いる試験片とその目的
【実際の耐久性強度評価】
6.考慮すべき環境負荷,劣化に及ぼす影響因子
1)接着継手は連続体特有の劣化と破壊が発現する
2)破壊の形態3種類
7.環境負荷,力学負荷の種類
8.繰返しひずみ(疲労)による強度低下
1)強度に大きな影響を及ぼす応力比とは
2)疲労線図の読み方,得られる情報
3)周波数の影響,tanδとは.
4)引張強さと疲労強さの関係
9.最も深刻な水分による強度低下
1)接着剤の吸水挙動と強度低下
2)FTIRよる高分子材料の構造分析と強度
3)Open Face LJによる水分劣化加速試験法
4)“吸水~乾燥” 繰り返しの影響
10.DCB試験片を使用した測定
1)き裂進展速度 da/dN の測定とデータの読み方
2)き裂進展速度はパリス則に従う
3)da/dN の種々の測定法
【研究事例】
1)接着界面の水分拡散係数の測定
2)高分子材料(接着硬化材)の広範囲速度依存性(クリープから衝撃まで)
3)繰り返しひずみを受けた重ね合わせ継手の残存強度
4)水分により強度劣化したDCB試験片のエネルギー解放率とき裂進展速度の関係
5)高温強度の正体,なぜ強度は温度に影響をうけるのか.
□質疑応答