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次世代低GWP混合冷媒の最新動向と評価方法・応用

国際規格・規制動向から、熱物性と計算方法、蒸発・凝縮伝熱特性とその評価、
伝熱劣化対策、熱交換器・システムの最適設計まで

受講可能な形式:【ライブ配信(見逃し配信付)】のみ
 カーボンニュートラル応援キャンペーン対象セミナー【3名以上のお申込みでさらにお得】 
・低GWP冷媒・混合冷媒に関する最新の国際規格・規制動向、低GWP混合冷媒の候補と動向
・混合冷媒の熱物性と計算手法、温度勾配のメカニズム、混合による熱物性の変化
・蒸発伝熱特性・凝縮伝熱特性とその評価手法、混合冷媒特有の伝熱劣化メカニズムとその対策
・熱交換器の設計ポイント、ヒートポンプシステムの性能評価と最適化
・将来展望(自然冷媒との混合や新規冷媒の可能性)
など、動向から、基礎、評価方法、応用、最新の研究成果までをを詳しく解説します。
日時 2026年3月24日(火)  13:00~16:30
受講料(税込)
各種割引特典
定価:本体45,000円+税4,500円
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料 1名分無料適用条件
2名で49,500円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額24,750円)
カーボンニュートラル応援キャンペーン対象セミナー【3名以上のお申込みでさらにお得】
3名以上のお申込みで1名あたり:受講料 22,000円
 本体20,000円+税2,000円(1名あたり)
  ※受講者全員のE-Mail案内登録が必須です。
  ※お申込みフォームで【カーボンニュートラル応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
  ※本ページからのお申込みに限り適用いたします。他の割引は併用できません。
 
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合: 受講料 39,600円(E-Mail案内登録価格 37,840円)
 定価:本体36,000円+税3,600円
 E-Mail案内登録価格:本体34,400円+税3,440円
  ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
  ※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。
  ※他の割引は併用できません。
 
■■■受講人数ごとのお申込み例■■■
1名で受講の場合:37,840円(税込) ※テレワーク応援キャンペーン/E-mail案内登録の場合
2名で受講の場合:49,500円(税込) ※2名同時申込みで1名分無料:1名あたり24,750円(税込)
3名で受講の場合:66,000円(税込) ※カーボンニュートラル応援キャンペーン:1名あたり22,000円(税込)
4名で受講の場合:88,000円(税込) ※カーボンニュートラル応援キャンペーン:1名あたり22,000円(税込)
5名で受講の場合:110,000円(税込) ※カーボンニュートラル応援キャンペーン:1名あたり22,000円(税込)
特典■ライブ受講に加えて、見逃し配信でも1週間視聴できます■
【見逃し配信の視聴期間】2026年3月25日(水)~3月31日(火)まで
※このセミナーは見逃し配信付きです。セミナー終了後も繰り返しの視聴学習が可能です。
※ライブ配信を欠席し見逃し視聴のみの受講も可能です。
※動画は未編集のものになります。
※視聴ページは、開催翌営業日の午前中には、マイページにリンクを設定する予定です。
配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
オンライン配信ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
備考※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
得られる知識・低GWP冷媒・混合冷媒に関する最新の国際規格と規制状況
・混合冷媒の熱物性と計算手法(温度勾配の考慮方法)
・蒸発器・凝縮器における混合冷媒特有の伝熱劣化メカニズムとその対策
・マイクロチャネルや高性能伝熱管を用いた熱交換器の設計ポイント
・システム全体のエネルギー効率を最大化するためのサイクル最適化手法
対象・空調機、冷蔵・冷凍機、給湯器メーカーの設計・開発エンジニア
・自動車、化学、重工など熱マネジメントシステムに関わる技術者
・新規冷媒・混合冷媒の開発・評価に携わる研究者
・伝熱工学の基礎を再確認し、最新の低GWP技術への応用を学びたい方
※予備知識として、大学卒業程度の工業熱力学・伝熱工学の基礎知識があると理解がより深まりますが、数式だけでなく物理的イメージを重視して解説します。

セミナー講師

福井大学 教授 博士(工学) 党 超鋲 氏
専門:熱工学、環境工学
2003年 東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻 博士(工学)
2003年4月 産業技術総合研究所特別研究員 エネルギー利用研究部門
2005年4月 東京大学講師・准教授 大学院新領域創成科学研究科環境学専攻
2011年7月- 2011年10月 University of Illinois at Urbana-Champaign,訪問学者
2021年4月 福井大学准教授・教授 工学系研究科
日本機械学会 フェロー
2021年~ 世界トップ2%の科学者
HP:https://mech.u-fukui.ac.jp/~dang/dang.html

セミナー趣旨

 地球温暖化対策(キガリ改正)に伴い、HFC冷媒からHFO冷媒をはじめとする低GWP(地球温暖化係数)冷媒への転換が急務となっています。しかし、単一の低GWP冷媒では燃焼性や能力不足といった課題があり、複数の冷媒を混合することで課題を解決する「混合冷媒」の活用が不可欠です。
 本セミナーでは、混合冷媒、特に非共沸混合冷媒特有の「温度勾配(温度グライド)」が伝熱特性やシステム性能に与える影響について、熱力学的な基礎から最新の研究成果までを詳説します。講師が長年取り組んできたマイクロチャネル内での流動沸騰・凝縮伝熱の評価手法や、混合冷媒を用いたヒートポンプシステムの最適設計指針について、図解を交えて解説します。

セミナー講演内容

1.地球温暖化対策と冷媒転換の世界的潮流
 1.1 キガリ改正と国内外の冷媒規制動向
 1.2 HFO冷媒の特性と混合冷媒の必要性
 1.3 低GWP混合冷媒(R1234yf, R1234ze, R32等)の候補と動向
 
2.混合冷媒の熱力学的基礎
 2.1 共沸・近共沸・非共沸混合冷媒の定義
 2.2 状態図(P-h線図、T-s線図)の読み方と注意点
 2.3 温度勾配(温度グライド)のメカニズム
 2.4 混合による熱物性(粘性、熱伝導率、表面張力)の変化
 
3. 混合冷媒の蒸発(流動沸騰)伝熱特性
 3.1 混合冷媒における物質移動抵抗の影響
 3.2 局所熱伝達率の測定手法と評価基準
 3.3 平滑管および内面溝付管内での沸騰挙動
 3.4 マイクロチャネル内での流動様式と伝熱劣化の抑制
 3.5 既存の伝熱相関式の適用限界と修正モデル
 
4.混合冷媒の凝縮伝熱特性
 4.1 凝縮行程における温度勾配の影響
 4.2 剪断力と重力が支配する領域の伝熱評価
 4.3 不凝縮ガスの混入が与える影響とその対策
 
5.混合冷媒を用いた熱交換器の設計・最適化
 5.1 温度勾配を利用したローレンツサイクルの概念
 5.2 冷媒と熱媒体(水・空気)の温度プロファイルの整合(マッチング)
 5.3 対向流・並行流・直交流による性能差の比較
 5.4 圧力損失と伝熱促進のトレードオフ評価
 
6.システム性能評価と今後の展望
 6.1 サイクルシミュレーションによるCOP予測
 6.2 混合比率の変化がシステムに与える影響(組成変化問題)
 6.3 次世代冷媒に向けた冷凍機油、シール材料との相性
 6.4 将来の展望:自然冷媒との混合や新規冷媒の可能性

 □質疑応答□