マイクロ波プロセスの基礎と
産業導入における技術課題・トラブル対策
~加熱原理・特性から装置構成・概要・スケールアップ試験まで~
~プロセス高速化や実用化判断に向けて役立つ1講~
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
ケミカルリサイクル、バイオマス再資源化、製鉄反応の高速・低温プロセス化など、多様な材料・化学プロセスで
応用研究・実証が進むマイクロ波プロセスについて、その特徴・魅力・適用可能性を具体例とともに紹介。
さらに、講師が企業との共同研究やコンサルで得た「現場の知見」をもとに、適用時に直面しやすい課題と対策も解説!
熱暴走、ホットスポット、温度分布ムラ、放電など、現場で頻発しやすい技術トラブルの原因と対策を、
加熱工学・電磁気学の視点から分かりやすく整理し、導入判断や実装の前に押さえておくべき
ラボ試験機の比較、コスト試算例、装置構成・スケールアップの考え方、特許の考え方にも触れていきます。
これからマイクロ波加熱の導入を検討する方はもちろん、
既に導入済みで課題解決を図りたい方、加熱炉開発に携わる方まで、幅広く役立つ内容です。
【キーワード】マイクロ波加熱、高温プロセス、化学熱力学、電磁波加熱、
金属、セラミクス、焼結、シミュレーション
| 日時 | 2026年7月16日(木) 10:30~16:30 |
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|---|---|---|---|
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受講料(税込)
各種割引特典
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55,000円
( E-Mail案内登録価格 52,250円 )
S&T会員登録とE-Mail案内登録特典について
定価:本体50,000円+税5,000円
E-Mail案内登録価格:本体47,500円+税4,750円
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E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
1名分無料適用条件
2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須/1名あたり定価半額の27,500円)
1名でのお申込みには、お申込みタイミングによって以下の2つ割引価格がございます
5月31日までの1名申込み : 受講料 35,200円(E-mail案内登録価格 35,200円)
定価/E-mail案内登録価格ともに:本体32,000円+税3,200円※1名様で開催月の2ヵ月前の月末までにお申込みの場合、上記特別価格になります。 ※本ページからのお申込みに限り適用いたします。※他の割引は併用できません。
6月1日からの1名申込み: 受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円)
定価:本体40,000円+税4,000円E-Mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円 ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。 ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。 ※他の割引は併用できません。 |
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| 配布資料 | PDFテキスト(印刷可) ※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。 | ||
| オンライン配信 | ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください) セミナー視聴・資料ダウンロードはマイページから お申し込み後、マイページの「セミナー資料ダウンロード/映像視聴ページ」に お申込み済みのセミナー一覧が表示されますので、該当セミナーをクリックしてください。 開催日の【2日前】より視聴用リンクと配布用資料のダウンロードリンクが表示されます。 アーカイブ(見逃し)配信について 視聴期間:7月17日(金)PM~7月24日(金) ※アーカイブは原則として編集は行いません ※視聴準備が整い次第、担当から視聴開始のメールご連絡をいたします。 (開催終了後にマイページでご案内するZoomの録画視聴用リンクからご視聴いただきます) | ||
