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ものづくり・問題解決のための機器分析の選択と進め方

~ セオリーと事例・ケーススタディーで学ぶ分析実践力 ~

セミナーの円滑な進行のため、本セミナーの定員は15名までと致します。
受講者が15名に達した段階で申し込み募集を打ち切らせて頂きます。
受講可能な形式:【Live配信】のみ

分析実務の上手なやり方・適切な進め方教えます。本セミナーでは、各種分析手法の解説はもちろん、モノづくりや問題解決のための手法選択から分析の進め方といった分析設計について、基本となるセオリーから豊富な事例やケーススタディーを用いて解説します。
日時 2025年12月5日(金)  10:30~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
55,000円 ( E-Mail案内登録価格 52,250円 ) S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込み: 受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円 )
 定価:本体40,000円+税4,000円
 E-Mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円
  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
  ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
  ※他の割引は併用できません。
特典【セミナー受講特典コンサルティング】 ※ コンサルティング料は受講料とは別になります。

 セミナーを受講して名刺交換等をさせて頂いた方への特典サービスとして、初回限定で特別料金にてコンサルティングをご利用いただけます。セミナーの内容に関する相談はもちろん、依頼条件を満たすものであればご利用いただけます。
  技術コンサルティングには興味があるが利用したことがないので、どのようなものか良くわからず正式依頼に踏み切れない、決裁を取るために一度ディスカッションしたいという方は、是非この機会に、JRLのコンサルティングを御体験ください。限定特典ではありますが、必ず満足のいただける内容でお応えします。

<依頼条件>
・初回1回のみ
・セミナー実施日より3カ月以内に依頼が成立
・費用:内容によらず定額の限定特別料金
配布資料・製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
  ※セミナー資料は開催日の4~5日前にお申し込み時のご住所へ発送致します。
  ※間近でのお申込みの場合、セミナー資料の到着が開催日に間に合わないことがございます。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義の録音・録画・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・まず何から始めれば良いか
・どのような手順で分析を進めていけばよいか
・現象、状況に合わせた分析設計の方法
・事例、ケーススタディーによる実践力
・モノづくりの進め方 ほか
対象・研究開発、モノづくりに携わる方
・品質保証部門の方
・製品トラブル解決に関わる方
・分析部門の方
・上記に関わる管理者の方 ほか
[受講に際しての注意事項]
 大変申し訳ございませんが、講師とご同業(経営・人事研修・技術コンサルタント、またはこれに類する事業を手掛けている等)の方のご参加はお断り申し上げます。

セミナー講師

セミナー趣旨

 研究開発はもちろん、品質保証に関わる製品試験、不具合トラブル解決などありとあらゆるモノづくりの場面で機器分析は必要不可欠です。一部では実験が主役であると考えられているケースも少なくないですが、実験をいくらしても分析ができなければ何も言えません。分析は実験と切っても切り離せないセットのものであり、モノづくりにおいて必要不可欠なものです。
 しかし、現実には個々の分析手法の理解が不足していることはもちろん、それに加えて、分析の進め方、すなわち、分析設計ができていないことがほとんどです。とりあえず、手近にある分析を行う、いつも同じ金太郎飴のような分析評価しかしないというようなことは日常茶飯事です。これでは、真実の姿は何も見えてきません。
 本講では、分析手法の解説はもちろん、モノづくりや問題解決のための手法選択から分析の進め方といった分析設計について、基本となるセオリーから豊富な事例やケーススタディーを用いて、詳細に解説します。

セミナー講演内容

1.イントロダクション
 分析というものについて誤解を解き、改めて正しく理解するためにイントロダクションとして整理します。

 ・分析とは
 ・分析の位置づけ 『悪しき誤解』
 ・実験との関係性
 ・高機能化の弊害の注意点 など
2.分析活用の場面
 分析用いられる様々な場面について分類しつつ、それぞれについて分析をどのように考えてために必要となる特徴、要件などについて解説します。

 ・主なタイプ
 ・品質管理
 ・トラブル対応
 ・開発(R&D) など
3.分析設計
 様々な場面、状況をケーススタディーとして紹介しながら、実際にどのように分析を設計するかについて解説します。
 
4.接着・剥離を例とした実例
 現代社会における基盤技術の一つである接着について、主に接着不良、トラブルの解析を例としてどのように分析設計を行うかについて解説します。

 ・分析設計(分析フロー)
 ・不良要因
 ・問題解決アプローチ例
 ・ファーストアプローチ
 ・対象別候補手法例 など
5.手法選択
 様々なケース、対象物、減少などについて、どのような観点、考え方で手法選択を行うかについて解説します。

 ・材質による選択
 ・場所、領域による選択
 ・情報による選択
 ・分析手法リスト  など
6.代表的分析手法
 研究開発、トラブル解析、問題解決などで用いられることが多い代表的な分析手法について解説します。

 ・赤外分光法
 ・ラマン分光法
 ・X線光電子分光法(XPS,ESCA)
 ・オージェ電子分光法(AES)
 ・二次イオン質量分析法(SIMS)
 ・X線マイクロアナライザ(EPMA)
 ・蛍光X線分析法(XRF)
 ・SEM、TEM
 ・走査型プローブ顕微鏡(SPM) 
 ・クロマトグラフィー
 ・熱分析 など
7.ケーススタディー
 ここまでで解説した分析設計の考え方、分析手法の特徴を踏まえつつ、現実に起こる典型例について分析の進め方について解説します。

 ・ケース1:異物
 ・ケース2:汚染
 ・ケース3:劣化
 ・ケース4:条件検討
 ・ケース5:インライン
8.事例&演習
 実例を用いたケーススタディーとして実際の分析結果を示しながら、一部演習形式で分析を実際に考えることで学ぶを深めます。

 ・露出異物
 ・内部異物1
 ・内部異物2
 ・アルミ上異物(シミ)
 ・塗膜ハジキ(ハイブリッド分析)
 ・混合物分析
 ・表面処理の解析
 ・プロセス評価(経時変化)
9.まとめと質疑