| 備考 | ※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。 ※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。 | ||
| 得られる知識 マイクロ波加熱の基礎知識と実問題への対処法、電磁加熱技術の可能性と適用限界 |
| 受講対象 マイクロ波化学の応用を検討している企業の技術者・研究者、マイクロ波加熱技術を自社技術としたい技術者・研究者、加熱や乾燥等の化学工学プロセスの従事者で現課題の克服をしたいと考えている方、焼成・化学反応を高速化することでプロセスコスト削減を図りたい方、高温物質プロセスでの加熱炉開発に携わっている方、マイクロ波加熱炉を設計したい方 |
セミナー講師
2008. 4: 自然科学研究機構 核融合科学研究所 COE研究員
2013. 4: 京都大学 生存圏研究所 特任助教
2014. 4~: 中部大学 工学部・講師
2020. 4~: 中部大学 工学部・准教授
※2014. 8~2015: 2020~2023.4: 電磁波エネルギー応用学会 理事、
※材料・加熱メーカー 技術指導(契約)
※2025.4~: 京都大学 生存圏研究所、先進素材開発解析システム共同利用・共同研究専門委員会・委員
※2017~: 学振 188委員会 幹事
※2017~:日本鉄鋼協会 電磁波プロセシングGr. 主査
※2024~: 理化学研究所 環境資源科学研究センター 客員主幹研究員
【本テーマ関連学協会での活動】
2019~:電磁波エネルギー応用学会 理事、日学振 188委員会 幹事
2018~: IEEE Nagoya Chapter Treasure、
2016~: 電磁波エネルギー応用学会、日本鉄鋼協会 電磁波プロセシングGr. 主査
2013. 4: 京都大学 生存圏研究所 特任助教
2014. 4~: 中部大学 工学部・講師
2020. 4~: 中部大学 工学部・准教授
※2014. 8~2015: 2020~2023.4: 電磁波エネルギー応用学会 理事、
※材料・加熱メーカー 技術指導(契約)
※2025.4~: 京都大学 生存圏研究所、先進素材開発解析システム共同利用・共同研究専門委員会・委員
※2017~: 学振 188委員会 幹事
※2017~:日本鉄鋼協会 電磁波プロセシングGr. 主査
※2024~: 理化学研究所 環境資源科学研究センター 客員主幹研究員
【本テーマ関連学協会での活動】
2019~:電磁波エネルギー応用学会 理事、日学振 188委員会 幹事
2018~: IEEE Nagoya Chapter Treasure、
2016~: 電磁波エネルギー応用学会、日本鉄鋼協会 電磁波プロセシングGr. 主査
セミナー趣旨
本講では、マイクロ波加熱技術の基礎とその工学的応用について、乾燥および化学合成を中心に概観する。マイクロ波プロセスを導入した各種現場でのコンサルティング活動や、企業との共同開発を通じて得られた知見をもとに、プロセスの高速化に不可欠な技術的ノウハウを紹介する。また、材料・化学分野の研究者が初めてマイクロ波加熱を利用する際に必要となる基礎知識をわかりやすく整理し、実際のマイクロ波プロセスで直面する多様な課題を取り上げ、加熱工学および電磁気学の観点からその対策を解説する。さらに、マイクロ波加熱プロセスの実用化を見極めるための判断指標を示すとともに、持続可能な社会の実現に向けた最新の研究例やマイクロ波プロセス構築の具体的な事例を紹介する。
セミナー講演内容
1.マイクロ波加熱の魅力と特徴
1.1 加熱技術としてのマイクロ波
1.1.1 高速加熱
1.1.2 内部加熱
1.1.3 選択加熱
1.2 製鉄反応の高速・低温プロセス化 ~高速加熱の応用例
1.2.1 研究背景 ~問題設定~
1.2.2 マイクロ波製鉄の原理
1.2.3 スケールアップ試験と装置概要
1.2.4 マイクロ波製鉄の課題
1.3 スレート瓦のアスベスト無害化 ~内部加熱の応用例
1.3.1 研究背景 ~問題設定~
1.3.2 マイクロ波によるアスベスト高速無害化法の原理
1.3.3 アスベスト無害化プロセスの改善点
1.3.4 マイクロ波ロータリーキルンと問題点と課題
1.4 エネルギー操作による化学反応制御 ~選択加熱の応用展開へ向けた展望
1.4.1 マイクロ波吸収特性と選択加熱
1.4.2 選択加熱を利用した反応高速化の報告事例
1.5 バイオマスの再生資源化への応用 ~マイクロ波加熱による反応高速化
1.5.1 電磁波に励起された分解反応と分解反応高速化
1.5.2 電磁波加熱における固液各相の温度分布
2.マイクロ波プロセスに関する基礎知識と諸問題への対応
2.1 よくある問題とその概要
2.2 熱暴走によるプロセス不安定性~加熱対象の温度が上がりすぎてしまう、など
2.2.1 ホットスポットと熱暴走
2.2.2 伝熱工学の観点からのホットスポット
2.2.3 ホットスポット対策事例
2.3 マイクロ波によるエネルギー操作設計のアプローチ ~マイクロ波で加熱できない、など
2.3.1 マイクロ波加熱装置の問題
2.3.2 材料吸収特性と傾向
2.3.3 補助加熱とプロセス設計
2.3.4 マイクロ波照射系とるつぼ選定 ~空洞共振器をはじめとした事例
2.4 放電現象 ~放電が生じてしまう、など
2.4.1 プラズマの性質と雰囲気ガス
2.4.2 電離電圧と真空度
2.4.3 雰囲気の改善による対策
2.5 温度分布制御へのアプローチ
2.5.1 電磁制御による温度分布制御
2.5.2 熱制御による温度分布制御
2.5.3 物質移動による温度分布制
2.6 ケミカルリサイクルとマイクロ波加熱
2.6.1 ケミカルリサイクルと産業電化
2.6.2 マイクロ波加熱によるケミカルリサイクルのメリデリ
2.6.3 国内外の研究動向
2.7 様々な問題と対応策の紹介
(事前の質問に対する回答)
3.マイクロ波加熱のプロセス応用
3.1 マイクロ波加熱を検討するための準備
3.1.1 マイクロ波加熱の実用化事例
3.1.2 実用化への判断指標
3.1.3 迅速加熱・内部加熱とプロセス時間
3.1.4 改善例のコスト試算例
3.2 各社が販売するラボ試験機の比較
3.3 マイクロ波加熱炉の組み上げ(ラボ試験)
3.4 半導体発振器とマグネトロン発振器
3.5 特許戦略について
4.マイクロ波加熱による新しい化学反応の報告
4.1 マイクロ波効果
4.2 Dudley-Kappe論争
4.3 新しい化学反応と提案モデル
4.4 マイクロ波加熱工業応用のこれから
□質疑応答□
1.1 加熱技術としてのマイクロ波
1.1.1 高速加熱
1.1.2 内部加熱
1.1.3 選択加熱
1.2 製鉄反応の高速・低温プロセス化 ~高速加熱の応用例
1.2.1 研究背景 ~問題設定~
1.2.2 マイクロ波製鉄の原理
1.2.3 スケールアップ試験と装置概要
1.2.4 マイクロ波製鉄の課題
1.3 スレート瓦のアスベスト無害化 ~内部加熱の応用例
1.3.1 研究背景 ~問題設定~
1.3.2 マイクロ波によるアスベスト高速無害化法の原理
1.3.3 アスベスト無害化プロセスの改善点
1.3.4 マイクロ波ロータリーキルンと問題点と課題
1.4 エネルギー操作による化学反応制御 ~選択加熱の応用展開へ向けた展望
1.4.1 マイクロ波吸収特性と選択加熱
1.4.2 選択加熱を利用した反応高速化の報告事例
1.5 バイオマスの再生資源化への応用 ~マイクロ波加熱による反応高速化
1.5.1 電磁波に励起された分解反応と分解反応高速化
1.5.2 電磁波加熱における固液各相の温度分布
2.マイクロ波プロセスに関する基礎知識と諸問題への対応
2.1 よくある問題とその概要
2.2 熱暴走によるプロセス不安定性~加熱対象の温度が上がりすぎてしまう、など
2.2.1 ホットスポットと熱暴走
2.2.2 伝熱工学の観点からのホットスポット
2.2.3 ホットスポット対策事例
2.3 マイクロ波によるエネルギー操作設計のアプローチ ~マイクロ波で加熱できない、など
2.3.1 マイクロ波加熱装置の問題
2.3.2 材料吸収特性と傾向
2.3.3 補助加熱とプロセス設計
2.3.4 マイクロ波照射系とるつぼ選定 ~空洞共振器をはじめとした事例
2.4 放電現象 ~放電が生じてしまう、など
2.4.1 プラズマの性質と雰囲気ガス
2.4.2 電離電圧と真空度
2.4.3 雰囲気の改善による対策
2.5 温度分布制御へのアプローチ
2.5.1 電磁制御による温度分布制御
2.5.2 熱制御による温度分布制御
2.5.3 物質移動による温度分布制
2.6 ケミカルリサイクルとマイクロ波加熱
2.6.1 ケミカルリサイクルと産業電化
2.6.2 マイクロ波加熱によるケミカルリサイクルのメリデリ
2.6.3 国内外の研究動向
2.7 様々な問題と対応策の紹介
(事前の質問に対する回答)
3.マイクロ波加熱のプロセス応用
3.1 マイクロ波加熱を検討するための準備
3.1.1 マイクロ波加熱の実用化事例
3.1.2 実用化への判断指標
3.1.3 迅速加熱・内部加熱とプロセス時間
3.1.4 改善例のコスト試算例
3.2 各社が販売するラボ試験機の比較
3.3 マイクロ波加熱炉の組み上げ(ラボ試験)
3.4 半導体発振器とマグネトロン発振器
3.5 特許戦略について
4.マイクロ波加熱による新しい化学反応の報告
4.1 マイクロ波効果
4.2 Dudley-Kappe論争
4.3 新しい化学反応と提案モデル
4.4 マイクロ波加熱工業応用のこれから
□質疑応答□
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